(894) 旬の肴 その34 |
投稿者:ぢろー
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おつかれ〜
パラオの天気は相変わらず一進一退といった感じの日々が続いています。 風が落ち着いたかと思うと雨がどばーっと降ったり、天気は良いけど風が強かったり... いやあ〜、完全に不安定な天候です。 とは言っても一昨日くらいまではコーナーへ連続で行ったりしているんですけどね。 困ったことに先の読めない状況です。(−−;)
さて、肝心の「旬の肴」ですがここのところ夜間も忙しかったり、酔っ払って寝てしまったりで少々サボってしまいましたが引き続き幼魚シリーズです。 本日の肴は本当に肴としても絶品な「コブシメ」の幼体。 写真の個体は色素胞が密に並んではいますが全長2cm弱の産まれてそう時間が経っていないちびっ子です。 でも形だけは一丁前に大人と同じ。 コブシメは他のイカに比べても産まれる段階でかなり成長しています。 ハッチアウト直前の卵は透明になってくるので、観察すると中で時々泳ぎまわっているのを見ることが出来ますが、この時点で既に1cmくらい。 コブシメの大人は外洋に面したようなリーフでも時々見られますが、幼体は内湾の浅瀬を生活の場にしているようです。 イソハゼなどを狙って一生懸命触腕(餌を採る足)を伸ばしている姿が微笑ましくもあります。 なかなか通常のダイブポイントでは見られませんが、卵観察は出来るので是非見てくださいね! もしかしたらハッチアウトの瞬間を見れちゃったりして!?
コブシメの卵といえば、最近見てなかったワモンダコの卵塊がどうなったか気になる今日この頃です...
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2006年07月28日 (金) 16時45分 |
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