(832) 本日のログ5/8(ゴビパラ3) |
投稿者:拓己
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押忍! 白石です。
GWの繁忙期が過ぎました。 クソ忙しいちゅうてんのに、今回はコンプレッサーがヘソ曲げまして、それはそれはもうテンヤワンヤでしたよ。 タンクあと80本詰めなアカン言うてる時に、いきなり電源が落ちて入らんようになったり。 業者呼んで直った思たら、今度は停電来たり。 まさに踏んだり蹴ったりですわ。 タンクにいっこも圧入らんのに、スタッフにばっかりプレッシャー溜まりまして、難儀なコンプレッサーやで、ほんま。 それでも無事何とか乗り切ることが出来まして、ひとまずめでたしめでたしです。 どうも皆さん、ありがとうございました。
ところで今日からお客さんがぷっつりと切れまして、早速治郎さんとロクさんとゴビパラ3へ行って来ました。 Fun Diving 言うやつです。 お客さんが居ても居なくても、どっち転んでも潜ってますわ。
スターに注文していたLEDライトとアームを、先日ノムさんに届けて頂いたのですが、そいつの慣らし運転です。 今日の目標は、ナカモトモドキとベンケイハゼをやっつける予定です。
それにしても今日のゴビパラ3は、思いの他濁ってますわ。 もともと泥地のスロープって言う地形だけありまして、濁りやすい地形ではあるのですが、それにしてもよー濁ってましたわ。 というコトで(いいわけ)、1本目結局『ナカモトモドキの板』のトコまで行けずに、断念。
2本目、もう一度トライです。 執念ですわ、しつこく探し回って見つけてきましたよ。 水深 21 m です。 相変わらず板の上に、シロツメコシオリエビが数匹張り付いて、注文したアームみたいな手を伸ばしてますわ。 「今日はナカモトモドキ出てへんなぁ?」なんて思った矢先に、板の下から飛び出してきましたよ。 Yellow one が。 そう言えば、オーストラリアにおる時分に夜街歩いてたら、いきなり白人のデブが「Shut up, Yellow one!」言うて喧嘩売って来たことありましたわ。 「OK, White one.」言うときましたけど。 それはさておき、ナカモトモドキ綺麗ですねぇ。 前回潜った時に居てた、馬鹿でかいのは今回確認できなかったのですが、その代わりまぁまぁのサイズ(2 〜 2.5 cm)のペアが居てはりまして、写真撮らせてもらいましたよ。 オヤンディーさんの知恵で、最近自分も虫眼鏡をマクロレンズ代わりに使っているのですが、今日はそれの二枚重ねに挑戦。 意外といけるもんですねぇ! オヤンディーさん、エエこと教えてもろて、どうもありがとうございます!
暫くナカモトモドキを撮っていましたら、板の下から地面をヘコヘコ這いながら出てくる奴が居ます。 そのサイズ、 1.5 cm 。 Yes, it is Homuradamashi です。 いやぁ目ぇ疑いましたよ。 コイツはスパイクフィンガーデンでしか、お目に掛かれない奴やとばかり思ってたもんですから。 残念ながらこの個体は♀で、特徴的な第一背鰭がスパイクフィンしてはりませんでしたけど、それでも撮りまくりましたねぇ。 もうマクロレンズが役に立ちまくりですわ。
気ぃ付いたら、3mで13分減圧出てるっちゅー話し。 名残惜しいけど、深度を浅く取って行きます。 どうやらエントリーポイントから随分右の方に来ていたみたいで、少しサンゴがあります。 そこでまたまた新しい発見。 Dusky anemonefish の大群です。 真面目に数えませんでしたけど、 20 〜 30 匹は居てますね。 このクマノミも、セントカーディナルでしか見たことなかったのですが、あそこよりよっぽど居てますわ。 あなどられへんねぇゴビパラ3。 正味、このポイントごっつ底力ありまっせぇ。
3本目、ベンケイハゼをやっつけにエビ団地です。 ペアで居てますわ。しかもごっつデカい。 6 〜 7 cm ぐらいあるんとちゃいますかぁ? よ〜見たら、離れにチョンガの奴も一匹います。 2畳ぐらいのこのエビ団地も生物豊富ですわ。 ケラマハナダイにフタイロハナゴイ。 ベンテンコモンエビ、アカシマシラヒゲエビ、スザクサラサエビ。 おまけにハタタテサンカクハゼも2匹居てますわ。
それにしてもベンケイハゼは眩しいの嫌いかしらん、ライト当てたらすぐ引っ込みますわ。 植木鉢「がばぁッ!」って開けたときに、逃げ惑うダンゴムシみたいなもんですわ。 もうそれはそれは全然撮らしてくれません。 ライト当てたら逃げるもんですから、カメラを向ける間もなく、勝負になりませんわ。 難儀やでぇ。 ベンケイハゼ言うから、もっと根性座っとんかなぁ思てたんですけど、ちゃいますわ。 これ名前省略されてますわ。 『ウチベンケイハゼ』ですわ。
それでも俺もしつこく撮りますわ。 岩のオーバーハングになってるトコに居てるもんですから、頭逆さにして首突っ込んでと、自分でも笑かす体勢になってますわ。 で、それを良いことに、ここぞとばかりにスザクサラサエビとアカシマシラヒゲエビが俺の顔面に群がってきますわ。 もうひげを引っ張る引っ張る。 第三者が見たら、ドえらい気持ち悪い絵がそこにあったと思いますわ。 結局弁慶君には惨敗で、課題を残す結果でしたわ。
それにしても今回、スターのところで注文した Fish eye の LED ライトとアーム。 最高でした。 あの眩しさで、電池が全然切れへん(その長持ち、 10 時間 なり!)と言うありがたさ。 しかもあのアーム。 カメラをガッチリ固定し、それでいてアーム自体はフレキシブル。 エエ仕事してますわ。 しゃーない、認めまひょ。 エエ写真撮れんかったのは、自分の責任ですわ。 押忍!
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2006年05月09日 (火) 19時03分 |
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