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[4295]「スイング」VSデンデン太鼓 クッキー - 2006/01/09(月) 01:26 -

スパイクにおいて

スイングがストレートアームのようであっても
打つ瞬間に身体がデンデン太鼓のように回転し
よく軸が使えているスパイク

と、

ボールに対して正面に入るような感じで体の軸は
ほとんど回転しないが、腕自体はサーキュラーのように垂直気味に回転して打つスパイク、

では、どちらがより強力なスパイクが打てるのでしょうか?

聞いてどうするの? Ran - 2006/01/09(月) 21:48 -

 中途半端なもの同士を比べる意味が分かりません。

あくまで勝手なイメージで 左腕NO.12 - 2006/01/10(火) 00:23 - MAIL

強いスパイクが打てるのは前者だと思います。

>スイングがストレートアームのようであっても
打つ瞬間に身体がデンデン太鼓のように回転し
よく軸が使えているスパイク<

を、インパクト時に肩の入れ替えが行なわれていて、クロス気味にボールを叩いたところ

>ボールに対して正面に入るような感じで体の軸はほとんど回転しないが、腕自体はサーキュラーのように垂直気味に回転して打つスパイク<

を、サーキュラーを真似しようとして腕を回すことを意識した人にありがちなスパイク

と勝手に推測しました。

 こう捉えた結果、前者のほうが断然強いスパイクが打てると私は考えました。(サーキュラーの迷宮に何度も迷い、腕に意識がいって身体がうまく使えなかった経験が多々あるので・・・。)

 的外れだと思うのでこの辺でやめときます。毎度申し訳ありません。

賛成 T - 2006/01/10(火) 01:17 -

>どちらがより強力なスパイクが打てるのでしょうか?

どちらがいいのかというよりは、何か納得いかないことがおありなのではないでしょうか?
私も、話題の意図を知りたいと思いました。

>>スイングがストレートアームのようであっても
打つ瞬間に身体がデンデン太鼓のように回転し
よく軸が使えているスパイク<

>を、インパクト時に肩の入れ替えが行なわれていて、クロス気味にボールを叩いたところ

私も強いスパイクが打てるのは前者だと思いますが、右利きでレフトから打つ場合で考えると、ストレートアーム様のテイクバックから、身体の「左回転」を利用してスイングすれば、「クロス気味にアプローチしてストレートにボールを叩いたところ」になるのではないでしょうか?
身体は左回転、腕は右回転というのは、肩関節でスイングする場合だと思います。

>>ボールに対して正面に入るような感じで体の軸はほとんど回転しないが、腕自体はサーキュラーのように垂直気味に回転して打つスパイク<

>を、サーキュラーを真似しようとして腕を回すことを意識した人にありがちなスパイク

その通りだと思います。「体の軸はほとんど回転しないが、腕自体はサーキュラーのように垂直気味に回転し」たりしたら、強くは打てないし、肩は壊れるでしょう。

「スイング」VSデンデン太鼓 クッキー - 2006/01/10(火) 04:57 -

Ranさん
>聞いてどうするの?

スパイクについて考える為の材料にします。
ここは技術について語れる掲示板です。
なぜRanさんが提示話題の判断基準の審査員をされているのかな?


>中途半端なもの同士を比べる意味が分かりません。

完璧なもの同士を比べる事にのみ意味があると言うことですか?
その考え方の方がよく分かりません。

また、前者の方は加藤陽一選手などのスタイルだと思います。
彼は中途半端なのでしょうか?


左腕NO.12さん、回答ありがとうございます。
的外れなんてとんでもないです。
やはり前者の方ですかね。

左腕NO.12さんの仰るとおりサーキュラー「スイング」で打つからといって、まず「スイング」を成功させるという目的から入ると身体がうまく使えないんですよね。

そこで、体の軸をうまく使うように意識して、スイングが肩の上を通る経路であってもかなりの強打が打てた。でもそれでは「サーキュラースイング」ではない…というところなんですよ。


Tさん、回答ありがとうございます。

自分の中でスッキリしないのが、実際に前者の方のフォームで固めているエースアタッカーが強打を決めているのを春高バレーなどでは多く見ますし、外国のナショナルチームにもいて、何年か前のスポーツニュースで川合俊一さんが映像を材料にしてこのフォームを(単にストレートアームスイングとして)推奨していたという事がありました。

