色々書くと長くなるのでw 国際法的にはどうなんだ、とか領土的にはどうなんだ、とか言う問題はwikiに任せておきますw つか、そんなの彼らに関係ないしねw いくつか要因が考えられるけど、ひとつだけ書いとくねw
一つは戦後戦略のお話w ウチは結婚するときに、牧師から「結婚とは”最早独身ではない”ということだ」という説教を頂きましたが、1952年、米軍統治が終わって1956年に「最早戦後ではない」と自ら宣言する時代になったんだw
今の奥さんが元カノの親友で、未だに元カノが奥さんを訪ねて足繁く自宅にやってくるというヴェスにはよくわかるお話だと思うんだけど、結婚するにあたって、大事な事と言えば、やっぱり女性関係や過去の清算なんだよねw
同じ敗戦国のドイツなんかは対戦国や迷惑をかけた国々が地続きの隣接国が多かった事、また「アレは確かに我がドイツがやった事だが、ヒドいのはナチ、およびその親衛隊どもがやった事だ」というのがあって、元対戦国と共同で自分たちの過ちを検証し、過去を清算したんだ。 けれど、日本は「何かあったらアメリカが守ってくれる」という依存心と「言われたくない事や見たくない事まで洗いざらいにされるし、針小棒大に言われるに違いない」という被害者意識の元、国家的プロジェクトとしての検証作業が行われなかったんだw
そのため、ゴーマニズム史観から自虐史観、など遂に見解の統一ができず、未だに「周辺の国々に迷惑をおかけし・・・」などの抽象的な表現にとどまっていたり、学校で”わざと”教えない、教育しないようにしてたりするんだ。 では、周辺の国々や元対戦国もそうなのかと言えば、もちろんそうじゃないw
日本だってやった事に対しては「周辺の国々にご迷惑をおかけし・・・」の抽象発言だけど、いざ自分がやられた原爆に関しては「かかる残虐な行為が他にあるでしょうか」的な具体的教育、発言に熱心になってますw
人間、誰だって「やられた事はいつまでも忘れず、やってきた過ちは”若さ故の過ち”」にしたいと思っちゃうものw それはどこの国、人種でも同じことなんですw ましてや、アメリカという親分がいる事を良い事に、そのあたりの責任に目をつむり、一心不乱に金稼ぎに必死になってきた日本を、いったいどうやって尊敬できるんでしょうw
ヴェスの言うODAも、「もうそろそろ過去の事は良いじゃないですか」 「んじゃ、ODA支払ってくれたらあんまりうるさく言うのは勘弁してやろう」 とか 「尖閣諸島の問題でうるさく言うのは今のところ手加減しておいてやろう」 とかいうて”お互いに”先延ばしするためのネタに使われてきたんだよw 勿論「んじゃ、それで無かった事にしてやろう」なんて言うわけ無いんだから、良いように”させずボッタクリ外交”されてた、と言うわけw 三国志Vの董卓陣営みたいな感じだね。 およそ、見たくない事柄から目を背け、臭いものには蓋をして見なかった事、知らなかった事にし続けてきたツケがいま、回ってきてるんだね。
自分が目をつむって、見えない事にしてると相手もそう思ってると信じてたみたいだけど、そんなはず無いよねw
中国は今の状況を虎視眈々と、前後ずっと待ち続けてた、またそう仕向けるように必死に戦略を描き、それに沿って行動してきた、ということw 日本に意趣返しをし、かつて日本がそうしてきたように、今度は中国が日本を踏み台や食い物にするために。
冷戦当時、日本とアメリカは防共の縦、緊迫する台中関係、不透明な朝鮮半島と戦略的にも非常に重要なパートナーだったんだwもちろん、マーケットとしてもねw
日本は安保を結んでいる限り、その関係は永続するものだと考えてたんだwつまり、アジアよりアメリカの顔色さえうかがっていればすべての問題は解決する。なのでいかなる代償を払ってもアメリカの機嫌を損ねてはならないと腐心してきたんだw
まぁ、強国に挟まれてパワーバランスに腐心する小国ならともかく、あんまりほめられたやり方ではないかもw 「苦労して自立、自主するより、アメリカに頼ってる限り責任とってケツを拭いてくれるんだからいいじゃないか」的方針ですw
でも、時間が経って冷戦が崩壊し、アジア情勢が安定してくると、アメリカも中国に資本投下し、またより巨大なマーケットとして中国の成長に力を入れると話は変わってきたんだw でも、日本の政治家は「見ないふり、知らんふり」ま結果、今回、いったい「頼れる親分」であるはずのアメリカはいったい何をしてくれたでしょw もちろん、中国の努力もあるけど、アメリカの本音としては「もう日本いらんwこれからは中国がパートナー」なんでしょうねw アジアの安定、ことに半島への影響力、マーケットとしてのうまみ、技術力、軍事力、資本投下した金額、また資源力、どれをとっても日本より上ですし、中国としてもアメリカはやはり大国、おつきあいするに申し分のない相手、ということw
ドイツとソ連で勝手に話を決められるポーランド的ピエロになりつつある、ということですw
たぶん、中国は今回のようなチャンスをずっと待ってたんだろうねwひょっとして、わざとやったのかもしれないw 国家の戦略として国家成長は勿論、国土拡張も長い間国家の戦略として研究されてきたんだと思う。 「こっちがこう出れば、向こうはどう出るかな?」という研究をw
いったい、官の”戦略研究室”はいったい何をしてたんだろうw役所を一つ増やしただけか?それとも、「国家戦略」というものを理解してなかったんだろうかw
まぁ、戦後「平和主義」「軍事アレルギー」の名の下、その手の教育を一切してこなかったんだから仕方ないかもw
まぁ、これで日本が自主性無く、かつ恐喝にたやすく屈する国と世界にさらしてしまったんだねw 「船長無罪釈放」という”事実”さえ作っちゃえばあとはもう中国の思いのままだろうねw 竹島も似たような運命かな・・・
さて、 思いの外長文になっちゃったw 重複や乱文が目につくけど、めんどくさいからこのままうpしちゃいますw だいたい、ヴェスの納得のいくレベルのお話は書けたかな?
2010年09月28日 (火) 22時28分
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[989] 投稿者:ヴェストファーレン -
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今の奥さんが元カノの親友で、未だに元カノが奥さんを訪ねて足繁く自宅にやってくるというヴェスにはよくわかるお話だと思うんだけど、結婚するにあたって、大事な事と言えば、やっぱり女性関係や過去の清算なんだよねw ↑この例えいる?w
国民の財産と主権と生命を守れない政府は不必要だよね〜
1930年代から資源を求めて戦して敗北しこんな腰抜け国家・国民になってしまったのに日本の領海内の尖閣の海の底に石油や天然ガスがあるなんて皮肉としか言いようがないね〜
ともあれ石垣島の漁師たちにとってはえらい迷惑だわな
2010年09月29日 (水) 21時54分
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