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[1949]追伸 投稿者:pika

投稿日:2019年08月15日 (木) 08時23分

3幕フィナーレ冒頭のバレエでは地元の小〜高校生と
思われるメンバーで、区民オペラらしい楽しさでした。
オスカルの別府さん、この役にはもっと軽い声の方が
合うと私は思っているのですが、そこそこ楽しめる歌。
あまり若いわけではない方のようですが、オスカルとしての
駆け込んでくるような動きが、若々しいのは立派でした。
アメーリアの藤永さん、この団体・箱では情感のこもった
丁寧な歌唱、と評価できますが、スケール感はない。
この役は、スケール大きく歌えないとメジャー団体では
無理ですよね。ウルリカ、シルヴァーノは、
辛口に書いていると長くなるので割愛です。

[1948]金管のスリリングさも楽し 投稿者:pika

投稿日:2019年08月14日 (水) 22時57分

こんにちは。
下記の公演について、Tさんに倣って、
なるべく辛口に感想を書いてみます。

荒川区民オペラ 第20回記念公演「仮面舞踏会」
日時  2019年8月12日(月) 主催 荒川区民オペラ
会場  サンパール荒川 大ホール
指揮  小崎 雅弘  演出  澤田 康子
荒川オペラ合唱団 荒川オペラバレエ 荒川区民交響楽団
リッカルド  新海 康仁
アメーリア  藤永 和望
レナート  野村 光洋
ウルリカ  石井 真弓
オスカル  別府美沙子
シルヴァーノ 香月 健
サミュエル  狩野 賢一
トム   三神祐太郎

この公演で一番「声」を楽しめたのは狩野さんでしたね。
一幕フィナーレで、オスカル・リッカルドだけでなく
サミュエル・トムの低音がアンサンブルを突き抜けて
聴こえてきたのは、なかなか出来ない体験だったと思います。
新海さんも素晴らしい美声で十分に楽しめたのですが、
リッカルドの衣装でリッカルドのパートを歌っているのに
アルフレードかロドルフォを歌っている音色にしか聴こえない、
リッカルドとしてはもっと気品のある音色にできないか、
と感じてしまいました。そこまで望むべきではないのかな?。
野村さんはね、新海さん、狩野さんと比べての話ですが、
一寸声が遠く感じました。最近よく目にする名前なので
厳しく見ることになりますが、若干不調気味なのかな?。
盛大なブラヴォーを叫んでる人たちは聞く耳あるの?、
という感じがしましたね。
最後に、私はTさんほどオケを聴く耳はもってないので
弦の精度などは判断できませんが、アマオケの楽しみの
一つに表題部分もあるのだな、と実感しました。

[1947]19周年、おめでとうございます! 投稿者:一静庵

投稿日:2019年07月16日 (火) 01時44分

どくたーTさま
「どくたーTの音文協奏曲」開設19周年、おめでとうございます。
N響のサイトや、「日本のオペラ年鑑」のデータベース化があったにしても、長年拝読させていただいているこちらに伺ってしまいます。
どうぞ、これからも、このホームページをお続け下さるようお願い致します。

[1945]デュトワはもう戻ってこない? 投稿者:みらい

投稿日:2019年03月24日 (日) 23時59分

デュトワ、今年も来ないですね。日本独特の1年謹慎という方針がデュトワ側に上手く伝わらなかったような気がします。
もう来ないのかな、と勘ぐってしまいます。
中国、韓国、台湾、スイス、ロシア、フランスとどんどん復帰しているだけに残念です。
日本にも5月、別府と大阪に来ますね。

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[1946]いや、そのうち戻るでしょう投稿者:どくたーT@管理人
投稿日:2019年04月06日 (土) 06時18分
みらいさま

返信遅れ、済みませんでした。
メインの掲示板を久しく見ていませんでした。
1年謹慎が日本独特の風習かどうかは知りませんが、活動を精力的に行っているのですから、時間の問題であると信じたいですね。

[1943]どちらも速い 投稿者:どくたーT@管理人

投稿日:2019年01月01日 (火) 08時08分

昨年の大晦日は、例年通り、お酒を飲みながらN響第九と東急 スターコンサートのテレビ鑑賞。
速かったですね。どちらも(笑)
早く颯爽とした演奏は素敵ですが、速すぎるのはねぇ。
本年もよろしくお願いいたします。

