CoolJAZZです。遅れてきた青年ならぬ遅れてきたジャンク・オーディオファンになりつつあります。最初は、A-H7+T-H7+CD-H7を買って、その後AU-307とTU-207を買ってしまいました。そのまた後に、さらに、スピーカー(S-9MH)以外にも、DVDプレーヤー、CDデッキ、カセットデッキ、ターンテーブルを買ってしまいました。これらはSANSUI製品ではないので、型番は書きません（SANSUI製品で揃えたいのはやまやまなのですが、なかなかそう都合よく売ってはいないので、妥協しています）。

私は、買う時には1品3500円までと予算を決めているので、みんな安物です。ですが、みんなちゃんと動いてくれるので、気に入っています。いまさらカセットデッキなんか買っても、ほとんど意味ない（だってミュージックカセットを持っているわけじゃないし、エアチェックするわけでもないし）のに、買ってしまいまいした。ターンテーブルも同様です。

ところで、AU-307のセレクタは、AUX+TUNER+PHONO&TAPE MONITORしかないので、これだけデッキ類が増えてくると、入力端子が足りなくなってきました。そこで、適当なオーディオセレクターがないかなと探していたのですが、どうも適当な出物がありません。

そんなとき、行きつけのショップで、SANSUI 700CD-Rを見つけました。980円です。これはシスコン用のアンプですよね。なかなかカッコいいアンプで、欲しいけどアンプはもう持ってるしな、と考えていたのですが、これには6系統の入力端子があり、しかもイコライザー用の入出力端子もあり、前面にあるボタンを押すことによってスピーカー出力をオフにして、イコライザー出力だけにすることができるようになっています。つまり、AU-307と同じプリ＋メイン分離型アンプなわけですね。

で、思いつきました。700CD-Rを買って、これをセレクター代わりにしてみよう。なんて贅沢な、と思いましたが、980円だからいいんです。セレクターだって、ちゃんとしたものなら安くても何千円かはしますから。欠点は、セレクターとしては重すぎることですね。結局、700CD-Rを買って帰って、余っているデッキ類をこいつに繋いで、こいつのイコライザー出力をAU-307のTUNER端子に繋ぎました。なかなか快適です。悦に入っています。

ところで、疑問なのですが、私は余っていたDVDプレーヤー2台とチューナー（TU-207）を700CD-Rの入力端子に繋ぎ、700CD-Rのイコライザー出力をAU-307のTUNER入力端子に繋ぎました。AU-307のAUXにはCDデッキを、PHONOにはターンテーブルを、TAPE入出力にはカセットデッキをそれぞれ直接繋いでいます。つまり、FMを聞きたい時は、700CD-Rを中継することにしたのです。

700CD-Rは通常のプリメインアンプとしても使用可能なので、700CD-Rにも別のスピーカーを繋ぎました。ですので、DVDプレーヤーやFMを聞きたい時は700CD-Rのイコライザー出力を中継してAU-307のスピーカーでも聞く事ができるし、AU-307をオフにして、700CD-Rのスピーカーを直接鳴らすこともできます。

このとき、つまりAU-307をオフにして、700CD-Rのスピーカーを直接鳴らすときに、不思議な現象が起きます。AU-307の電源はオフにしていて、700CD-Rを単体のアンプとして使っているのに、AU-307のセレクタ位置をPHONOにすると、700CD-Rのスピーカーから音が出なくなります。AUXまたはTUNERにすると、音が出ます。どうしてこういうことが起きるのか、私には分かりません。不思議だ。