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パラオの海の近況

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(749) 本日のログ6/4(大きいなあ〜) 投稿者:superぢろー
とても立派なペアでした!


おつかれ〜
最近精力的に潜っているゴビパラ3。
カナもログに書いていましたが、相当熱い!
普通に潜っているパラオのロケーションとは違うので見られる生物も、へえ〜っ、こんなのいたんだあ!と、パラオ初なんてのがボコボコ出てきます。
内湾系では今一番の注目ポイントですね。
ちょっと遡りますが、最近のログをアップしていきたいと思います。

ポイント:ゴビパラ3
天候  :晴れ
風   :殆どなし
気温  :30℃
海況  :ベタ凪です
潮流  :殆どなし
水温  :29〜30℃
透視度 :10m以上

そんなわけで、この日は先日発見した「ある魚♪」の生息状況を調べるための調査ダイビングでした。
まあ、お目当てが、お目当てだけに他のネタには目もくれずひたすら海中を突き進むわけですが、それなりに深い場所を散策していると浅い所での滞在も長くなるわけで...(^^;)
そんな時に彼等を発見しました。
写真のエビはウミウシカクレエビという非常に美しいエビです。
分布は非常に広く、沖縄では普通に見られ、これからのシーズンは伊豆などでも稀に観察されます。
パラオではブルーコーナー等のメジャーポイントでも普通に見られるエビなのですがここまで立派な、しかもペアは非常に珍しい!
彼等は他の生物に共生?するタイプのエビで、パラオではナマコの体表で良く見られます。
写真のナマコはジャノメナマコでパラオではやはり普通種。
で、なにがポイントなのかと言いますと、このウミウシカクレエビに限った事ではないのですが、内湾に生息するこの類のエビは外洋に生息するそれよりも個体のサイズが大きい傾向にあるようです。
以前沖縄の同様な環境で彼等を発見した事があるのですが、そのサイズは自分の中では過去最大でした。
でも、その生息数は少ない...
捕食圧の問題なのでしょうか?
簡単に言ってしまえば、外洋に近い環境は彼等を積極的に食べようとする魚が多い?
でも、ナマコにアタックをかけている魚って見た事ないですよね。
トラギスの仲間あたりが狙っていそうな気もしますが...
逆に外洋に面する環境の方が彼等にとっても住みやすく、同種間の競争が激しいとも考えられますね。
個体レベルの繁殖戦略から考えると個体は大きくなって、同じペアで何度も産卵を行う方が良い訳ですが、種としての存続を考えるなら犠牲は多くても仲間が多い方が良い訳です。
と、考えると同一種でありながら違う環境へ特化して行ったと考えることも出来ますね!
つまり、種全体として繁栄する為に、別の環境へ住む事によってより生息環境を広げると云う事です。
そして、やがては別種に...

いずれにしても、内湾域の方が総じて個体が大きいようです。
カメラ派にとってはそっちの方が良いですよね〜
キレイで立派だし♪

なーんてことを考えながら撮影に夢中になっている内に浮上出来る時間がやってくるのでしたあ...\(´∀`)/
2005年06月20日 (月) 10時10分


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