(881) 旬の肴 その26 |
投稿者:ぢろー
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おつかれ〜
パラオは毎日豪雨で大変なことになっております(>_<) ショップシャワー室の天井はかなりヤバイことに...。 雨は時折やんだりはしていますが太陽が顔を覗かせるようなことはありません... ダイビングの方はほぼマラカルチャネル周辺となっています。 まあ、サザンの最近の傾向からいって晴れていてもマラカルチャネル周辺なので内容自体はさほど変わりませんが...(^^;) しかし、普段は集中的に潜れないような場所に大量のローカルガイドが潜ることによって思わぬネタが出現する可能性も高くなりますからね! 丸珍ネタの出現を期待しましょう♪
さて、「旬の肴」にょろにょろシリーズ取り敢えずの最終回。 今回のネタは旬といったらチョットウソになってしまう、ネタなのですが「チンヨウジウオ属の一種」。 先日、掲示板でチンヨウジウオネタが出たのでこの機会にアップさせて頂きました。 この魚自体は既に一年前くらいに発見していましたが、例によって、まだ名前のない種だったのです。 そこで、我々が崇拝しているある西表のガイド様に聞いたところ。 西表ではないんだけど、多分同種と思われる個体が奄美か何処かで見つかっているらしいとのお話でした...。 残念〜! 更に最近、自分のところに石垣でも発見したとの連絡が入り、実はパラオオリジナルではなく結構広く分布していることが判明しております。 まあいずれにしても珍しい種であることには変わりません。 発見以来半年以上ペアで確認されていたのですが、サンゴをいじり過ぎたのでしょうか。 ペアからシングルへ。 そして今は、一匹もいなくなってしまいました。 ちゅうわけで、基本的に「リクエストされたら見せられる、もしくは狙える」をコンセプトにしている「旬の肴」ですが、残念ながら現在見ることが出来ないネタです。 現在は見られるようになったチンヨウジウオのように、こやつが戻ってくるのを待っている最中なので、また見つかったらこの場を借りて報告させて頂きたいと思います。
チンヨウジウオに限りませんがサンゴは色々な生物の生活の場となっております。 中には本種のようにちょっとそのサンゴが痛んだだけで姿を消してしまう生物もいますので、観察や撮影をする時はサンゴを痛めないよう注意してくださいね。 折ったり触ったりだけでなく、巻き上げた砂が原因でダメになるなんてこともありますよ〜
でも、「以外と頑張る褐虫藻」をテーマにどれだけ人為的な行為が被害を及ぼすかの実験にもびくともしないサンゴがあるのも事実です...(^O^)b
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2006年07月09日 (日) 17時19分 |
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