[1941]新国立劇場「魔笛」 投稿者:eisenstein

投稿日:2018年11月10日 (土) 14時16分

ドクターTさま

オペラ鑑賞記の新国立劇場の魔笛の記事を読ませて頂きました。

私は10月3日の公演に行きました。
プロジェクションマッピングによる効果もおもしろいかなと始めは思っていました。
しかし、それが織りなす「背景」が、実際に舞台で行われていることを同時進行的に説明したり、幾何学模様を描き続けたりし、観客の注意を引き過ぎると思いました。
背後で動画が流れると自然に目で追ってしまうし、意味を考えてしまいます。
そのため肝心の演奏に集中できず、良いアリアが拍手されることなく場面が変わってしまうこともありました。歌手の皆さんに大変申し訳ない気持ちになりました。
結局、舞台と客席が一つになり切れず、冷めた気持のままオペラが終わってしまった印象です。

映像をオペラに持ち込む演出は珍しくないし、プロジェクションマッピングを否定するものではありません。
しかし、観客の気持ちを理解されない演出では意味がありません。
もっともネットでの評価、評判は悪くないので、良くは思わない人たちは少数派なのかも知れませんね。
これが今後の主流にならないことを祈るばかりです。

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[1942]「魔笛」の演出について投稿者:どくたーT@管理人
投稿日:2018年11月11日 (日) 22時34分
eisenstein様

書き込みありがとうございます。
おっしゃる通りですね。

今回の「魔笛」新演出、世界的に評価の高いもののようですが、自分としてはあまり良いとは思っておりません。その理由は本文に書いたとおりであり、今回eisenstein様が書き込まれたことにも100%賛同します。


本文にも書きましたが、今後この演出を使い続けていくのであれば、間の取り方を工夫しなければいけないと思います。間が上手に取れるようになれば、もう少し舞台と客席との一体感が増しそうな気がします。

[1940]ベルリンRIAS室内合唱団 投稿者:どくたーT@管理人

投稿日:2018年11月03日 (土) 08時12分

12年ぶりに来日したというベルリンRIAS室内合唱団の演奏会に行ってまいりました。

ベルリンRIAS室内合唱団
11/2(金) 19:00開演
会場:東京オペラシティ コンサートホール
出演:ジャスティン・ドイル(指揮) ベルリンRIAS室内合唱団
[曲目]
J.S.バッハ:モテット《主に向かって新しき歌をうたえ》BWV225
メンデルスゾーン:3つの詩編 op.78
J.S.バッハ:モテット《来たれ、イエスよ、来たれ》BWV229
ブルックナー:モテット集
 ロクス・イステ(この場所は神が作り給う)WAB23
 アヴェ・マリアWAB6
 キリストはおのれを低くしてWAB11
 パンジェ・リングァ(舌もて語らしめよ)WAB31&WAB33
 エッサイの株からひとつの芽が萌えいで WAB52
J.S.バッハ:モテット《イエス、わが喜び》BWV227

というプログラム。
バッハ、メンデルスゾーン、ブルックナーとドイツ音楽における合唱音楽を築き上げてきた三人の作曲家によるアカペラ合唱曲で、個人的には、全て初めて聴く曲です。

バッハもメンデルスゾーンもブルックナーも自分にとっては親しい作曲家ですが、考えてみるとバッハと言えばカンタータや受難曲、あるいは器楽曲はよく聴きますが、モテットまではさすがに手が伸びない。メンデルスゾーンもブルックナーも自分にとっては交響曲など器楽の作曲家の印象が強く、アカペラ合唱曲があることすらほとんど知らなかったです。

プログラムの構成はバッハの間にメンデルスゾーンとブルックナーを嵌めるというもので、バロック末期とロマン派音楽の関係性を示そうとしたもの。メンデルスゾーンはバッハの蘇演者であり、バッハを非常に敬愛していたわけですが、こうやって続けて聴くと、バッハの輪郭線のはっきりした音楽と、メロディが美しいメンデルスゾーンの音楽の時代的な違いと、それでいながら、和声の美しさの共通性のようなものが感じられて面白かったです。ブルックナーも単独で聴くと結構単彩色の墨絵のような音楽に聴こえることが多いのですが、バッハに挟まれると、ずっと色彩豊かに聴こえるから面白いものです。

