酷評せざるをえない回もあるわけで。 それだけそのドラマにはまっているという証拠ですね。 「どーでもいい」ドラマについては書く気も起きないわけで。考えてみると、恋愛と似ているかも。愛していた相手に失望した時のショックと怒り。連ドラで、全ての回の出来が満足できるのもありえないわけですが。まぁこの「T&D」は「高座の落語」「落語ドラマ」「現代ドラマ」と三重構造なだけに、通常枠の時間内で収めることがそもそも無謀とも言える。それだけにどこか端折る必要が出てくるわけですが、落語が初めての人にとっては「説明不足」の部分もあるでしょう。勘違いはやむをえないのかも。でもクドカン以外の誰がこんなドラマ考えるだろうか?無謀な試みに挑むその心意気に拍手です。他の脚本家さんたち、辺り障りの無い、何回も使い古しの、そしてつまらないドラマ書くよりも、こういう破綻してもいいから、もっと冒険をして欲しいものです。そういう意味では落語はネタの宝庫です。著作権も関係無いしね。三谷氏が古畑で使ってましたっけ(確か染五郎君出演の「若様の犯罪」だったっけ)。今までの回では「厩火事」が好きですね。あの夫婦漫才には泣かされた。
2005年06月14日 (火) 17時23分
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