(964) 本日のログ4/1(コブシメはイカが?) |
投稿者:拓己
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押忍! 田中さんパラオに帰ってきはりました。 無責任男の治郎さんが植木等の『だまって俺についてこい』歌ったら、「そのうち何とかなるだろう」言うて帰って来はりましたわ。 ごっつい歌やでぇ。 日本も偉大な人なくしたでぇ。 惜しいわぁ。 白石です。
ひろぽんさんが来てくれはりました。 昨日来て、今日帰ると言う強行日程です。 初日が最終日という、鬼のような慌しさです。 忙しい中来て頂いて、ホントにマコトにありがとうございます!
ゲメリスコーラルガーデン行って来ましたよ。 透明度良いですねぇ。 スロープのえらい深いところまで見えてますわ。 海の色が青い青い。
治郎さんが言うには、昨日コブシメの雄同士が喧嘩してたとのことですわ。 雌を取り合ってやて。若いねぇ〜。 またその威嚇のしようが、ごっつ面白いんだそうですわ。 違う雄が近づいてきたら、「ワレ、俺の女になにさらしとんねん!」言うて、全身の色をバッシーって変えて威嚇するそうですわ。 イカだけに威嚇するそうですわ。 イカも、雌の前ではいーかっくしたいそうですわ。 まぁそれはエエねんけど、今日もそんなこんなでイカが居てはる場所目指しますわ。
おーおー、今日も居てはりますわ。 しかしペアです。 関係をややこしくする、3匹目が居てはりませんわ。 今日もイカがわしい、ドラマを繰り広げてもらおうかと思ってたのですが、いかんせん残念です。
しかしよ〜く見てると、雌が珊瑚の間に卵を植え付けてるじゃありませんか。 大事そうに全部の手でピンポン玉ぐらいの卵を抱えて、そっと珊瑚の間に置いていきますわ。 ちょっと感動したねぇ。 ダーウィンが来たねぇ。
雌が一所懸命卵をせっせと珊瑚の間にセッティングしてる中、雄はというと隣でボケーっとしてはりますわ。 「わりゃヒモか?」言うレベルで、女働かせて己は仕事もさらさんですわ。 .....と思ってたら、それは素人の見解だそうですわ。
そうではなくて、実は雄は雌の仕事を見守ってるそうですわ。 イカの産卵というのは、まず雄が**の入った『**嚢』って言うカプセルを雌に手渡すそうですわ。 それで雌が卵をセッティングする時に、適量**嚢を絞って受精させるそうですわ。 こういうシステムの中、雄はきちんと産卵の際に自分の**が使われているか、自分のDNAが次の世代に受け継がれているかを確認してるそうです。
例えば昨日のシチュエーションのように、違う雄が来て雌の奪い合いになったとしますわ。 それで新たな雄が喧嘩に勝ってしまうと、雌は負けた雄から貰っていた**嚢を捨ててしまって、勝った雄から新たに**嚢を貰うそうです。 雌も出来るだけ強い雄のDNAを自分の子供に受け継がせたいから、ドライですわ。 そこに人情や同情のようなものは存在しませんわ。
まぁそんなこんなで、雄はボケーっとしてるようで、嫁に付く悪い虫を振り払うために気ぃ張ってるそうですわ。 変なやつが近づいてきたら、「イーカげんにしぃ〜!」言うてねぇ。
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2007年04月02日 (月) 07時04分 |
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