(825) 本日のログ4/8(ブルーバード) |
投稿者:拓己
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押忍! WCTCの1階の服屋のショーウィンドウにあるマネキン。 思いっきりシャラポアですやん。 白石です。
本日も名古屋のダイビングショップ『かじきあん』さんが潜ってくれはりました。 オフコース勿論、今日も5本行きましたよ。 本日俺は、『かじきあん』さんの1本目と5本目を御一緒させて頂きまして、中3本はフジシロさんと御一緒させて頂きました。 と言うことで、早朝1本目は『かじきあん』さんとセントカーディナルです。
黄色バージョンと白黒バージョンの『ギンガハゼ』がたくさん居る砂地があるのですが、そこが皆さんのお気に入りポイントだった様子で、暫く写真撮ってはりましたね。 個人的にお気に入りなのは、この砂地のすぐ隣にある根に居付いているストライプヘッドドワーフゴビーです。 顔面に赤い線が沢山入った、なかなか歌舞いた輩ですわ。 この根には、密かに馬鹿でかい個体がよーさん付いてはります。 コイツの写真撮るにはもってこいの場所ですね。
早朝上がりまして、フジシロさん達をピックアップして2本目はシャークシティです。 下げ側の棚で潮チェックで入ったときに、バラフエダイがようさん群れてはりましたわ。 結構アグレッシブに群れが泳ぎまわってまして、それはそれは熱い光景でしたよ。 上げ側でも潮を見て綺麗に上げてましたので、結果上げ側からエントリーです。 ガイドはコウジさんで、俺は後ろからアシストで付いて行きました。
大きなイソマグロいてはりましたね。 それはそれは大きかったですわ。 物怖じすることなく肩で風切って泳いではりましたよ。
あと、目を引いたもの言うたら、コウジさんがペットボトルをゴリゴリやり始めた途端に、沖を流していた治郎さんが慌てて棚に向かって帰ってきたことですかね。 「あ〜やっぱり治郎さんも、サメ怖いんやなぁ。」って思いましたよ。 それにしてもあの時の嬉しそうなコウジさんの顔。 2人のハイレベルな?攻防を垣間見ましたわ。
3本目はシアストンネル。 ガイドを俺に交代して頂きまして、行って参りました。 しかし張り切って入ったものの、今日はバージェスもコリンズも愛想尽かして見れなかった現実。 まぁ『かじきあん』さんは、治郎さんがガイドしてはったので、見れてはりましたけど。 フジシロさん、ホンマすんません! 残念ながらガイドの差ぁですわ...。
しかし今日熱かったのは、安全停止を兼ねての棚の上。 ハタタテハゼとか、ゴールドベリーダムセルやらを紹介してましたら、コウジさんが持って来てくれはりましたよ。 キンチャクガニ。 あの手にちっちゃいポンポン(イソギンチャク)付けた、可愛い奴です。 初めて見ましたよ。 立派な個体で、甲羅だけで1.5cmぐらいあったんちゃいますか? エエもん見ましたねぇ。 それにしても一つ疑問が湧きました。 彼らあんなもん手に付けてて、ご飯食べる度に口にイソギンチャク付く訳でっしゃろ? それぁもう、口の周り荒れて荒れて、山芋食うてほったらかした時みたいになってんちゃいますのん? あ〜、かゆ。
今日は実はもう一つ熱いもの見つけましたよ。 前回『AQUAS』さんが来てはった時に、皆さん写真撮ってはったんですけど、俺は知らんと見れてなくて、しかもそのあと暫く行方不明になってた、あいつが居てはりました。 『ブルーバードドワーフゴビー』でございます。 「青い鳥ベニハゼ?」と思ったら、ちゃいますわ。 『Blue-barred dwarfgoby』でして、赤いベニハゼのフォルムに目の覚めるようなブルーのラインが数本入ってるって言う、綺麗なハゼです。 2cmぐらいのハゼで、しかも俺が見つけたのはペアで居てはりましたよ。 しかしこれがまたイヤらしいことに、『ネキサス』クラスのカメラは入れない岩の間に居てはりますわ。 難儀なやっちゃで、ホンマ。
