(856) 本日のログ6/8(おこぜを踏んだらサヨウナラ) |
投稿者:拓己
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押忍! Please call me "OKOZE-Kun". 白石です。
本日は、西川さん夫妻とガルメアウス島で体験ダイビングです。 アシストにロクさんがついてます。 治郎さんはカメラ持って、タツノイトコかタツノハトコを撮りに行ってますわ。
今日は晴れたり曇ったりで天気が安定してませんが、時折見せる気合いの入った晴れ間がガルメアウスの美しさを引き立たせています。 この島は晴れるとホントに綺麗です。
トントンとスキルの練習を終わらせて、「耳抜きと、ヒメオニオコゼに注意して行きましょう!」言うて水中散歩に出掛けます。 今日はサヨリ(コモチサヨリ?)がたくさん泳いではりますわ。 真っ赤な超受け口をさらして泳いではりますわ。 よ〜さん捕まえてテンプラしたいねぇ。
若干水深を取って 3m ぐらいのところをキープして、砂地を沖向いて右に移動していきます。 今日もイッパイ埋まってますわ。 西川さんの奥さんに、「ここ掘って下さい。」ってスレートに書いたら、ナマコが出てきて少々ビックリしてはりましたよ。 さらにナマコにかぶさった砂を払っていたら、突然『白い呪い(キュビエ管)』を出しはりまして、奥さんの指ぐちゃぐちゃになってますわ。 「やっべぇ!」思いまして、おもむろにそれをはがしたら俺の手もコテコテですわ。 旦那さんそれ見て、「うわぁ〜!!」言う顔してはりますわ。 言うときまっけど、この『呪い』はしつこいで。
ナマコを散々いじめて、更に進みます。 途中モンダルマガレイに遭遇です。 相変わらず平ぺったい奴ですわ。 しかしよ〜く見ると、ブルーのリングが体表の所々に入っていて綺麗な魚ですわ。 西川さん興味持たれはったので、ダルマガレイを追い詰めます。 4人で囲んで輪を狭めていき、捕まえようと試みますわ。 サッと俺の左側の合間を縫って逃げようとしたので、そっちを左手でサッと遮った、その時ですわ。 「ザクっ!」言いましたわ、ザクって。 頭に『凶』!!の一文字が浮かんで、バッと見たら居てはりますわ。 砂からいやぁ〜な背鰭を出した、そいつが居てはりますわ。 ブリーフィングで、「こいつには気をつけて下さい!」って言うてた奴が居くさりますわ。 Yes it was. ヒメオニオコゼです。 俺もホンマにアホ丸出しですわ。 左の小指から思いっきりぶっ刺しましたわ。 これは間違いなく、ナマコをいじめた呪いですわ。 今度逢うたら、『ナマコ VS ヒメオニオコゼ』をマッチメイクさせて頂きますわ。
一応、指示棒でヒメオニオコゼを突っついてお客さんに説明しますけど、俺の歪んだ形相見て西川さんヒキまくってはりますわ。 さすがに近寄って見ようとしませんわ。 ヒメオニオコゼはと言うと毒々しいヒレ開きながら「誰が屁ぇこいたん?」言う顔して、ゆっくりゆっくり深みへ歩いてはりますわ。
「これはアカン!」思いまして、ヤクシマイワシを紹介させて頂いたのが最後でエキジットです。 覚悟はしてましたけど、ここからが It's Show Time. ですわ。 刺されてビックリした手が、感覚を確実に覚え始めてきまして、歯ぁ食いしばってギリギリ言うてますけど、手首から先は狂うような感覚ですわ。 腫れて、グーが出来ないくらいパンパンになってきてまして、自分の手じゃないぐらいズングリしてきて『魔羅手』みたいになってますわ。 とりあえず『お湯』が応急処置って、 PADI で習ったもんやさかい BBQ マスターにお湯をねだりますわ。 しかしまだ早い段階で準備全然出来てませんわ。 困った時のアレンさんに尋ねると、即答で「Let's go to Hospital!」ですわ。 そうかその手があったか。
幸い治郎さんが居てはったので、引き継いで頂いて俺は Go to Hospital です。 ホンマ冗談抜きで、地雷やおまへんけど『おこぜを踏んだらサヨウナラ』ですわ。 面目ないです。かっこわるいです。 西川さん本日は誠にご迷惑お掛けしました。 ごめんなさい。 えらい心配してくれはってたそうで、恐縮です。 コレに懲りずにまた遊びに来て頂けると、非常に嬉しいです。 どうもありがとうございました。
それにしても小指がよ〜腫れてますから、このログ打つときに何回間違って『Caps Lock』打ったか分かりませんわ。
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2006年06月08日 (木) 20時02分 |
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