投稿日:2011年03月15日 (火) 21時24分
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東北大震災の影響は、電力不足という形に現れ、節電が義務になっています。 オペラや音楽関係のイベントも軒並み中止です。 本日は、新国立劇場に「マノン・レスコー」を聴きに行く予定でしたが、公演中止でキャンセル。 18日の東京フィルのコンサートも中止の模様。 こういう状況で仕方がないですが、残念です。
被災地の方々の苦渋は分かりますし、この電力状況で音楽どころではない、というのも理解できますが、娯楽を楽しむことにあまり気にせずに済む日常が一日でも早く戻ってきてほしいと思います。
ちなみに宮城県の状況は随分わかってきました。 気仙沼で開業医をしているM君は、病院の1階が津波で水浸しになり、車や本が随分だめになったようですが、彼は、入院患者や看護師さんとともに、病院の3階、4階で治療を続けているようです。
一方、仙台の荒浜に住む友人H君は、津波で家が流され、ご子息が行方不明だそうです。ご本人は仕事に出ていて無事だったたようですが。
こういう具体的に顔が見える人たちの被災を聴くと、本当にやりきれない思いです。
でも、復興に向けて頑張っている方も多い。そこは期待が持てます。
でもだからこそ、楽しみもあっていいのだろうとも思います。 私は高校野球に全く興味が無いのですが、今年の選抜が、今回の地震を理由に中止にならないことを切に望みます。
また、音楽が素直に楽しめる日常の日々が来ることを待っています。 |
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