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[1350]セミ判専門 投稿者:ナースマン

投稿日:2018年01月12日 (金) 09時36分

コニカのスプリングを特集したので、次はミノルタ。
<実るほど頭が下がる稲穂かな>これがミノルタの由来。
最初、モルタ合資会社と呼ばれた。
29年(昭和8年)セミミノルタT型を発売。此れは六櫻社の8年式パールと共に、国産初のスプリングカメラ。3枚玉のF4,5コロナアナスチグマット、100sのクラウンシャッター付。素透視ファインダー。セミイコンタと言うより、セミネッターのコピー。
初期型は全群移動であったが、30年の改良型は前玉回転、オプチカル透視ファインダー、直線襷。正にセミネッターのコピー。
セミネッターとの違いは、軍艦部にアクセサリーシューがあり、専用距離計をセットできること。
30年型には、200sシャッターにした、改2もある。
ミノルタの製品。細かい変化が多い。これらを改、としているので、分類がややこしい。但し、スプリングは最初から最後まで、ほぼセミ判のみ。ミノルタは2眼レフも有名。ミノルタフレックス、ミノルタコード、オートコードと発展。66は基本2眼レフ。
69、ベスト半切は手を出していない。
33年社名を千代田光学精工に改め、記念パーティーを開く。
その会場で発表されたのが、オートセミミノルタとセミミノルタU型。セミミノルタUは、基本ボデーレリース。レンズがF4,5とF3,5のコロナアナスチグマット、シャッターは200sのクラウン、175sのプロンター、300sのコンパー等色々な組み合わせ。
目玉はオートセミミノルタ。此れはセミイコンタではなく、ウエルタウエルツルのコピー。旭光学製のF3,5プロマーレンズ。200sクラウン、400sクラウンRS、さらに250sコンパー付も。
此方は、距離計連動1眼式RF。国産初の物である。
34年一般販売した時には、400sクラウンRS付と鳴っている。
私の個体。250sのコンパーが付いている。展示会の試作品が、其の儘販売されたものの様子。ほぼウエルツルのフルコピー。
ウエルツルには無い、簡易巻き止め装置までつけている。
セミミノルタUを含め、当時の国産品とは思えない仕様である。
但し、蛇腹、張革、ギアの仕上げ等、本家に劣る。
私の個体。前当たりがあり、ピントが出なかった。修理に難儀していると、Kan様が見かねて、整備。蘇った。
オートセミミノルタはミノルタの技術力を示すとともに、軍御用達を狙ったものと思う。その後の発展はない。
セミミノルタUも、一般販売されたのは、クラウンシャッター付。
プロンター、コンパー付は、私の個体と同様、試作品が販売されたもののみと思われる。
36年レンズがコロナニッポンになり、ファインダーがセミイコンタと同じように自動起立に成る。ここまでが戦前の製品。

[1349]コニレット 投稿者:ナースマン

投稿日:2018年01月11日 (木) 21時24分

小西六のスプリングには、パール系とは別にコニレットがある。
53年ベーグライトのボデー、50mmF4,5コニターレンズ、200sコニックスシャッター。此れは初心者用。ベビーパールの代替品と思う(ヘキサー付きのベビーパールとは差が有るが)
一番の特徴は、30×36mmの専用フイルム。流石フイルム会社ならではの製品。
56年軍艦部が金属となったU型。59年単独露出計付のUMこれが最終品。老舗小西六の、スプリングカメラ最終品でもある。
専用パローネが有れば、135フイルムを巻きなおし、今でも使える。3枚玉だが、写りは良い。問題はベーグライトの本体。割れているものが多い。

