(867) 本日のログ6/18(何故かパラオで天使) |
投稿者:拓己
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押忍! かもっちさんに、「拓さん、たくさんお食べ。」と言われて、遠慮なくオカワリしています。 いつもご馳走になってスミマセン。 白石です。
今日はなかちゃん、もっちゃん、すーちゃんの三人組と、かもっちさんとしのPの計5人と潜って参りました。 皆さん「これでもか!」言うぐらい、大物派ですわ。 ガイドは治郎さんで、俺はアシストです。ロクさんはカメラ持ってはりますわ。
1本目コーナーですが、こないだ潮間違いまして(途中で変わんねんもん!)、今日は気合い入れて潮チェックしてます。 まず上げ側でチェックです。 流れはかなり弱いですが、アカモンガラが棚のラインに沿って先端と逆の方向むいて泳いではりますわ。 一瞬上げてると思わしますけど、「流れ弱いし、チョット角度が甘いなぁ?」とか思ったりで、念のため下げ側でもチェックです。 こっちはこっちで下げの流れです。 しかしこちらの流れの方が強いので、こちらから入ることにします。 恐らく綺麗に潮が片方から掛かっているのではなく、両方の棚に潮がかかってぶつかってると考えられます。 潮の変わり目の可能性大です。
エントリーです。 治郎さん入った途端に、「入るのチョット待って下さい!」。 どうやら潮の流れが変わったようです。 油断も隙もあったもんじゃないです。 両方から掛かっていた潮のうち、上げ側の潮の方が大きくなった結果でしょう。 しかも結構強いです。 3番ブイに至っては立ってしまってますわ。
気を取り直して、上げ側の一番ブイからエントリーです。 ドロップオフを流し始める前に少し沖へ出ます。 棚から 20m ぐらい離れた所から棚を右手に見ながら流し始めます。 するといきなり、鋭く治郎さんのベルの音が鳴ります。
治郎さんのベルの音が鳴ると、一目散に駆けつけていた俺ですが、最近「お前は、お客さんより先に見に来過ぎじゃ!」と言う痛々しい指摘がございまして、ちょっと控えめにアプローチします。 どうやらプランクトン的なものを指している様子ですが、よく見えません。 サフィリナでも紹介してはるんでしょうか? なにやらスレートに書いてはります。 『クリオネの仲間』 「え〜〜〜!?それは無いやろぉ〜〜〜。往生しまっせぇ。」 『こだま』のオッサンになってますわ。
俺も初めてサザンのログ書いたときに、ど素人で魚のことあまり知らへんし、間違うこともあるやろうから、照れ隠しに「パラオの海にクリオネとか出しちゃうことあるかもしれませんが...」って書いちゃいましたよ。 いやいや書きましたけど、なんぼなんでもホンマにクリオネが熱帯の海に居るって思てまへんがな(まぁチャーシューは、コーナーでシーラカンス見たって言い張ってましたけど。)。
皆が見つめる視線の交点を見ると、なんやホンマにおりまんがな! 「......ホンマやっ!」って、俺も村上ショージっ入ってるちゅー話しや。 羽ばたいてますわ。マジで。あの、クリオネが。 マイカルの宣伝でしか見たこと無いあの妖精が、南の、しかもパラオの海で羽ばたいてはりますわ。
治郎さん「何でもエエから、撮りまくれ!」。 それだけスレートに書いて移動していかはりました。 しゃーないから、ロクさんからカメラ借りて撮ります。 やっぱり大きく撮りたいからなるべく近付いてシャッター切りますけど、ピント全然合いませんわ。 『マクロモード』どれやねん?と思って油断した隙ですわ。 暫くヒラヒラ泳いでいたクリオネも、上げ潮の流れに掛かってしまい、棚の上に吹き上げられた瞬間ですわ。 パクっ! 「おどりゃ〜〜〜!何しくさっとんねん〜〜〜〜〜〜!」 マダラタルミに喰われてパーですわ。 ホンマの天使になったっちゅー話しや。
今日はハンマーが出たぐらい、底から冷たい潮が上がって来てまして、恐らくこのクリオネ君も外敵の少ない深層から上がってきたんじゃないでしょうか? まぁでも世界的に有名な魚の多いブルーコーナーに辿り着いたのが、コイツの運命だったんでしょうね。 マダラタルミに喰われなくても、ギンガメ、バラクーダ、いずれかに喰われたことでしょう。 ってそれやったらそれで、俺が味見しとったら良かったなぁ〜〜〜。 とか思ったりなんかして。
なかっちさん!是非ビデオで撮ったクリオネ君。良い1コマを写真にして『その他のログ』でアップして下さい! 写真がないと、恐らく誰も信じてくれないと思いますので、皆にアホ扱いされるかもしれません! 宜しくお願い致します!
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2006年06月18日 (日) 23時25分 |
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