このフォームだとスイング自体はストレートアームに近くても、かなりの強打が打てるようなんですよ。

逆の、腕だけがサーキュラーのような場合ですが、これが仮に自分の身体の肩甲骨よりも上がネットの上に出られる場合で、腕が床と平行になる位置あたりでボールが打てるとしたら、体の軸のひねりがほとんどなくてボールの正面から入っても、肩を痛めず強打が打てると考えました。
これは床に足を着いて、腕を「かく」様に地面にボールを打ち付けた時に思った事です。
昔のソビエトの選手にも、バンザイジャンプの後で腕だけサーキュラーになる選手がいました。
その人はネットの上にヘソくらいまで出てたような印象でしたけど。

そして左腕NO.12さんとTさんが挙げて下さった「失敗例」の方なのかも知れませんが、こちらの「腕だけサーキュラー」の選手も実際多くいるじゃないですか。強打も打ってる。例外なく肩を壊しているのかと言えばそうでもないようだし。
(私は以前サーキュラーのマネで、Tさんの書かれた通り肩を痛めましたけど。)



そこで、体の軸が使えていればスイングは例えストレートアームでもいいのか、という疑問に行き着いたのですが、スイング自体はサーキュラーの方が強打を生み出せるので、体の軸が前者ほどうまく使えていなくても強い球が打てる。しかし前者でもやはり強打が成功している。

例えば最終目標が、体の軸をうまく使えているサーキュラースイングのスパイク・であるとしたら、
・体の軸がうまく使えている肩上経路のスイングのスパイクによる強打



・体の軸こそうまく使えていないが、スイング自体がサーキュラーで結果的に強打になっている

のどちらに先ず進んだら良いのでしょうか。

というのはより良いものに行き着くにあたって、移行のしやすさというのもあると思います。
(腕の回し方が身についていれば、あとは体幹を大きく使っていけばいいだけだから移行しやすい、とか体の軸がうまく使えていけば自然にスイングはサーキュラーのようになっていく、など)


そしてこの2つ自体も最終形態のスパイクとして使われている事もあり、やはりどちらが良いのか?という疑問に行き着いております。

訂正です 左腕NO.12 - 2006/01/10(火) 07:31 - MAIL

Tさん、お久しぶりです。
書き間違いでした。ご指摘の通り、

>を、インパクト時に肩の入れ替えが行なわれていて、クロス気味にボールを叩いたところ<

の部分を、「クロス気味にアプローチしてストレートにボールを叩いたところ」

に訂正させていただきます。

また皆さんの文章をよく読んでから自分の考えを書き込ませていただきたいと思います。


やっぱり分からないが、思い当たる事が Ran - 2006/01/10(火) 22:13 -

 もめるつもりは無いのですが、クッキーさんの意図がわからずイライラさせたかもしれません。でもやっぱり分からないところはあります。

 サーキュラーになるためには前者が良いのか後者が良いのかということですよね。で、テレビで見ている人達がサーキュラーで打っていない。なぜ?ということなのでしょうか。
 で、捻っていればストレートアームでも良いのかということであってますでしょうか。


ここで思い当たることを。

 以前Tさんとスイング(体幹の使い方)が先か、ボールに当てる事が先かで色々と議論をした事があります。ぼくは単なるしょぼコーチですから自分の周りにあるへりくつ程度の推論しかなく、それでよく議論したなと今思えば末恐ろしい話だと思います。

 そして、約2年前のその結論。スイングが先か当てるのが先かを現在の僕自身で考えるならば・・・スイングが先です。

 あの時はストレートアームで教えたつもりは無かったのですが、結論から考えるに、人間は打ちやすさとアタックの強さ次第で、自分なりのスイングを覚えてしまうということが分かりました。
 つまり、本人が気に入ったものがベストスイングなんです。よほどの事(故障するとか)がない限り。そしておっしゃるようにストレートスイングでも、回転して打ち始めるとある程度強いものが打ててしまいますから、ますますスイングを固定させるでしょう。もしそこから自然に変化したとしてもボウアンドアロウにできれば良い方かも知れません(全てに例外はありますが)

