東南アジアに旅行しておりましたので、数日前に海外の日本語ニュースで知ったのですが、本当にこのニュースはマジで感激いたしました。

優勝した駒大苫小牧高校は、今年からホームエリアになったファイターズの地元、北海道。
一方、準優勝した済美高校は明治時代に早くも、夏目漱石が野球をしたという[日本古来からの野球伝説]を持つ愛媛県。

昨今、経営者や管理者、時には選手までもが大きな不始末を起こして、
日毎に世間の関心を殺いでいる野球界ですが、
日頃の他のことを一切忘れて、グラウンドで一心にボールに向かってプレイする選手達には、何が周りに起ころうとも必ず光り輝く時が訪れます。

オリンピックでも残念な銅メダルに終わってしまった日本野球ですが、
甲子園決勝での撃ち合いなど、誰が見ても[魂あふれるプレイ]を、プロ・アマともにこれからも沢山、見せられますように、願います。

…冥土の鈴木貴久さん、心から微笑んでるだろうな。

鈴木貴久さん。もう少し長く生きておられれば、故郷へ深紅の大優勝旗が渡る瞬間を見られたのに・・・。と思う反面、自分がいた球団が消滅するという衝撃のニュースを知らなかったのはよかったかも、とも思います。

プロ野球界がどうなろうとも、来年の春、そして夏は来ます。
高校球児の皆様。栄冠は君に輝くのです。