(921) 本日のログ11/10(ベニハゼ三昧) |
投稿者:拓己
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押忍! 先日カヤンゲル行ってきました。 ベタベタに薙いでまして、ベタナギツヨシでしたわ。 俺のギャグぐらいベタベタでしたわ。 白石です。
カヤンゲルは、ぶっちゃけ初めて行ったんですが、ファンタスティックなトコロでしたよ。 アレンさんの故郷でもあるんですけど、彼の故郷エエとこですわ。 太陽は眩しいし、海は病的に綺麗し、ココナッツは死ぬほど美味いし、ホンマええトコでしたわ。 ダイビングの方は期待したほどアレやったんですけど、でもカマスサワラや、シルバーチップシャークが見れて、俺は満足でしたよ。
しかしシルバーチップ言うの初めて見ましたけど、無礼なやっちゃで、アイツ。 俺たちが安全停止終わって船あがる時に下から1匹上がって来はったんですけど、ヤンキーみたいに頭振りながら泳いで来はりますわ。 肩で風切るって感じですか。 「どこまで来んねん〜〜〜!」思たら、フロートのロープに付いてるウェイトを一齧りして帰っていかはりましたわ。 噂通りのガラの悪さでしたわ。
カヤンゲルはこの辺にしといて、今日は青芳さん達最終日でしたので、浅め浅めで潜ってきました。 今日のお客様は、青芳さん、鈴木さん、大橋さんの3人組と、我らが小川さんの計4人です。
1本目はウーロンチャネルのメアジ狙たろう思たんですけど、流れが緩やかでしかも下げてましたので、急遽マクロ思考に切り替えまして、ウーロンドロップの棚の中を『小さいの見ながらダイビング』させて頂きました。 モグラみたいな顔面したサンゴテッポウエビや、クロダルマハゼ、コバンハゼ等をサンゴの中覗いて見てみたり、ヌイグルミみたいなヒトデひっくり返して小さいエビ探したりしましたわ。 しかしウーロンドロップの棚の上のサンゴって、改めて知ったんですけど、かーなり綺麗ですわ。 ヤリカタギやハクテンカタギと言った、綺麗な世界(サンゴ)に住む堅気のチョウチョウウオがようさん居てはりますし、ええ感じでしたよ。
2本目はシアストンネルです。 青芳さん達は最終日ですので、トンネルは入らず棚の上のみのダイビングです。 ポイント的にはシアストンネル潜ってまっけど、最大水深6mですわ。 たっぷり1時間潜らして頂きましたけど、今日のシアストンネルは熱かった。 皆さんカメラ持ってはりますので、棚の上でご自由に写真撮って頂いて、俺はなんか見つけたらお呼びすると言うガイドスタイル取らせて頂いたのですが、今日はベニハゼだけガイドさせて頂きました。
まず The ベニハゼです。 ただのベニハゼですわ。 しかし『ただのベニハゼ』ってスレートに書くとなんか華がないし、『ベニハゼ』とだけ書いても、「こいつ、キチンとした名前分かってないだけちゃうん?」って思われるんもイヤやし、この魚紹介する時ちょっと困りました。 しかしベニハゼってかなり綺麗ですねぇ。 またシアストンネルのある穴の中にはようさん居てはるんですけど、どいつもこいつも立派な体格してはりますわ。 どれでも写真撮って頂戴!って感じです。
次はオキナワベニハゼ。 こいつがまた、綺麗! オレンジの点々が体中にあって、人間やったら「病気ちゃうか!」言われるぐらい風疹的模様があるんですけど、ベニハゼやからその模様がマッチして綺麗! 全然ビビらへんし、写真撮り放題でっせ。
その次はアオベニハゼ(勝手に言うてるけど)。 『日本のハゼ』に書いてる、ベニハゼ属の1種−2言う奴やと思いますわ。 2.5cmぐらいの立派な個体と、1.5cmぐらいのまだ若い個体の2個体確認しましたけど、綺麗ですわぁ。 ちょっと今度カメラ持って行きたいですねぇ。
最後は一番好きなベニハゼ、ブルーバードドワーフゴビーですわ。 なぁ〜かなか見つからなくて、見つけた時は思わずデストラーデ的ガッツポーズかましましたわ。 ちょっとテコンドーの下段ブロックに似てることに気付いて、恥ずかしなりましたけど。 しかしこのブルーバードの、ブルーバー。 ヤバイね。 地が綺麗な赤やから余計に映えるんでしょうけど、この青がメタリックブルーで、それはそれは綺麗ですわ。 しかも珍しいし、引っ込んだらイヤやから、見るの緊張するし、その緊張感が余計に綺麗に思わすんでしょうねぇ。 鈴木さん逆さになってケーブに頭突っ込んで撮ってたせいもあってか、実にエエ写真撮られてはりましたよ。 あそこの穴の黄色のカイメンの上。今度行ったらまたチェックしてみますわ。
3本目は、青芳さん達にはお待ち頂いて、小川さんとマンツー・シアスコーナーです。 1本目、2本目とは真逆で、ワイドで攻めさせて頂きました。 ペットボトル持って入った辺りから、俺のやる気を感じて頂けると嬉しいです。
しかし青芳さん達には申し訳ないですけど、今日のシアスコーナーは魚が溢れてはりましたよ。 壁右手に見ながらすぐにコーナーの先端まで来たんですけど、まずバラフエダイがギンガメアジクラスに群れてはりますわ。 さらにオオメカマスが棚の上をかなり広い範囲で、それで居て高密度にごっつ群れてはります。 今日は少し深みから上を見上げるようにオオメカマスを見たんですが、シルバーに輝く奴らのボディがそれはそれは美しいですわ。 オオメカマスっちゅうのは綺麗な魚ですわ。ホンマに。
問題のサメ。 あがった時にはペットボトルと腕の筋肉がズタボロになるぐらいパキパキやったもんですから、その効果もあってか、まぁまぁ来てはりましたよ。 調子乗ってすーっと棚に近付いてきて、「何処までくんねん!」言う不届き者も居てはりましたわ。 「バっ!」って両手広げてビビらしたら、ビクッてして距離取ってはりましたけど、正直あそこまで寄られると目ぇはなせませんわ。 危のうて危のうて。
さらにカツオ。 スマ言う奴やと思いますけど、実にスピーディですわ。 ビャビャビャビャビャーーっと数百匹、左から右へ走って終わりですわ。
イソマグロ。 出ましたねぇ。 イソマグロまで出ましたねぇ。 こいつはゼイゴのトコのグリグリが真っ白で、ドロップオフのブルーに目立つからすぐ分かりますわ。 マグロのくせに怖い顔してはりますわ。
青芳さん、鈴木さん、大橋さん。 今回サザンマリンダイバーズご利用頂きまして、誠にありがとう御座いました。 3人とも、ごっつ仲がよろしくて「『ダイバー仲間』っちゅうのもエエねぇ〜!」思いました。 マクロとワイドで、やや意見割れもありましたが、また次回も3人仲良く遊びにいらして下さい。 楽しみにお待ちしております! あと晩御飯ご馳走さまでした。ありがとう御座いました。 押忍!!
小川さん。 明日もバリバリ行きましょう! マンツーマンですので、やりたい放題楽しみです。 押忍!
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2006年11月12日 (日) 00時56分 |
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