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「LOVEマシーン」は日本経済の応援歌? 日経新聞


8人組の女性アイドルグループ、「モーニング娘。」が歌う「LOVE(ラブ)マシーン」が売れ続けている。9月の発売以来、シングルCDの売り上げではずっと10位以内の順位で推移しており、早くも今年の「ナンバーワン忘年会ソング」との呼び声も高い。このヒット、背景を探ってみると日本の景気回復との浅からぬ関係が見えてくる。
 
音楽情報誌を発行するオリコン(東京・港)の調べではすでにシングルCDの売り上げが百二十万枚を突破。九月九日の発売直後から三週連続で一位を記録、その後も十一週連続でトップテン圏内に位置する。
 
CDだけではない。十月中旬に発売した音楽ビデオ「ザ・ビデオLOVEマシーン」も好調だ。オリコン調べでは、カラオケのリクエストでも七週連続で一位。


 人気の秘密はどこにあるのか。

 「調子がいいから、つい口ずさんでしまう歌」と、都内在住のOL(30)は話す。曲調も歌詞も、とにかく威勢がいい。テンポの速いユーロビートのリズムに加え、歌のところどころに「フウ、フウ」と挟まれる合いの手が雰囲気を盛り上げる。ひたむきさや誠実さをテーマにした歌ばかりが流行する中で、この歌は珍しく「イケイケ系」だ。
 
「曲全体に懐かしさがある。バブル全盛期の、お立ち台付きの大型ディスコを思い起こさせる」と話す別のOL(30)は、「モーニング娘。」の出演した歌番組をビデオに録画して、忘年会の隠し芸用に振り付けを練習しているほど。どうやら歌い手と同世代の十代―二十代だけでなく、十年前のバブル期を懐かしむ三十代以上の男女にも受けていることも、この曲の強さだと言えそうだ。
 

 ただ、ミリオンセラーにまで到達したのは「単に懐かしさだけで売れているのではない」という見方がある。さくら証券チーフエコノミストの宅森昭吉氏は「この歌のヒットは、日本の景気回復の動きと連動しているんです」と、大胆に推察する。「悪い悪いと言われていた日本の景気が、ようやく上向いてきた気配がある。それを感じているから、こうした元気のいい歌が好まれ始めたのではないか」宅森氏は昨年末の景況感と比較して解説する。例えば昨年末、NHKの朝の連続ドラマのテーマソングにもなったウルフルズの「あそぼう」。元気な歌だったが結局、紅白歌合戦には選ばれなかった。「去年の暮れは貸し渋りなど金融不安の真っただ中で、世間も『元気な歌など歌っていられるか』という雰囲気だったからだ」(宅森氏)
 
今年末はそれが少し違ってきている、と宅森氏は続ける。「何となく、世の中にも明るい見通しが出てきた。だから『日本の未来は/世界がうらやむ』なんていう歌詞を、平気で歌える気分になったんです」
 
参考までに、オリコン調べによるシングルCDの売り上げ順位と、「月例経済報告」など政府・日銀の景気判断に関する発表とを連動させたグラフを見て欲しい。景気が改善しつつあると読み取れる判断や指標が発表されると、CDの売れ行きは前週と変わらず、もしくは上昇の傾向を示している。
 
これは偶然だとしても、「LOVEマシーン」のヒットが景気回復に向けたいい雰囲気を作り出しているのだとすれば、明るい材料であることは間違いない。少なくとも今年の暮れは、歌詞にあるように「みんなも社長さんも」楽しく踊れるような、にぎやかな忘年会を開きたいものである。
掲載日:99/12/04


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