おつかれ〜！

サザンのログに書き込むのも凄い久し振りです。
って、こっちは「その他のログ」だよって！？
まだまだ終わってはいませんが、研究の方も先日の国際学会を終え一応一段落したところで、またパラオ内外の海情報の発信を再開したいと思います。

で、再開第一段としてまずはパラオ！！
と．．．、行こうと思ったのですがチョット出し惜しみして、先日国際学会で行った時、ついでに共生ハゼの調査のために潜った台湾の海情報をお伝えしたいと思います。

調査に行った場所は南湾という台湾の南部にある海水浴場で、日本で言うと伊豆の白浜みたいな感じの所です。
週末はそれこそイモ洗い状態の上にマリンジェットがぐわんぐわん走っていてとても危険でダイビング所ではありません。
そんな訳で、ここでの一本目はいきなりナイトダイビングでした。
色々な生物を発見したのですが、まずはおいらの好きなイカタコ♪
コブシメの幼体も結構確認したのですがヒットはこいつ。
ヒメダンゴイカ Sepiola parva と言う小さなイカです。
体長は１２ｍｍくらいで、豆粒のようなサイズ。
砂地の上を低空飛行していました。
一丁前に墨を吐き出し、何度か見失いそうになりましたが、ナントカ写真はゲット。
砂に潜ろうとはするのですが中途半端なんですよね．．．（＾＾；）
日本の東北の海で見られるミミイカは自分で砂をかけたりするのですが、こいつはもぞもぞするだけ。
でも仕草は非常に可愛い♪
パラオでもこれらしきイカは確認されているのですが、まだ撮影には至っていないんですよね〜
ジャーマンかゲロンインあたりでナイトでもすれば．．．とは思いますがなかなかね。
近い内にゴビパラあたりで探してみましょう。

でも、「調査で行ったのにナイト？」って思った貴方は正しい！
そう、一般にハゼは夜間は巣穴の中なので．．．（＾＾；）ゞ