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地籍面積計算簿について |
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ニシオ
(253)投稿日:2021年10月20日 (水) 09時14分
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トッポ話読ませていただき大変勉強になります。 私は札幌で測量会社に勤めています。 用地測量はケースバイケースで大変難しいです。 ところで、先日道内の役場で地籍測量時の面積計算簿を閲覧しました。 昭和59年地籍測量完了 面積計算は、座標法で行っています。 面積計算簿333.9486150u 【公簿面積と異なります】 公簿面積 334.50u と計算面積と公簿面積が異なっています。 どうして違うのか、役場の職員にお聞きしたが、わかりません。 当然かと思われます。もう40年前のことですから。 私が想像するには、一筆地の実測を行い図面作成の際、図面は規格版であり面積が確定されているが、その図面に一筆地の面積を合計すると誤差が発生し、その誤差を各一筆地に調整されたのでしょうか? 私の想定は間違いでしょうか? 教えてください。 宜しくお願いいたします。
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□面積測定について/迷惑おっさん
(254)投稿日 : 2021年10月24日 (日) 18時24分
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お世話になります。地籍測量の方式が数値法であれば図郭の右上の見出図甲3N、乙1N等の記入があると思います。図解法ならNの記載が無いと思います。数値法であれば、面積計算書と登記地積は、一致すると思うにですが 図解法による測量方式なら、図上座標法がありました。地籍図原図上において、デジタイザー(2次元座標読取機)等で求積区域の外周の屈曲点の座標値を用いて倍横距法又は座標法により面積を求める方法。 測定、計算及び調整として、 別表第29条(1)図上座標法 1 各筆界点等については、2回以上の測定を行い、その測定値の較差が0.2oいないであれば、その平均値を測定座標値とすること。 2 測定座標値を用いて計算した各筆の面積の合計と図郭の区域の面積との閉合差が別表第30の制限値以内であれば、図郭線の4隅の測定座標値が所定の座標値となるように各筆界点の測定座標値を調整して、それらを決定座標値とすること。 3 決定座標値を用いて各筆の面積を計算すること。となっています。 (地籍測量の手引 三訂版 社団法人 全国国土調査協会より抜粋) 面積計算書が昭和59年に作成されたものか、役場のほうでデータベース化するために新たに読み取ったものか。333.94uと334.50uで差が0.56uであるので甲1の制限内です。すみませんがこのくらいしかわかりません。よろしくお願いいたします。 |