２０歳で最初に買ったコンポーネントステレオが山水のＡＵ６６６とＳＰ１５０です。オーディオ店で天井まで並んだスピーカーを聞いていきオッ！と思う美しい山水の音でした。新製品出ると店に聞きに行くのが私のオーディオ趣味ですが、故障してもいないのに買い替えるほどのスピーカーには出会わず（ＳＰ６０００には買い替えておけば良かった）いくら良くてもＪＢＬやアポジーは買えずで長岡鉄男さんは１０年聞けばメーカーから表彰状が来ると言ってましたが、もうすぐ４枚目が来る計算です。カートリッジで音が変わるというので試したところガラリと変わるのに驚きＡＴ−ＶＭ３５、グレースＦ８Ｌ、サテンＭ１４ときてサテンの音に満足。以後聞いてみたいカートリッジもあったがサテンの新型を買わないといけないので聞けなくなった。サテン１４Ｌ、１１７、１８と買ってＬＰ時代が終わりました。今サテンが無いんじゃＬＰ聞いてもしょうがないという気持ちです。
　６６６が故障したのでＤ７０７を買うと夜の微小音量でも低音がよく出て音も柔らかくなり、当時ＳＰ５０５Ｊ（ＪＢＬの３０ｃｍフルレンジを山水の箱に入れたもの）を中古で買っていましたが、ツィーター無しで十分なほど高音も伸びていて、すばらしいグレードアップになりました。
　ＬＰでは常にラウドネスＯＮでなお低音ブーストしないといけない私の耳でしたが（だから山水でないとキンキンして音楽が楽しめない）ＣＤになると高音が物足りずＤからアルファになった山水のアンプは高音がＣＤ対応になっているようなので買おうかと思っていたころヤマハＡＸ２０００Ａの中古があり（当時まだ発売中の現行商品だった）若干低音が薄いものの音色は山水に置き換えて違和感なかったので買い、Ｄ７０７をプリアンプとしてヤマハにつないでいます。チューナー（テクニクスＳＴ−Ｇ７）とＭＤ（ティアック）は直接ヤマハにつないでいます。短波放送をＭＤに録音するとノイズで聞けないので赤井のカセットもまだ使っています。
　家にいる時は常に電源ＯＮにしているのでまあまあでいってるがスイッチＯＮ後すぐは片チャンネル音が出ない現象はちょっと困る。こういう現象は当たり前のようだからプリとパワーのセパレートでなく、モノラルのプリメイン２台という構成もあっていいと思う。山水は１度修理し、ましになったがヤマハがなりだした。ヤマハは時々安全回路が作動してスイッチが切れ自動でまた復活する現象もおきだした。
　２０歳の時、三菱ＤＳ２５１と山水で迷ったのですが、１０年以上たって中古でＤＳ２５１を入手し聞いたところ中低音（ピアノの左手、ボーカルの低い方）がポッコリ削られていて、これ買ってたら大変だったと思ったことでした。ＤＳ２５１／�Uは高音キンキンでダメだというのは店で分かっていましたが。
　山水のＣＤプレーヤーがトレーが閉じなくなり、ＳＡＣＤプレーヤー買おうかとも思ってますが（マランツ１５、デノン１６５０、ヤマハ２０００を聞いてヤマハがいいようでした。ＤＡＣ自体はマランツのがソフトでいいのですが）今はミュージックバードばかりでＣＤあまり聞かなくなってるし購入意欲があまりわきません。