(853) 本日のログ6/4(めぁじで!?) |
投稿者:拓己
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押忍! Me は反省してるから、ゴビパラ3 together させて下さい。 航路潜って、怒られて、謹慎中の白石です。
今日も村岡さんと潜ってきました。 ウーロン方面です。 今日も、昨日同様ベタナギ君です。
本日の目標は、『キャーキャー泣きながら逃げ回るメアジの群れを、キャーキャー言いながら観察する!』です。 つまり、ウーロンチャネルの奥の奥ですわ。 アレンさんに相談します。 :From 8 o'clock become high tide. So 1st Dive is ウーロンチャネル. OK? :ホント? :Yes! ホント!! :ホント? :えぇ!? アカン? :I think 2nd Dive is better. :Reary? Why? :.....ワカラナイ。 I think so. :O.K! I believe your experience. 1st Dive is シアストンネル. And then ウーロンチャネルね. :You can check ウーロンチャネル first, and you can deside. :それや! And, if 流れ逆やったら、1st Dive is シアストンネルね。 :O.K. ボス! :Not ボス! (ホンマに会話を文章化すると、教科書通りの長嶋英語ですわ...。)
ウーロンチャネルで潮チェックです。 上げ潮で、一応外洋からの水がチャンネル内に流れ込んで来てはいますが、思いの他景気悪いです。 断水したトイレの3回目のフラッシュぐらいの流れですわ。 結局、アレンさんの言う通りウーロンチャネルは2本目に回すことにしまして、1本目はシアストンネルです。
今日は、バージェスバタフライフィッシュのペアがすぐに見つかりました。 最近気付いたのですが、僕チョウチョウウオの中でコイツが一番好きです。 モノクロで、他のに比べると地味ですが、シックでかなり良いセンスしてはりますわ。
次にコリンズエンジェルフィッシュと行きたい所ですが、見つかりません...。 間違いなくこの穴のどこかに居てはるんは分かっているのですが、あきませんわ。 これ以上探しても窒素溜まるだけですから、諦めて砂地へ降りて、次です。
ヴォルケーノシュリンプゴビー探しますわ。 あれ〜〜〜?こっちも居てへんがなっ! ヤマブキハゼとダンダラダテハゼ、ニチリンダテハゼしか見つけられない、この現実。 まぁでも、このニチリンダテハゼ第一背鰭をバッシーっと開いてはりまして、それぁ綺麗でしたよ。 スーパースターから購入した LED のフィッシュライト当てると、透き通るような白のボディにバランス良く入ったオレンジのラインが映えて、めちゃんこ綺麗。 英語で言うところの、 So Cool! ですわ。 謹慎解けたら撮りたい魚の一つですねぇ! 結局ブリーフィングで「見せます!」言うてた魚の1/3しか見せれなくて、穴を脱出です。 後ろ髪引かれっぱなしです。引かれっぱなしジャーマンです。 村岡さん、ホンマすんません。
穴を出ると、シアスコーナーとは逆の方向にドロップオフ沿いを流します。 目新しい魚は見つけられませんでしたが、イエローストライプアンティアスは、かなり綺麗でしたね。
2本目。 仕切りなおしてウーロンチャネルです。 言うほど流れてませんけど、さっきチェックした時よりは、 better です。 にしても、ホント言うほど流れてませんので、少し泳ぎ気味で奥を目指します。
少し前に入ったときはオオアオノメアラが産卵期でよ〜さん集まっていたのですが、今日はアカマダラハタがよ〜さん居てはりますわ。 丸々太った 1m クラスのも結構居てはりますわ。 鍋でシャブって、もみじおろしで「パクぅ!」いきたい所ですわ、ホンマ。 それにしてもこんなとこ、ヤス持った村田さん放り込んだら、コトやで。