音楽技術的にはバッハの方が断然難しいと思います。全て4声×2の二重合唱曲で構成がかっちりとしていて複雑です。その複雑な音楽をあれだけ明晰に歌って見せるところ、さすがにドイツの合唱団だなと思いましたし、また、ドイツ1の室内合唱団だなとも思いました。

演奏ですが、全体的には見事なものでした。概ね精緻で、透明感があり、一方でメンバーそれぞれの自発的な力も生かされた、美しくも雄弁な合唱です。綺麗な和音がまとまった時、倍音がオペラシティの空間を埋め尽くします。これこそ合唱音楽の聴く醍醐味です。歌い方も柔らかく入って、中でふわっと盛り上がりというスタイルを取って、声をぶつけたり押したりすることがほとんどない。それでいながら密度は高く、フォルテシモの迫力は素晴らしいものがあります。個々人の力が一定水準以上で、更にちゃんと練習して響きを合わせているからこのような音楽になるのでしょう。

合唱をやっているアマチュアのひとりとして、こんな合唱をやってみたいな、とつくづく思いました。

とはいえ、満点の演奏ではありませんでした。結構いろいろなことをやらかしていました。一番思ったのはバスが結構重い。微妙に出のタイミングが遅れるところが何度もありました。また、「歌い方も柔らかく入って」と書きましたが、これがメゾフォルテぐらいの音量で入るときはそんなことはないのですが、ピアニシモで始めるときは、かすれてしまうようなところもありましたし、この盛り上がり方ももっと風船が膨らむように綺麗に膨らんで欲しいところですが、そうではないところもありました。

そういうところは自分たちで合唱をやっていてもなかなか上手くいかないところであり、世界トップクラスの合唱団でも完全に解決できているわけではない、ということを知って、ちょっと安心しました。

個人的に一番気に入ったのはメンデルスゾーン。ブルックナーもよかったです。バッハは真ん中で歌われた《来たれ、イエスよ、来たれ》がよかったです。

アンコールは日本語で「朧月夜」ジャスティン・ドイルの編曲によるもの。

衣裳は、女声は臙脂色のローブ・モンタント、男声は燕尾服の正装。前後半で衣裳替えはありませんでした。

東京オペラシティコンサートホール1632席は9割ほどの入りで盛況。客層は中高年の男性が多く、「お前も来ていたのか」という感じ恵あいさつされていた方が多かったので、合唱経験者が多かったのかもしれません。

[1938]18周年、おめでとうございます! 投稿者:一静庵

投稿日:2018年07月17日 (火) 15時42分

どくたーTさま
「どくたーTの音文協奏曲」開設18周年、おめでとうございます。いつもこまめに更新なさり素晴らしいと思っております。
どうぞ、これからも、このホームページをお続け下さるようお願い致します。

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[1939]いけません。投稿者:どくたーT@管理人
投稿日:2018年09月03日 (月) 16時03分
一静庵様
いつもありがとうございます。
この掲示板を見るのをしばらく忘れていて、先ほど見て書き込みに気づきました。
お返事が遅くなり、本当に申し訳ありません。
18歳の誕生日お祝いの言葉、ほんとうにありがとうございます。

[1935]12月定期の指揮者 投稿者:どくたーT@管理人

投稿日:2018年04月15日 (日) 21時39分

デュトワが下りて、Aプログラムがヴェデルニコフ、Bプログラムがフェドセーエフ、Cプログラムがヘンゲルブロックになる発表がされました。

セクハラは許されることではありませんが、残念です。

一方で、最も心に残ったN響コンサート2017年の第一位は12月定期のデュトワ指揮オール・ラヴェルプログラムでした。また、招聘して欲しい指揮者の第2位はデュトワでした。

デュトワは定期的にN響を指揮してくれる指揮者でしたから、これまでは招聘して欲しい指揮者のランクには入ったことがほとんどありませんでした。

今年2位になったのは、12月定期から降りるという発表が影響しているものと思います。

デュトワには一年休演していただき、しっかり反省していただいて、また日本のファンの前に姿を見せてほしい。これがN響ファンの総意のように思います。

私も待っています。

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[1936]投稿者:みらい
投稿日:2018年05月17日 (木) 06時03分
私もデュトワの降板はとても残念です。