4本目は、ウーロンチャネルです。 またまたガイドさせて頂きました。 しかし今日は微妙な潮でしたよ。 「下げてるかなぁ?」と思って入ったら、緩やかに上げてましたので、「チャンス!」思いまして、チャネルに向かって泳ぎました。 チャネルに着いてもまだ微妙に上げてはりましたので、中に入って行きましたら、今度は下げ始めましたわ。 ワナやで、ホンマに。 濁った暖かい水が流れてきまして、上げてた潮とぶつかってモヤモヤになってましたわ。
しかし嬉しかったのは、チャネルに入ってすぐの根のところにホホスジタルミの幼魚が、まだ居付いていたことですかね。 マダラタルミの幼魚はまだ普通ですけど、このホホスジタルミの幼魚は以上に腹ビレが伸長してて可愛らしいですね。 まぁ大人になったら、どっちもワヤやけど。
5本目は夜のセントカーディナルです。 再び『かじきあん』さんとご一緒させて頂きました。 実は本日、パラオに来て初めてのナイトダイビングでした。 ナイトは、前から「やらないと、やらないと。」と思っていたのですが、とうとう本日敢行致しました。 どうもです。
何回も潜ってるセントカーディナルも、夜になると随分雰囲気が違いますわ。 砂地に居るネズッポの仲間も寝ぼけてるかしら、簡単に捕まえられたりしますわ。 まぁパラオ人の得意な、『夜這い』いう奴ですわ。
セントカーディナルの水深15m以深の砂地には、大戦中の一升瓶が幾つか落ちているのですが、そのウチの一つで今日は面白い物を発見しましたよ。 一升瓶の中にテッポウエビが単独で住んでるんですわ。 一升瓶の外壁の泥を払い落としましたら、中身が丸見えですわ。 テッポウエビは、細〜い管状の所でもUターン出来るんですねぇ。 器用にお腹曲げて方向転換してはりましたよ。 「頭から出てくるには、ケツから入らなあかん。」と思っていたのですが、そんなことありませんわ。
アクシデントは開始40分ぐらいにやって来ました。 ス〜っと豆球みたいな色になって、ぱっとライトが切れた現実! しかし今日は90分潜りますので、まだ半分以上残ってますわ。 治郎さんも治郎さんで、お客さんが途中でライト切れたから貸していたので、ライト持ってませんわ。 ガイド2人とも真っ暗ですわ。 お客さんは3人とも名々写真に夢中になって、セントカーディナルを這いずり回ってますので、少し暇ですわ。 やることないから治郎さんと二人でバブルリング作ってますわ。 月明かりに向かって、一所懸命泡吐いてますわ。 クラムボンが「カプカプ」笑ってますわ。 ほんまケンジの世界でっせ。
ライトが無いので周りが暗いこともあって、途中で夜光虫が沢山いることに気付きまして、暫く魅入られましたよ。 太極拳の練習してましたら、俺の動きにそってキラキラ光るんですねぇ。 それは綺麗ですわ。 「元斗光拳のファルコか!」いうレベルのオーラ出てましたよ。
俺がアホなことしてる内に治郎さん、閃いてましたよ。 デジカメの『モード設定』のメニュー開いてる時、画面が結構明るいというコトに。 その光でウミシダの中にいるカニやら見つけて、キチンとガイドしてはりましたわ。 大したもんですわ。
今日は生まれて初めて1日5本潜りました。 「やったった!」って感じですね。
『かじきあん』さん。 今日も御一緒させて頂きまして、どうもありがとうございました。 明日はゴビパラですね。俺が勝手に楽しみです。
フジシロさん。 御一緒させて頂きまして、どうもありがとうございました。 特にお話しが、楽しかったです。 また遊びにいらして下さい。 押忍!
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2006年04月12日 (水) 00時50分 |
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