暫く進みますと、アケボノチョウチョウウオが6、7匹居てはりますわ。 って、よ〜見るとその内の2匹がスポットテイルバタフライフィッシュですやん! パッと見、ノコギリハギとシマキンチャクフグ以上に見分け付きませんけど、実はこの2種を見分ける方法御座いますわ。 ちょっと偉そうに講釈垂れさせて頂きまっけど、背中の方の黒い縁が『線』で縁取られているのがアケボノチョウチョウウオで、『点々』で縁取られているのがスポットテイルバタフライフィッシュですわ。 チャンス御座いましたら、一辺見分けたってつかあさい。 このスポットテイル結構レア物で、見つけられたら10円のガム当たった時ぐらいの、小さな幸せ掴むこと受け合いですわ。
ってダラダラ説明してましたら、時間たってますやん! この流れで、奥まで行くには結構厳しいので、フィンキックしながら流します。 途中、いつものところでホウセキキントキが受け口して群れてはりますわ。 リュウキュウキッカサンゴのところには、レアもののイナズマヤッコが居てはりますわ。 Long time no see it! やで、ホンマに。
どんどん進みます。 だんだん流れが弱くなってきてます。 「潮逆ちゃうんかい!?」思ったりして不安になったりしますけど、ムチヤギの揺れ方や、チンアナゴの向いてる方向見る分には、 still 上げてはりますわ(って言うか、不安で不安でそればっかり気にしてる現実。)。 やっと砂地に出ました。 もうすぐ先には、キャーキャー逃げ回ってる阿鼻叫喚のメアジが居るはずです。 更に進みます。 . . . 左手にはスキー場のゲレンデのような地形が見えてきました。 もうそろそろ出てこなアカンよ、メアジちゃん。 . . . キャーーーーー! 逆に俺が叫びましたよ。 めぁじで!?メアジのメの字もおまへんがなっ!! あれだけ昨日から盛り上がって、 あれだけ潮見てここ来て、 あれだけフィンキックしてここ来て..... グレイリーフシャーク1匹しか居てまへんがなっ!! 「お前か! お前が皆食うたんか! 吐き出せ! ホンマにぃ〜〜〜〜!」 サメにでも当たらなやってられまへんで。
村岡さん気ぃ使うてくれはりまして、「たくちゃん、ここも地形良かったよ。砂地に居るサメも、ドロップオフのとは違って迫力あるし。」言うて慰めてくれはりましたけど、 心の中では、「お前、こんなけ人泳がせて、最後の最後で何にも無いって、どないやねぇ〜〜〜ん!」って絶対思ってますわ。 だって人間だもの。 村岡さん、ホンマにゴメンナサイ。 めぁじでごめんなさい。
3本目ウーロンドロップです。 メンタルダメージを引きずったまま、チャネルの入り口からシアスの方向けて流します。 いつものトコへ行っても、今日はツバメウオ居てはりません。 今日はこんな日ですわ。 もう、ハナビラクマノミ捕まえなやってられへんで。
潮も変りましたし、来た道を戻ります。 ウーロンドロップは、ドロップオフの際が少々深めで、平均して21mぐらいあります。 現に、アレンズラス追い掛け回してた治郎さん、減圧くらってはりますわ。 なので、棚の上の浅い所に上がりまして、小さいの探しながら泳ぎます。 元のブイの下あたりで、俺の荒んだ心を慰めてくれる奴が居ましたよ。 オドリハゼです。 「余裕やでぇ〜。」言いながら胸ビレ動かして、オモロイ踊りしてるのに、ちょっと近づいたらサッと隠れますわ。 ほとぼり冷めたら、また出て来て、 「余裕やでぇ〜。」って。 おちょくっとるでホンマに。
村岡さん、今回一緒に色々付き合わさせて頂きまして、どうもありがとう御座いました。 また何度もご飯お誘い頂きまして、そちらも合わせてありがとう御座いました。 海の方は力量不足浮き彫りで、パラオの良さの何分の一も紹介出来ませんでしたけど、もっと修行積みますので、宜しければ又一緒に潜って下さい。 またいらして下さい。 お待ちしております。 押忍!
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2006年06月05日 (月) 22時02分 |
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