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[4166]おなまえ:Basis
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タイトルは冬期講習真っ盛りの気分を一つ。 意外なところが発祥の企画って結構あるもんですね。
まあ、当然ラノベは一般文書とはそもそも香りがまったく違いますからね。センター試験なんかで見られる本当に詩的な表現とかがラノべではごく稀にしか見られませんから。 『キャラクターの行動趣旨が…』というのは、「ある事件が起きて、それに主人公が関係者の一人としている」というよりも「主人公が何かをしたいために行動し、それによって事件が起こる」という解釈で間違っていないでしょうか?
「空の境界」は確か、もともとネット上で公開されていた文章でしたか。まあ、式という人間は主人公でありながらかつ完全に明確にはならないキャラですし、叙情的な雰囲気はラノベらしくないですが文章を見ると純文学らしくもない…といったところでしょうか。西尾維新さんというと「化物語」系ですか。読んだことはありませんが、確かにラノベ界は西尾さん無しには語れないだろうなという感触はありますね。
起承転結…ですか。なるほど、実に久しぶりに聞いた言葉です。久しぶり、ということはそれを意識していなかったということですから、根本的な問題が私にあったということでしょうね。その弊害なのか、おっしゃられたことがなかなかイメージしにくいですね…。いえ、もちろんこちらの技量不足のせいなのですが。 要するに、承においては転結の為の伏線を張るために「伏線を張るためのエピソード」のみを書いていくということでしょうか…?ふむ、理解力が足りない。 となると、例えば「とある魔術」シリーズ全体では起を置いておくと今までの話が全て【承】で収まってしまうという解釈になりますが…。
キャラクターの起承転結は何となくですが理解しました。シナリオ時系列ではなく、キャラ1人1人に焦点を当てた上でいつ心境の変化が起きるかなどを個別に考えていくといったところでしょうか?
淡白…まあ、そうでしょうね。ショックではありますがそれは間違いないと思います。淡々と進みすぎて読者が小説世界と壁を感じてしまう文章になってしまっているんでしょう…。こういうのを思うたび、自分の表現力の無さとか文才の無さを痛感させられます。 いくら小説世界の住人たちの心理をガラス張りのように見えやすく描写したとしても、あくまでも両者の間にはガラスの壁が出来てしまう。恐らくそういうのが私の文章の本質なのでしょう…すいません、少しばかり愚痴になりました。
センター試験に出るような、独特の情緒溢れる物語をいつかは書いてみたいものです。実力がはるか及ばないとはいえ、目標を抱いても罰は当たらないでしょうから…。
では失礼します。
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2009年12月26日 (土) 04時25分
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