(900) 旬の肴 その38 |
投稿者:ぢろー
|
|
おつかれ〜
薄日が射してきたものの相変わらず風の強い毎日。 明日は静かになるかな...って思うけど、一向に風が弱まりません。 風は南なので東側も全滅と言った感じです。 明日は多少良くなるかなあ...(^^;) そんな訳で内湾ばかりを潜らざるを得ない状況になっていますが最近ウミウシが結構目に付くようになってきました。 沖縄などに比べるとキレイなウミウシは確かに個体数が少ないのですが、それでも美しい種が以外といるようです。 と、写真とは全く関係ない話ですが...
今日の肴は「タツノハトコ」と思われる魚の幼魚です。 この魚も内湾の比較的浅いところに生息し、目が慣れたのか個体数が増えたのか最近目に付く種。 海藻の切れ端や茎などに擬態するために見落としがちな魚です。 特に幼魚は小枝か針金みたいなので見つけるのは難しいかも。 写真の個体はご覧の通りセンナリズタの茎に巻き付いていたので見つけやすかったのですが、写真からもそのサイズが分ると思います。 (1.5cmくらい) 特徴はタツノオトシゴに近い仲間ですが首が曲がらず、いわゆるヨウジウオのような細長い体。しかしタツノオトシゴのように何かに巻き付くことが出来る細い尾を持っていることで、尾鰭はありません。 非常に良く似た種に「タツノイトコ」がいるのですが、両種の違いは背鰭の付け根の盛り上がり方なのです。 この写真だけでは、イトコじゃないかなあ...とも思えるのですが、主分布域などの問題もあり精査が必要そうです。 MRFではイトコの写真記録があるのですけどね。 ちょっと疑わしい部分もあります。 DNA判定してみたいですねえ。 曖昧で誠に申し訳ありませんが、一応タツノハトコということで...(^^;)
|
|
2006年08月10日 (木) 17時33分 |
|