４月１１日

こうして私はまた、あなたに会いに来てしまいました・・。
今日こそはあなたが誰なのか教えてくれると信じて・・。
もっと見せて！
その魅惑的なオーラで包まれたあなたの全身を！！
追えば逃げ、引き返そうとすればまた現れる。
カケヒキ上手なあなた・・。

あなたの正体を教えて・・。

連載　
　「ナゾのハナダイに魅せられて・・。」
第２回〜魅惑の再会〜

今日も変態ゲスト２名を乗せたサザン号。
昨日のハナダイが気になるものの、１本目はタマムシサンゴアマダイ狙いでシアスアウトサイドへ。
心のどこかではハナダイの事を思ってはいるものの、

「もう一回ちゃんと見たら何だったのかはっきりするだろう・・。」

と、少し余裕で一本目はハナダイを気にせず潜ります。
・・って言うか、あまりの登場メンバーにそんな事忘れちゃってたと言うのも本当の所。

狙いはタマムシサンゴアマダイ！！！
これだけでもネタ的には充分！！

・・ですが・・。

ここはそれだけでは浮上させてくれません・・。


ゲストがタマムシサンゴアマダイにへばりついてる間に辺りを散策すると・・。

ベニハナダイにスジハナダイ！
コウリンハナダイやアサヒハナゴイの舞いも華やかに。
ふと見ると・・・ツルグエ！
はっと見ると・・・オレンジストライプドラス！
えっと思ったら・・・ブラックテイルホグフィッシュ！！
更にはパラオでは初めて見ました。。
アオスジスズメダイ！！

息つく暇も無いままに、浮上・・。
例のハナダイの事は忘れ・・浮上・・。

あまりの興奮に、すっかりあのハナダイの事を忘れてしまっているカナ。

・・それで良かったのかも。
・・それで忘れられてたら良かったのかも。

なのに・・。
水面休息中、ゲストがポツリ・・・。

「あのハナダイみたいの何だったかわかった？？」



・・・。


わかんねぇ〜よ・・。


・・・。

とは、言いませんが、その一言で思い出してしまいました。
これはやっぱり確認するしかない・・。

なのでもう１本シアスアウトサイド。
少し別ネタを堪能してからいよいよあの子の元へ・・。

きっと今日わかる！
あの子の正体が！！

・・いた。

よく見てみる・・。

・・わからない。

もっとよく見てみる・・。

・・やっぱりわからない。

後で調べられるように、もっとじっと・・。
体色・鰭の色・形・ライン。
隅々まで・・。
もっと良く見て・・。

しっかりと脳裏に焼きつけ、写真にもしっかり収め、これで正体判明！！


・・の予定でしたが。

・・・。


該当。


・・・無し。


何なんだぁ〜！！

少しの苛立ちと、少しの期待。
胸いっぱいに広がったハナダイへの思い。
ここまで来たら気になって何が何でも正体を掴みたい！
次、君に会えるのはいつだろう・・。
それまでにそれらしき候補が見つかるだろうか・・。
その時まで、どうかそこにいて！！！


なんて・・・。
意外にもスグにまた会いに行く事になるとは、この時誰が予想していたでしょうか・・。


「ナゾのハナダイに魅せられて・・」
第３回〜困惑の対面〜

乞うご期待！！