投稿者:小川 和彦
佐世保で暮らす女性にしか見えない、感じられない世界を丁寧に表現する作風で、佐世保から全国へ発信できる舞台を目指して頑張っている劇団HIT!STAGEの初めての東京公演が行なわれます。 劇団HIT!STAGEのHP
日時は7月26日(土)19:00と27日(日)14:00の2回のみ。27日は川棚出身の劇作家・俳優の岩松了がアフタートークに出演。 会場は板橋区にある演劇フリースペース・サブテレニアン(板橋区氷川町46−4:都営三田線板橋区役所駅から徒歩3分もしくは東武東上線大山駅北口から徒歩7分)。
日時が迫っていますが、お時間のある方はぜひ!
●劇団HIT!STAGEとは 98年2月アトリエ公演で旗揚げ。 脚本の森馨由(かおる)の世界を、演出の田原佐知子が舞台化するというコンビで、佐世保市を中心に活動中。 佐世保から全国へ発信できる舞台を目指して、日々稽古に励む。 佐世保で暮らす女性にしか見えない、感じられない世界を丁寧に表現する作風が観客の支持を集める。
【主な作品】 ■07年アルカス演劇さーくる第三回公演「春の鯨」(作:森馨由・演出:田原佐知子) 「第13回 劇作家協会新人戯曲賞」優秀新人戯曲賞受賞。 ■08年「第2回福岡演劇フェスティバル」チャンス枠公演「白波の食卓」(作:森馨由・演出:田原佐知子) 09年9月「九州戯曲賞」の第一回大賞を受賞。 ■09年「Case3 〜よく学ぶ遺伝子〜」(作:森馨由 演出:田原佐知子) 代表・演出:田原佐知子 09年11月『近松賞』の最終候補9作品にノミネート。 ■14年「第8回福岡演劇フェスティバル参加作品「血の家」(作:森馨由・演出:中嶋さと) 「第19回劇作家協会新人戯曲賞」優秀新人戯曲賞受賞。
【東京公演:Case4 〜他人と自分〜】
あらすじ 仕事にも恋愛にも行き詰った、一人の三十代の女性。 子供の頃に思い描いていた自分の人生と、現実の人生。 そのギャップを埋めるため、奇策を思い付く。 それは、自分の思う通りの人生を歩む、自分の影武者を作り上げる事だった。 妙な求人案内を見て、二人の女性が彼女を訪ねてくる。 三人の女性は、粛々と影武者の訓練を始め、やがて女性の真の苦しみに辿り着く。 本当の自分とは何なのか。他人から自分はどう見えているのか…。 誰もが一番、知りたくない…それでも、覗かずにはいられない、人間の本性と闇を描く。
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