 2年前指導していた小学2年生が今4年生です。男1人女3人。この4人は当てることから始めました。1人はD型サーキュラーを打ち始めようとしています。後の3人は体幹を上手く使えずボウアンドアロウの手打ちです。現在男の子は監督に肘を上げるように指導をされていますが、ぼくがこそっと「そういうスイングもある」とだけ教えています。


 こういった経緯がありますから、クッキーさんに対しての結論は出せません。どちらに進むかはあなた次第ですが、強打とは何か、加藤選手はどのレベルで強打であるのか、どの時点で満足するのか考えれば自ずと結論は出ると思います。そのため、ゴールが決まっているのに寄り道するような問題ではないかと思います。

スイング自体はサーキュラーの方が強打を生み出せる? T - 2006/01/10(火) 23:20 -

左腕NO.12さん、こんばんは、お久しぶりです。

>サーキュラーの迷宮に何度も迷い、腕に意識がいって身体がうまく使えなかった経験が多々ある・・・

その言葉は貴重なものですね。


さて、クッキーさん、「スイング自体はサーキュラーの方が強打を生み出せる」のでしょうか?

>腕が床と平行になる位置あたりでボールが打てるとしたら、体の軸のひねりがほとんどなくてボールの正面から入っても、肩を痛めず強打が打てると考えました。

そんなところでとらえれるのなら、ストレートアームだって十分強打ができますね。

>これは床に足を着いて、腕を「かく」様に地面にボールを打ち付けた時に思った事です。

センターがよくやる肘から先だけでターン方向にスイングするような動きでしょうか?それだと「肩の内旋」を使った動きになりますが、「回旋要素が入る」ことで、ストレートアームの「曲げ伸ばしのみ」よりも自由度が増えます。

そういう意味では「スイング自体にメリットがある」ことになるかもしれませんが、「体の軸は
ほとんど回転しないが、腕自体はサーキュラーのように垂直気味に回転」などというものでは全くないと思います。

>昔のソビエトの選手にも、バンザイジャンプの後で腕だけサーキュラーになる選手がいました。
その人はネットの上にヘソくらいまで出てたような印象でしたけど。

サービン選手ですね。
バンザイジャンプの後に肘が一旦下がり、下を通って後ろへ行くわけですが、肘が後ろへ行くのは体幹のひねりによるものだと思います。決して腕だけとは思いませんが、ここはオリビアさんか後藤さんに確認していただくしかないでしょうか。
いずれにせよ、バンザイジャンプがテイクバックの準備には役立たないという例だと思います。

>「腕だけサーキュラー」の選手も実際多くいるじゃないですか。

そうですか?肩関節で肘を後に引くという余計なことをやっているだけではないでしょうか?そういうことなら、ストレートアームにもボウ&アローにも同じように多くいると言っていいと思います。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・体の軸がうまく使えている肩上経路のスイングのスパイクによる強打

・体の軸こそうまく使えていないが、スイング自体がサーキュラーで結果的に強打になっている

のどちらに先ず進んだら良いのでしょうか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

それらの2つのパターンは存在しますが、発達段階の必然ではない、つまり、そんなところを通る必要は全くないと思います。前者は多分に人為的なものだと思うし、後者は「肘を引くな」と言ってあげた方がいいかもしれません。


最終目標が、体の軸をうまく使えているサーキュラースイングのスパイク・であるとしたら、お薦めは、「体幹の動きで腕が振られる」という体験をたくさん積むことです。「冬場にボールを一切打たず、ひたすらキャッチボールをやった」という以上の実践を私は知りません。

「スイング」VSデンデン太鼓 クッキー - 2006/01/11(水) 02:48 -

Ranさん
回答ありがとうございます。

はい、私の質問は書いて頂いた通りです。

ありがとうございます。
小学生の選手が習得していく段階の例は説得力があると思いました。

たくさんの指導経験をお持ちのRanさんに伺いたいのですが、私の推測でもうしわけありません、打ちやすさ、気に入る事、満足を決定するのが本人であるとしたら、知識や経験で人によっての差が出ないでしょうか?

本当はもっと強い打ち方が存在するのに、本人はそれが一番力が入れやすいと信じて自らの可能性を潰してしまうという。

おそらくRanさんはそれをご存知だから監督さんの教え以外のアドバイスをされていると思うのですが…。

例えば、凄い筋肉を持っていて肩も強くいわゆる運動神経が良い選手がいたとします。
その選手はそこそこのスパイクを打てるですが、フォームはストレートアームで体幹をあまり使えていない。ジャンプ自体は高く、決定力があり、本人は非常に満足している。
そんな場合はどうしますか?

