[1179]モネ
政府は、3月25日から半年間開催される「愛・地球博」(愛知万博)を訪れるために来日する外国人観光客に対し、査証(ビザ)の発給手数料(3000円)を免除する。
外務省筋が12日明らかにした。
アジア諸国などからの観光客を増やすのが狙いで、開幕1か月前の今月25日から実施する。ビザ手数料の免除は最近では例がないという。
欧米など58か国・地域には既にビザを免除しており、韓国と台湾にも万博期間中の免除を決めている。このため、手数料免除の恩恵を受けるのは、万博中の団体観光客へのビザ発給地域を全土に拡大する中国や、東南アジア、ロシアなど、日本に近い国が中心になる。
手数料の免除は、来日中に就労はできない観光、商用目的などの短期滞在ビザが対象となる。現地通貨で徴収している3000円相当額について、渡航目的に愛知万博訪問を含めている場合は全額免除する。
ビザ申請者が愛知万博を訪れるかどうかは、ビザ発給審査の際、滞在予定表などで確認する。
愛知万博の目標入場者数は1500万人。このうち150万人を外国人観光客と見込んでいる。 (読売新聞)
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2005年02月12日 (土) 20時42分
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