タッパーが僕のペリカンです。
白石です。

今日は、ちびっ子さんとナカムラさんの３本目のダイビングに便乗させてもらい、実験して来ました。
台風の影響で外洋は荒れ倒してますから､スパイクフィンガーデンですわ。

普通皆さんは、タンクから吸った空気を海の中に吐き出してしまう『オープンサーキット』という機構で呼吸してはりますが、その他に吸った空気をもう一度リサイクルして使う『クローズサーキット（リブリーザー）』という機構が御座います。
今日はそれで潜ってみました。

『用意する物』
○ウェイト１５ｋｇ
○ゴミ袋
○思いやり

『ロケーション』
スパイクフィンガーデン
水深14ｍ

『方法』
飛び込みます。
呼気(バブル)をゴミ袋に集めます。
吸います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　−以上−　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
はいはいはいはい。
それはそれは、爆笑しましたわ。
サイトウ君とセキネ君と３人で実験してたんですけど、もう水中で爆笑しっぱなしですから､エアー減るのが早い早い。

二人はユニット着けて普通の装備ですけど、俺はウェットスーツにアホみたいに３本（１つに５ｋｇ）もベルト着けてまっしゃろ？
フィン脱いだら、普通に水底歩けますやん。
それで『水中酔拳』でも見せようもんなら、彼ら泡ボコボコ出して爆笑してはりますわ。

とりあえずゴミ袋の中に頭突っ込んで、オクト咥えて呼吸するんですけど、どんどんゴミ袋の中にエアー（呼気）が溜まっていきますから､15ｋｇ着けてても浮く浮く！
それを他の２人が必死で浮かへんように支える、支える！
暫く溜まったら、オクトを外して中の空気を吸うんですけど、これが結構吸えますわ。ただ異常に生暖かい！
しかもゴミ袋（黒）被ってるから何も見えませんわ。

とりあえずの実験成功に目ぇギラギラさせてるもんですから、彼らにもやらせときましたよ。
しかし第３者的視点から見たら、痛い痛い。
だってゴミ袋被ってる姿、『エレファントマン』ですやん。
しかも１人は支えてる手ぇ離したら、『風船おじさん』みたいに飛んで行きましたわ。
一抹の儚さを感じましたよ。

ホムラダマシ？オレンジスポットゴビー？
見てませんよそんなもん。

（結果）
ゴミ袋の中から１０回以上呼吸することが出来た。
しかしゴミ袋の中に空気が溜まることにより、浮力が増すという問題が生じた。
今回黒いゴミ袋を使ったことにより周りは何も見えず、しかもエレファントマンになった。

（考察）
○ウェイトはあと１０ｋｇは欲しい。
○ゴミ袋は透明の方が好ましい。
○次回は集気能力を上げ、第３者のエアーを利用したい。

（謝辞）
ちびっこさん、中村さん、ベンズ騒ぎすんませんでした。
ベンズじゃなくて、『便ず』でした。
押忍！