特に指導はしない、ということならそれで終わりなんで変な質問なんですけど、この選手に
・体幹を使えるようにだけ指導する
のか
・腕の使い方を指導して、結果的に体幹を使えるように指導する
(「腕だけサーキュラーのようなスイング」だけで行くと肩を痛める、そのために入り方や体幹の使い方も一緒に説明していく)
のか、
あるいは別の角度の何かを伝えるのか。

良かったら教えて下さい。

「スイング」VSデンデン太鼓 クッキー - 2006/01/11(水) 03:27 -

Tさん、回答ありがとうございます。

スパイクフォームにおいて1番の強打が生み出せる「最強」のものはどこにあるか、というのが私の疑問なんです。

例えば岩島(元)選手の本を見ると、スパイクフォームの写真の解説で「肘は高く」と書いてあり、モデルの選手が地面に立ってそれの形をしているのですが、同じ選手が実際にジャンプしてスパイクを打っている写真では、そこに相当するコマで肘を低く引いています。また、現役時代の岩島選手も自分で言ってるフォームでは打ってなかったと思うんですよ。

指導者や個人によって、フォームの行き着く先がバラバラというのが現状だと思います。

人間がこの構造の肉体を使って行うことなので、強打を打つにはやはりフォームが最も重要だと思います。
そして全員に共通する、最も良いフォームという物が存在するとも考えます。

ウチのチームのこの人は筋肉のつき方がこうだからサーキュラーは不向きでストレートアームで最も強いのが打てる…などということはないと思うんです。

そこで自分で、床に足を着いた状態でボウアンドアロウ、ストレートアーム、サーキュラーのスイング(単に腕の振り)のみを比べてみると、サーキュラーのように腕を回すと1番強いのが打てる。

また、自分で試したところフォームの上で体幹のひねりを使うと各段に強打になる。腕が同じボウアンドアロウでも全然違うスパイクのように打てる。

体幹が使えたサーキュラーだとやはりいいのが打てる。…はずなのに、世界レベルの全選手がサーキュラースイングではない。

となると、強打を打つ為の必要項目としては体幹のひねりが残りました。

で、Tさんに否定されてしまい、自分レベルの決めつけで薄さは拭えないのですが、スイングというか腕の振り自体はサーキュラーが1番強い(強そうだ)。

の2つで、重要なのはどっちなのかな?と思って
「スイング」VSデンデン太鼓という議題で皆さんの考えを聞きたいと思ったんです。

体幹がうまく使えたらスイングはなんでもいいなら、サーキュラースイングって何だったの?って思うし、何よりほとんど野球選手やテニスのサーブなどで採用されている強い球が放てる腕の振り方がバレーでは使う必要がないというのは釈然としません。
伸びしろを使わないというような歯がゆさを感じてしまいます。

「体幹」と「スイング」は分けられない T - 2006/01/11(水) 10:13 -

クッキーさん

>スイングというか腕の振り自体はサーキュラーが1番強い
>体幹が使えたサーキュラーだとやはりいいのが打てる。…
>体幹がうまく使えたらスイングはなんでもいいなら

すべておっしゃっていることは正しいと思うのですが、どうも「スイング」と「体幹」は別のものととらえていらっしゃるようですね。

私のとらえる「サーキュラー」は、「体幹の動きで腕を効率的に振れば、肘が円を描くように見えるのは自然なことである」というものです。
「体幹で腕が振られる」ところが鍵であり、「体幹」と「スイング(腕の動き)」に分けてしまったら、まったく次元の違う話になってしまうでしょう。

もっとも、「体幹」の動きと「肩関節」の動きに分けて考えることはしますが、その場合肩の関節ですることは、「肘を横に小さく上げるだけ」です。

>そこで自分で、床に足を着いた状態でボウアンドアロウ、ストレートアーム、サーキュラーのスイング(単に腕の振り)のみを比べてみると、サーキュラーのように腕を回すと1番強いのが打てる。

その結果を疑うものではありませんが、体幹の動きが3つの条件でまったく同じということは考えられません。「サーキュラー」の方が体幹のひねりを圧倒的に使いやすいので、逆にまったく使わないように固定することが非常に難しいということもあると思います。


>そして全員に共通する、最も良いフォームという物が存在するとも考えます。

ここから受ける印象は「一つの形」ですが、
「強打を打つ為の必要項目としては体幹のひねりが残りました。」というように、よいフォームにはいくつかの条件が存在するだけではないでしょうか?


