何かSSの感想を書くというのも久しぶりのような気がします。自分のには結構、感想頂いてるというのに…

この「Heart」、いわゆる『水月エンド後』に茜がどのように心を整理していったか、そしてその鍵としての転校生の男子という設定ですね（一瞬、アカマニかと思いました＾＾；）。

読んだ感じですが、水月エンド後の不安定な茜の心情は出ていると思います。
少々惜しまれるのは、表面的な友人・クラスメートから、お互いの過去を曝け出す間柄になるまでがやや唐突な気がすることでしょうか？
ただここはあの「思い出の丘」というシチュエーションを考えれば自然な流れと受け取ることもできます。その後に（変な表現ですが）修羅場が描かれてますしね。

気になったのは会話部分が連続する場面が多い、というところでしょうか？
その会話がされている場面の心情・状況描写を織り交ぜながら書いてみてはどうでしょう？

あとこれは文章を書く上でのルールなのですが、会話の「」の前に人物名を書くのはやめた方がいいです。
もう一つ、会話文以外の部分では段落として文頭を一字分下げるようにしましょう。
三点リーダーも「・・・・・・」ではなく「……」を使うのが正しい文章の書き方です。
また、？や！の後は一文字開けるようにしましょう。

これらは私がSSを書き始めたころに、SSの先輩方（もちろんたくとさんもです）から指摘を受けたものです。
冒頭部分をこのルールに則って書くと、以下のようになります。


「……………」


「茜！　ねぇってば聞いてるの！？」


「え？　何？」


　私は友達に急に声をかけられて驚いた。


「茜大丈夫？　元気ないように見えるけど……」


「私は常に普通よ？」


「そんなことよりも、今日ね、私たちのクラスに転校生が来るって！！　知ってた！？」


「まぁ、一応は……」


　これでもこのクラスの委員長ですから……


「3年の2学期に転校してくるなんて変じゃない？」


いかがでしょう？これだけでもかなり見栄えと読みやすさが増すかと思います。
すみません、私もまだまだ未熟者でありながら生意気なことを書いてしまいました。
雰囲気の作り方がいいですからこれからも楽しみです。お互いに楽しいSSを書いていきたいですね。
長文、失礼いたしました。
それでは、また。

そういうやりかたがありましたか・・・・。
ふむふむ・・・いやぁ〜ありがとうございます！！
じゃんじゃん指摘してくれるとこっちもありがたいです！！！
次回作はもっとできのいい物にしたいと思います！！