投稿日:2010年12月08日 (水) 00時44分
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私も日曜日の公演を観ました。渋谷のビルが建て込んでいるところにできた新しいホールで、地図で見ただけでは、想像がつきませんでしたけれど、プラネタリウムなどもある区の施設なのですね。ホールもバロック・オペラをやるには適当な広さのようです。ホワイエが狭いのは場所がら仕方がないことと思いますが。 古楽器のオーケストラが魅力的でしたね。ピット内はあまり見えない席でしたから、どんな楽器で演奏しているのか見たかったです。特にドルツィアン、コルネット、サクバット、セルパンなど。指揮者の正面あたりにバロックハープが配され、チェンバロとこのハープが中心となって音楽を作っていたように感じました。舞台もシンプルな装置でありながら、照明や映像で夢のあるものになっていたと思いました。どくたーでさえ、「登場人物の関係がなかなか頭に入ってこない」とおっしゃるのですから、私が混乱するのも仕方がないかと思いますが、歌手の方々は皆様素敵でした。ただ字幕は「歌詞には隠された意味があるから、直訳するとなんのことだか解らないので、隠れたほうの意味を字幕にした」とのことですが、随分ぎょっとするところがありました。 なにはともあれ、日本初演を観られて幸せです。 |
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