>例えば岩島(元)選手の本を見ると、スパイクフォームの写真の解説で「肘は高く」と書いてあり、モデルの選手が地面に立ってそれの形をしているのですが、同じ選手が実際にジャンプしてスパイクを打っている写真では、そこに相当するコマで肘を低く引いています。また、現役時代の岩島選手も自分で言ってるフォームでは打ってなかったと思うんですよ。

意識と実際の動作のギャップは大きいということとですね。菅山選手も体幹を大きくひねった自分の写真を見て、自分の理想のフォームではないと言ったそうですね。


>体幹がうまく使えたらスイングはなんでもいいなら、サーキュラースイングって何だったの?って思うし、

たとえば、テイクバックを完了した形が十分であれば、そこに至る通り道は必ずしも最短コースである必要はありません。時間的制約がなければ、やりやすければ何でもいいでしょう。テイクバックまでに右肘を高く上げるという無駄なことをやる習慣があっても、邪魔にならなければそのフォームは"good enough" なわけです。

ただし、指導者が選手に「これが正しい」といって無駄なことを求め、そのために体幹が使いづらくなってしまうとしたら、大問題でしょう。

「サーキュラースイング」はこれが正しいという形があるわけではなく、「ストレートアームやボウ&アローにすべきである」という考え方に対する反論として意味があるということかもしれませんね。

Tさん、ありがとうございます。 クッキー - 2006/01/12(木) 06:45 -

体幹とスイングは連動していて、中でもサーキュラーで打つ事が体幹を使いやすいというか、使う事になるというのは私も経験上からもそう思っています。(というか以前ここの掲示板でTさんに教わって試したからなのですが。)

納得が行くまでもうちょっと引っ張らせて下さい。

「体幹が非常に有効に使えているストレートアームやボウアンドアロウ系の肩上経路のスイングによるスパイク」

と、

「体幹が非常に有効に使えている肩下経路やD型のサーキュラースイングによるスパイク」

では、どちらがより強力なスパイクが打てるのでしょうか?
個人差などは考えず、最後まで習得に成功した場合、私は後者だと思います。

そして、そうだとしたら体幹の後にスイングが来ているので、また別の項目としては考えられないでしょうか。


と、いうことになりますと次に私が確認したくなるのは

「体幹が非常に有効に使えているストレートアームやボウアンドアロウ系の肩上経路のスイングによるスパイク」

と、

「最大限に生かせていないながらも体幹が使えており、肩に負担がかからないなどの条件を満たしているフォームの肩下経路やD型のサーキュラースイングによるスパイク」

では、どちらがより強力なスパイクが打てるのでしょうか?ということで、これがこのスレッドの最初の書き込みになります。

ループしてますが、Tさんや左腕NO.12さんに頂いたレスによるとこれは前者のようですね。

そこが良く分からなかったんで聞いて見て良かったです。

もうちょっと T - 2006/01/12(木) 18:57 -

>納得が行くまでもうちょっと引っ張らせて下さい。

何が納得行かない点なのか、どうすれば納得してもらえるのか、それが分かってくるのは私にとっても得るところがありますので、・・・。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「体幹が非常に有効に使えているストレートアームやボウアンドアロウ系の肩上経路のスイングによるスパイク」

「体幹が非常に有効に使えている肩下経路やD型のサーキュラースイングによるスパイク」

では、どちらがより強力なスパイクが打てるのでしょうか?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
条件が「同じだけ体幹が使えている場合」だとすると、ボウアンドアロウとサーキュラーでは差がないでしょうね。「同じだけ使える」ということは「テイクバック完了の体勢が同じ」ということになるでしょうから。

問題は、ボウアンドアロウでは「同じテイクバック完了の体勢」を取るのに遠回りをしなければならなくなるので、いくらか難しくなるだろうということです。それでも平気でできているプレーヤーは多いし、それが習慣になっていてたぶんそれしかできないんですね。