欧米の報道もチェックしていますが、告発は多いものの証拠について書かれた記事はなく、またご本人も否定しているため、複雑な心境です。

昨年のN響客演以降公の場には出ておられないようですが、ロシアや中国のオケはアメリカの報道の影響が少ない共産圏だからなのか、客演予定があるようです。実現するかはわかりませんが。

数年前にもデュトワは招聘してほしい指揮者にライクインしていましたが、今回のランクインは報道の影響を受けてのものだと思います。

この頃、日本国内でも政治家や人気タレントのセクハラが発覚し職を失っており、デュトワの復帰には厳しい状況が続きそうです。しかし、昨年の公演の放送及び2019年の客演が実現するよう、ファンとして引き続きN響及びNHKに働きかけていきたいと考えています。

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[1937]みらいさま、書き込みありがとうございます。投稿者:どくたーT@管理人
投稿日:2018年05月26日 (土) 18時10分
セクハラはいけません。
政治家や、官僚、あるいは取引先の弱みに付け込んだセクハラ、決して許してはいけません。

でも、芸術家はどこか変だから芸術家として突き抜けられるところもあるのだろうと思っています。そこを許容しないと芸術としての価値が下がってしまうのではないかと思います。

だからと言ってセクハラが許されるという話ではありませんが、厳しすぎる対応も芸術家に対しては如何かな、と思う部分も正直あります。

19年12月には戻ってきてくれると信じたいですね。

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[1944]投稿者:みらい
投稿日:2019年02月10日 (日) 04時02分
デュトワ、今年も来ないですね。日本独特の1年謹慎という方針がデュトワ側に上手く伝わらなかったような気がします。
もう来ないのかな、と勘ぐってしまいます。

[1934]新国立劇場「アイーダ」の感想 投稿者:どくたーT@管理人

投稿日:2018年04月09日 (月) 21時45分

4月8日、新国立劇場で「アイーダ」を鑑賞しましたが、週末まで本文中に書けないので、掲示板に感想を載せます。

鑑賞日:2018年4月8日
入場料:D席 4860円 4F R6列4番
主催:新国立劇場

新国立劇場開場20周年記念特別公演
オペラ4幕、字幕付原語(イタリア語)上演
ヴェルディ作曲「アイーダ」(AIDA)
台本:アントニーオ・ギスランツォーニ
会場 新国立劇場オペラ劇場

キャスト
指 揮:パオロ・カリニャーニ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合 唱:新国立劇場合唱団
合唱指揮:三澤 洋史
バレエ:東京シティ・バレエ団
児童バレエ:ティアラこうとう・ジュニアバレエ団
演出・美術・衣装:フランコ・ゼッフイレッリ
再演演出:粟國 淳
照 明:奥畑 康夫
振 付:石井 清子
音楽ヘッドコーチ:石坂 宏
舞台監督:大仁田雅彦

出 演
アイーダ:イム・セギョン
ラダメス:ナジミディン・マヴリャーノフ
アムネリス:エカテリーナ・セメンチェク
アモナズロ:上江 隼人
ランフィス:妻屋 秀和
エジプト国王:久保田 真澄
伝令:村上 敏明
巫女:小林 由佳
バレエ・ソリスト:土肥 靖子(第1幕第2場)
清水 愛恵(第2幕第2場) 
キム・セジョン(第2幕第2場)

感 想
なんてったって、スペクタクル-新国立劇場開場20周年記念公演「アイーダ」を聴く
 
 オペラの趣味は保守的で、オーソドックスなストーリーに忠実な演出が好きです。それでかつ舞台が豪華だったらそれに越したことはありません。新国立劇場のオペラの舞台の中で一番お金がかかっているのが多分ゼッフィレッリ演出の「アイーダ」です。綺麗だし、豪華。1998年1月新国立劇場開場第三作として製作されたこの舞台は、五年毎の節目にそのシーズンの目玉として上演され、今回も20年周年の目玉として上演されました。

