CLUB SANSUIのミニコンポをもう手に入れているのに、部屋を少し整理して、またジャンク品を買ってしまいました。AU-307（プリメインアンプ）とTU-207（チューナー）です。AU-307は、よく分かりませんが、1975、76年頃の製品だと思います。一応、「チェック時、音、でました」の表示があったのですが、店から持って帰って、電源を入れるまで、ドキドキでした。30年以上前の製品だと思いますが、ちゃんと音が出ました。ほぼ、完品に近いです。音量を最低ギリギリにしたとき、左側の音が出ません。もう一段、音量を上げると、出ます。しばらく動かしていると最低音量でも左も出るようになります。おそらく、このBBSでしばらく前に話題に上っていた「リレーの接触不良」（？）だろうと思います。暇があるときに、天板を外して中の掃除をしようと思っていますが、最低音量の時だけなので、実用上は問題ありません。その他、バランスつまみを回す時とスピーカー切り替えつまみを回す時に、わずかにガリ音があるくらいで、後はほとんど問題ありません。いやー、ほんとに感心しています。75年と言えば、歳がバレちゃいますが、私が大学に入学した年です。おそらく、もともと普及価格帯の製品でしょうから、高級機ならもっと良い音を出すのでしょうが、重厚感がある、なかなかのものです。CLUB SANSUIのA-H7と聞き比べて、楽しんでいます。A-H7も決して負けてはおらず、シャープないい音を出してます。TU-207の方は、思わずついでに買ってしまいました。おそらく、AU-307と同時期の製品だと思いますが、統一されたデザインで、重ねておくとカッコイイです。TU-207は、もう正真正銘の完品でした。チューニングダイヤルとスケールの間に多少のズレができてしまっているのでは、と思っていたのですが、全くずれていません。サンスイはチューナーが得意分野の一つだったのでしょうか。柔らかな感じの良い音ですね。AM用のバーアンテナが本体外側にあって、ぐるぐる回せるようになっているのも、（今の私の受信環境ではいずれにしてもAMはほとんど受信できないのですが）カッコイイですね。

A-H7は、あのサイズでよくもあそこまで仕上げたな〜って言えるかと思います。
AU-307のガリは、まずは接点復活剤でも吹きかけ、つまみをグルグルまわしてみてください。あっさり治る場合もありますので…