タイトル:「褐雨日記」−四 - 投稿者:sessha
今描いている8作目が終わればやっと折り返し地点。まあ、他にも色々描いたりやらないといけない事はあるけど・・・ひとまず置いといて。この8作目は「侍」の2作目になる。今まで描いた事もある騎馬武者がモチーフ。そして、今までとまた違ったものに。少し深かったけど、掘り出し続けたらカケラが見えて形がわかってきた。もうちょい堀り続けると取り出せる。雑になって壊さないように気をつけながら。
今日、岡本太郎記念館と31日まで一般公開してる汐留の「明日の神話」を見に行った。 記念館は、少し見つけるのに戸惑ったけどなんとか辿り着いた。最後に道を尋ねたコンビニの店員の態度が投げやりだったのに若干、気分を悪くしたけど・・・。何人にも聞かれてるとは思うけど。 住んでた家を、そのまま記念館にしただけあって見れる部屋は5つぐらいで、今は「明日の神話」関連の展示になっていた。一通り見て最後に行った部屋というかアトリエに着いた時、足が止まった。なんとも表現できない感覚に襲われて、10分ぐらい立ちつくしていた。そして涙が出そうになった。岡本太郎が、本当にそこで作品を描いていた空気がそのまま残っていて心に入り込んできた。 そして壁画を見に行った。これは生で見に行った甲斐があった。やっぱり大きな画はいい。そして、それが屋内じゃなくて屋外の空気にさらされてるのが最高だった。日が暮れる時間で、暗くなるにつれ画が浮かび上がってくる感じがたまらなかった。ありがとう、岡本太郎。
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2006年08月31日 (木) 00時28分 )
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