 何度見ても素晴らしい舞台だと思います。豪華絢爛を絵にかいたような舞台ですが、そこにゼッフイレッリならではの細かい演技が加わって、実に分かり易く納得いく舞台です。特にアムネリスの描き方が上手い。アイーダとラダメスに音楽的な魅力が集中している作品ですが、アムネリスがどう演じるかでドラマとしての奥深さが全然変わります。今回もアムネリスに感動させられました。

 演奏ですが、カリニャーニのオーケストラドライブがかなり前のめりで全体を引っ張っていく指揮。休憩も含め3時間50分の上演時間とアナウンスされていましたが、実際は3時間45分程度で終演しました。オーケストラもきびきびした演奏で、締まった感じが良かったと思います。昔、オーケストラ・ピットに入った東京フィルはあまり評判がよくないことが多かったわけですが、技量的なレベルが上がったようで、テクニカルな目だったミスがなくなったのが素晴らしいと思います。

 歌手たちも総じて良好でした。個々人を比較すると、全体的な出来は5年前の舞台の方が良かったと思いますが、だからと言って今回の舞台が悪いものでは全くありません。

 まずアイーダを歌ったイム・セギョン。初めて聴く韓国人ソプラノですが、声の力が半端ではありません。最初の聴かせどころである「勝ちて帰れ」は、オーケストラも合唱も厚くてソリストにとって歌いやすい曲ではないと思いますが、声に力があり、朗々と響く歌声は、合唱やオーケストラを従える感じがあってよかったです。ただ、この方は声の力と美しさで勝負する方のようで、細かい感情表現はまだこれからなのかな、という感じを持ちました。第三幕の「おお、わが祖国よ」も力強い、悪く言えば一本調子の歌唱になってしまい。もっと繊細な表情を出していかないとこの曲の持つ切なさが見えてこないと思いました。とはいうものの、アジア人ソプラノでアイーダをこれだけのレベルで歌えるというのは、素晴らしいことだと思います。大変感心いたしました。

 ラダメス役のマヴリャーノフはかなりリリックな声の持ち主。ラダメスが 武将だとすれば少しなよなよ感があって似合わないかなという印象。歌唱は冒頭の「清きアイーダ」がリリックな表現で清新に聞こえ悪くはなかったし、第3幕、第4幕の表情もさほど悪くはないのですが、この方、高音のアクートが貧弱です。やっぱりラダメスで高音を張らないのはダメだろう、と思います。中音がなよっとした表情でも高音をしっかり張れれば印象も変わると思いましたが、全体的に物足りない印象です。

 それに対してアムネリスを歌ったセメンチェク、良かったです。艶のあるいい声で、低音がよく響きます。響く低音は一つ間違えると下品に聞こえますが、この方低音はドスが入って迫力があるにもかかわらず、品が悪くならないところに力量を感じます。最初アイーダの声に驚かされたのですが、聴いていると、セメンチェクの方がいろいろ細かいところで丁寧に歌われていて好感を持ちました。第二幕第一場でのアイーダとの二重唱や四幕第一場でのラダメスとの二重唱からモノローグに至る持って行き方や繊細な表情は、大変素晴らしいものだったと思います。今回の歌手で一番見事だったと申し上げましょう。

 アモナズロは堀内康雄のキャンセルに伴い、カヴァーで入っていた上江隼人が歌いました。二期会を代表するヴェルディ・バリトンでしっかり歌われていましたが、アモナズロとしては少し軽量級な感じがしました。もう少しポジションを低くとって重厚に歌われた方がアモナズロらしさが出たのではないのかなと思います。

 ランフィスを歌われたのは前回に引き続き妻屋秀和。さすがの声でした。安定した美しい低音はこの舞台を舌からさせていました。同じ低音役でも久保田真澄のエジプト国王は、妻屋と比較すると声が飛んでいませんでした。伝令は藤原歌劇団を代表するテノールの一人である村上敏明。日本を代表するプリモだけあって、ちょっとしか歌わないにもかかわらず鮮烈な印象が残りました。小林由佳の巫女も立派でした。

 合唱がよかったのは申し上げるまでもありません。

 以上、指揮者の音楽の進め方とそれについていったオーケストラ、魅力的な歌手、そしてゼッフイレッリの繊細で豪華な舞台が相俟って見応えのある舞台でした。




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