「テイクバックを完了した形が十分であれば、そこに至る通り道は最短コースである必要はありません。時間的制約がなければ、やりやすければいいでしょう。テイクバックまでに右肘を高く上げるという無駄な習慣があっても、邪魔にならなければそのフォームは"good enough" なわけです。」と書いたとおりです。

ただし、ストレートアームになると、テイクバック完了の体勢でも肘の位置が高く、両肩を結ぶ線に乗ってこなくて、腕が十分加速できない可能性はあると思います。しかし、これも「体幹の力を有効に利用できていない」ということになりますね。


やはり、体幹の動きと分けて「スイング」を考えるということであれば、「サーキュラースイング」は教えない方がいいと思います。体幹の動きを誘導するために「肘をここから上げてごらん」というような使い方は有効でしょうが。

遅くなりました。 Ran - 2006/01/12(木) 22:44 -

 質問された日から何度も書いては消しを繰り返していますが、今ひとつの内容で削除を繰り返しています。


>例えば、凄い筋肉を持っていて肩も強くいわゆる運動神経が良い選手がいたとします。
その選手はそこそこのスパイクを打てるですが、フォームはストレートアームで体幹をあまり使えていない。ジャンプ自体は高く、決定力があり、本人は非常に満足している。
そんな場合はどうしますか?

特に指導はしない、ということならそれで終わりなんで変な質問なんですけど、この選手に・体幹を使えるようにだけ指導するのか・腕の使い方を指導して、結果的に体幹を使えるように指導する
(「腕だけサーキュラーのようなスイング」だけで行くと肩を痛める、そのために入り方や体幹の使い方も一緒に説明していく)
のか、あるいは別の角度の何かを伝えるのか。

良かったら教えて下さい。<


 この質問を答えるのにずいぶんかかってしまいました。確かに変な質問です(w。ぼくの指導できる選手にそういう選手がいた場合は、当然体幹を使えるように仕向けます。クッキーさんの気になるスイングに関しては、体幹を使う指導の際に肘を引く事を教えるだけ、Tさんと同じになります。
 実はぼくにとって、肘を回すことを教えるのはとても難しい課題です。身体を回すことを教えている時には、まわっているどこでボールを打つのか、そのタイミングを覚えさせるまでが指導の鍵になりますが、ボール投げの経験もそこそこでしかない子供達にとって、そこで肘を回す事を教えてしまうと2つのタイミングを同時にとるようになり、余計タイミングがとりづらくさせます。

 ぼくが2年生で上手くいかなかったのは、肘を引くということを体幹と別に教えてしまったためです。肘を引くという行為と身体を回すことを別に意識させたので互いが連動せずに、結果として子供達はタイミングのとりやすいストレートアームスイングになってしまったのかと思っています。1人上手くいった男子は、フローターサーブを打つ過程で威力を求めたために、構えた時にはすでに肘は引けているようになり、結果として肘を引くことと体幹を使うことが連動していったためかと考えています。


 ぼくは経験でしか話ができない頭の硬い人間で、なかなかすんなりと理解できないのが難点です。ここでも何度かそういったことで議論になりましたが、その時は譲れないと思っていても少し時間が経てばすんなりと「あ、なんだ」と思ってしまうものでした。確かにここのサイトをみるとサーキュラーというスイングこそが最強のような感覚を持ちます。しかし、この理論の根幹は体幹の捻りから始まるものですので、もう少し自身で確認をしてみるともっと理解が進むと思います。

 何を書いているのか分からなくなりましたが・・・、とりあえず。

サーキュラーとは肘を回すスイング? T - 2006/01/12(木) 23:38 -

Ranさん、こんばんは、お久しぶりですね(と書いておきましょう)。

>実はぼくにとって、肘を回すことを教えるのはとても難しい課題です。

ここが、クッキーさんの書き込みを読むときと同じように違和感を感じるところです。「肘を回すことを教える」ことは全くないと思います。

横向きに立って、肘を横に上げて、体を回転させて腕を振り切る・・・それだけで肘が円を描いて「見える」だけです。「どう見えるように動かそう」という意識で運動するのは、・・・何か複雑ですね。

回すことについて Ran - 2006/01/13(金) 00:25 -

 まだ分かっていないのかもしれませんが(w、

>・・・何か複雑ですね。
 表現の仕方が難しいのですが、今のぼくの知識の中には、サーキュラーのような回転運動になる指導法が明確でないのです(あえて回転運動と書いています)。

