(871) 本日のログ6/25(サザナミハギの流れ) |
投稿者:拓己
|
|
押忍! 「ドレン抜いた時の白い水、カルピスやったら良いのになぁ〜!」思いながら、タンクチャージしてます。 白石です。
今日も山田姉妹とコーナーへ行ってきました。 1日2本しか潜りませんけど、3日続けてコーナーです。 今日で立て続け6本目ですわ。 いつまでコーナー三昧するんでしょう? (明日もコーナー言うてはりますし。)
今日は昨日棚の中で『岩めくりダイブ』してた時に、沢山群れていたサザナミハギを見に行く予定です。 予定通り行くと、キャーキャー言いながらロウニンアジやカスミアジに追い掛け回されてるトコロが見れるでしょう。
2本目です。 俺は治郎さんのカメラ持ちです。 もちろんワイド仕様です。 治郎さんはビデオ持ってます。 『しんかい2000』とか書いてはりますけど(自分で)、めっちゃデカい(高い)あれですわ。 上げから入ったものの、潮けっこう下げてます。 棚の中を突っ切って、とにかく先端を目指します。
リュウキュウキッカが沢山生えてるトコ辺りまでくると、もうエラいことになってはりますわ。 あんなモンよう数えませんけど、10万以上は居てはるんちゃいますか(ホンマは1万か、100万か分かりませんけど。)? とにかく腐るほど居てはりますわ。 このサザナミハギはよ〜く見ると、縦縞が入ってはりますけど、基本的にはパっと見て黒い何の味気もない20cm弱のハギですわ。 その黒い群れが、黄色のリュウキュウキッカの上を縦横無尽にビャーッと走りまくってはりますわ。 もちろん、ロウニンアジ、カスミアジ、グレイリーフシャーク、ネムリブカ、あとバラフエダイとかもプレデター側で活躍してはります。
話しそれますけどチョット面白かったのが、一本目で見つけたロウニンアジの頭ですわ。 人間の頭ぐらいありますわ。 それをコージさんが、インディアンがする、それの様におもむろに掴んで泳いではりますわ。 その時ハっと横見たらグレイリーフシャークがおったんでしょうね。 めちゃめちゃビビって、首捨ててはりましたわ。 めぇ〜ちゃめちゃビビってはりましたわ。 プレデター側で大活躍中のロウニンの頭も、白目むいてリュウキュウキッカの上に無造作に転がってはりましたわ。 皮肉なもんですなぁ。
下げ潮の流れがドンドン強くなってきてはりまして、棚の先端付近ではダウンカレントが起きてますわ。 その棚にみんなしがみ付いて、治郎さんはビデオ撮ったり写真撮ったり忙しそうにしてはりますし、山田姉妹も群れに見とれてはりますし、めいめい楽しんではりますわ。
それにしてもえげつない群れが、上手く人をかわしながら泳ぐさまが、川みたいでしたね。 しかもあいつら勢いあるから、渓流やね。 渓流の川の流れがサザナミハギで、その川の中にある水面まで出た岩が俺たちですわ。 ほんで強いて言やぁ、濡れずに川渡るために足場を作る時に投げ込まれた岩が、ロウニンアジですなぁ。 ドカーン!と投げ込まれた時に、弾けるさまもそっくりですわ。
プレデター側の彼らは暴力の限りを尽くしてはりまして、突っ込むごとにサンゴに頭「ガチン!」ってぶつけるもんですから、ロウニンアジに至っては、けっこう毛だらけ頭傷だらけですわ。 特に口元。 あれはオロナイン塗っとかな「治り長引くで。」言うレベルの傷持った個体も居てはりますわ。
ほんで大変なのはサザナミハギ。 あいつらあんなけ群れるのは、どうやら産卵が目的らしいです(新月までが狙い目)。 こないだのタコみたいにゆっくり出来たらええけど、こいつらはあんなけ逃げまくって、その隙に Do せなあきませんからねぇ。 気持ちエエもへったくれもあれへん、ホンマに同情しますわ。
まぁ密度、内容ともに濃い一本でした。 明日はガイドです。 山田さん、またあれ見に行っても良いですか?
|
|
2006年06月25日 (日) 22時06分 |
|