(899) 旬の肴 その37 |
投稿者:ぢろー
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おつかれ〜
日本は台風7・8・9号同時発生でえらいことになっているようですねえ。 パラオも周辺を厚い雲が覆って、さながら熱帯低気圧の真っ只中といった感じの天候が続いております。 今日の午前中は晴れ間が見え、一瞬日が射し「むっ回復の兆しか!?」と思ったのですが、完全なぬか喜びで直後に強烈な風と豪雨に見舞われ海面が雨の飛沫で真っ白になってしまいました。 雰囲気的には猛吹雪と言った感じ(−−;) 数年ぶりに雨期らしい夏です。 見てどうこうなるわけではありませんが、最近は特に天気図から目が離せません。 いつになったら落ち着くのやら...
さて、最近は夜のアルコール量とUPの量が反比例する傾向にある「旬の肴」。 随分と続いてきていますが幼魚シリーズまだまだ行きますよ〜♪ 今回の肴は「ギチベラ」の幼魚。 パッと見は「ハシナガベラ」風ですが、色やバンドの太さがちがいます。 「ホワイトバンデッドポッサムラス」はバンドの細さや色もそっくりですが体後方のバンドの入り方が斜めなので違います。 では前2種との区別しやすいポイントはなにかというと、背鰭中央部に入る眼状斑様のスポット。 体色とその行動パターンから目にはつきにくい魚ですが、実は内湾などではけっこう見かけます。 成魚は結構派手で見ようと思わなくても結構目に入ってくる魚で、なかには黄化個体になったりして一層派手なヤツもいます。 そんな訳でこの幼魚は一見彼等のお子様だとは思われないのです。 でもしばらく、観察していると「へえ〜やっぱギチベラの子供なんだあ!」って気付く行動をとってくれます。 それはその異常に突出する口なんですね。 1cmちょっとの子供なのに親と全く同じ口の構造をしているようで(当たり前か?)、捕食やあくびのような行動をとっている時に親と全く同じなので分ります。 みょい〜んてすご〜く伸びますよ〜。 見たことない方はまず成魚の観察からどうぞ!
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2006年08月08日 (火) 21時23分 |
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