 まだ形にもなってないのでおかしいところが多々あると思いますが、これまでの結果によると、肘を引くことと捻りを教えれば、D型サーキュラーと呼ばれるような肩のラインで肘を引いてそのまま捻りながら出すフォームになるのではないかと思われるような選手が数人出てきました。

 つまり、ボウアンドアロウのイメージで少年団は教えていたはずが、D型サーキュラーになる選手が出てきたわけでして、どうしてそうなったのかがまだよく分かっていないところです。そのため監督は肘を上げるように指導しているわけです。

 指導当初は前の書き込みのとおり、別々に教えたために、未修得のままだったものが、いつのまにか選手の自己改善によってイメージよりも良いフォームを手に入れたというのは、嬉しい限りですが、指導者としては予想と違う結果が出て、ますます混迷していたところのこのスレッドです。

 サーキュラーを手に入れる鍵は、Tさんのお書きの通りで、肘を回すということを意識しないことにあると考えています。思えば身体を横向きから前に捻ることだけを意識するような指導になったことが結果としてそうさせたのでしょうが、意図的に全員をサーキュラーにするというのは全く見えていません。もう少し研究の余地とぼくの権限向上が必要かな(w。

 おかしいところがあったらすいません。

サーキュラーを手に入れる鍵 T - 2006/01/13(金) 01:38 -

Ranさん、こんばんは、Resありがとうございます。

>思えば身体を横向きから前に捻ることだけを意識するような指導になったことが結果としてそうさせたのでしょうが

それがベストだろうと思います。身体の回転を使うことと、振り切ることだけを求めていけば、必ず「それだ」というのが現れると思います。そこで指導者が「それだ」というかどうかですね。

それと、肘を挙げることを求めないことでしょう。「結果としてヒットの時に肘が上がった」ということが起きれば、「それだ」のチャンスですね。でも、こちらの方がもっとデリケートでしょうが。

ついでに言わせていただきますが、

>ストレートスイングでも、回転して打ち始めるとある程度強いものが打ててしまいますから、ますますスイングを固定させるでしょう。

本当にストレートスイングなら、ボール投げをさせてみれば強く投げられないことが実感できるでしょう。そこでちょっと普通の投げ方を教えてあげれば、強く投げれる身体の使い方を、身体が覚えてしまうだろうと思います。というか、身体が覚えるまでスパイクを忘れさせたいですね。

このあたりが、「ボール投げはスパイクを意識しないでやった方がいい」という理由です。

Ranさん、ありがとうございます。 クッキー - 2006/01/13(金) 02:37 -

肘の引き方から教えた事によって、逆説的に体幹を使うようになれるというケースはあまり無いということですよね、はまってうまく行った生徒さんもいたようですが。

私のまわりでもそういう入り方から行ってうまく行かなかったという話がありました。

Ranさんのそういった経緯から体幹の使い方を先に教えていくという事にたどり着いたというお話なら間違いないと思います。私は信じます。

ありがとうございました。

大収穫です! クッキー - 2006/01/13(金) 03:22 -

Tさん、ありがとうございます。

この
『条件が「同じだけ体幹が使えている場合」だとすると、ボウアンドアロウとサーキュラーでは差がないでしょうね。』

が知りたかったんです。

私は現在D型のサーキュラーで、自分で言うのもなんですがかなりの強打を打てます。
あるとき他の選手が、腕の振りはボウアンドアロウなのに、私と同じくらいのスパイクを打っているのを見たとき、「スイングは私の方が威力を出せるはずなのに、あの選手とスパイクが同程度ということは…」と思ってしまったわけです。

また、自分でやった「同じように体幹を使って、サーキュラースイングとボウアンドアロウスイングのスパイクを打って威力を比べる」実験で、サーキュラーのほうが威力のあるスパイクが打てたので、体幹の使い方が同じならサーキュラーの方が強いと思ってしまったのですが、これは「体幹の使い方が同じ」と思っていたのは自分だけで、実はサーキュラースイングの方がより体幹が使えるフォームだったということですよね。

今回RanさんとTさんから頂いた回答でかなりスッキリしました。

ここまでレスを交わさせていただいてやっと「両者は切り離せないもの」にたどり着けました!



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