[1348]老舗のパールU 投稿者:ナースマン

投稿日:2018年01月11日 (木) 12時00分

69パール。36年単独距離計付。37年F4,5ヘキサー、又はF4,5シムラー付。250sセイコーレオシャッター、又は400sラビットコンパー付の高級パール発売。これが最後で、戦後は69パールの発売はない。69は日本人の手に合わない。加えて、最後期は、ほぼ軍御用達品。
戦後、小西六櫻社は小西六となる。セミパール、ベビーパール、パーレット。戦前の部品を寄せ集め、細々と生産。
部品不足から、前玉回転のセミパールも有る。六櫻社表示、小西六表示も混在している。小西六は基本的に、PX販売。
その為、50年のサンフランシスコ講和条約締結迄、基本的に、メイドインオキュパイトジャパン表示。
49年パールT発売。セミパールの軍艦部に、流線形のカバーを付け、単独距離計を組み込む。F4,5ヘキサー、100sヂュラックスシャッター付(ここから、セミパールではなく、パールとなる)
50年パールTRS発売。500sコニラビットシャッター(コニラビットはコンパーのコピー)コート付ヘキサー。
私の個体。オキュパイト表示。F4,5ヘキサーは開放から良い。
コニラビットを含め、作動感も良い。
52年パールU。RSの単独距離計が、連動に成る。RSの距離表示ノブの所に、レンズ側と連動した、距離表示版が付く。
ファインダーはRSと同じ。基本的にRF。その為、RSを使うと、距離目盛をレンズ側に移すことを忘れる。
F4,5ヘキサーと新しくF3,5ヘキサー付きが。
私の個体。F3,5ヘキサー付き。年末に2160円で手に入れた。
蛇腹の状態が良くないので、整備に手間取った。
レンズに拭き傷も有り、開放では、RSのF4,5に劣る。
パールUは、既にスーパーセミイコンタを超えている。
スプリング1台持つならこの辺りが良い。
55年パールV。巻き止め装置が付く。但し簡易型巻き止め装置。
当時のフイルム。現在の物とは裏紙の厚さが違う。その為、コマだぶりの可能性がある。パールUの赤窓の方が確実。
58年パールW発売。ダイキャストボデー、500sセイコーMXL右シャッター、ブライトフレーム。其れまでのパールとは全く違い、少し大きい。
世界的に見ても、最終機のスプリング。結構人気が有り、高い。
戦後のベビーパール。此方も、戦前の部品で組み上げていた。
49年コート付F4,5ヘキサー、裏蓋圧版、100sロックスシャッターがボデーレリースに。これが最後のベビーパール。50年迄販売。基本的にオキュパイト表示。
私の個体。ノンコートヘキサー、裏蓋圧版、オプチカル透視ファインダー、レンズ側エバーセットシャッター。何故か小西六、メイドインジャパン表示。あり得ない表示である。
調べると、48〜49年前半の製品。国内販売限定の救済措置で、メイドインジャパン表示と成っていた様子(国内販売限定なら、50年の販売中止まで、販売されていた可能性もある)
此れもベビーイコンタを超えている。状態も非常に良い。
正に振袖カメラ。小さくかわいい。しかし残念ながら、現在撮影不可。ベストフイルムがすでに手に入らない。と言うことは、VPKもパーレットも撮影不可です。

[1347]老舗のパール 投稿者:ナースマン

投稿日:2018年01月11日 (木) 07時16分

パールと名が付いた写真機。日本でも最古の部類。
何と明治42年の手提げ暗箱が最初である。
戦前のコニカ。六櫻社と呼ばれていた。
1912年コダックがベスト判のVPKを作り出す。25年六櫻社は、同類のパーレットを作る。VPKは、引き出し固定する必要がある。自立起立しないので、厳密にはスプリングカメラではない。
1929年。ツアイスがイコンタを作り出す。33年(昭和8年)
六櫻社は、8年式パール(69)を発売。パールはイコンタとネッターの中間的な物。ピントが前球回転ではなく、全群移動。
100sヂュラックスシャッターF6,3オプターレンズ付き。
34年ベビーイコンタの対抗品、ベビーパール発売。
此方はベビーイコンタ同様、ベスト半切サイズ。此方もピントが全群移動。小型なのによく写る。振袖カメラと呼ばれ、人気が有り、50年まで生産された。
38年セミ判のセミパールが発売。100sヂュラックスシャッター。F4,5オプター又はF4,5ヘキサー付き。
セミ判の方は、最初からほぼ完成していた。
六櫻社のパールは、セミ判セミパールとベスト半切のベビーパールがメインで、戦後まで続く。

[1346]明けましておめでとうございます。 投稿者:ナースマン

投稿日:2018年01月06日 (土) 09時33分

お久しぶりです。今年は、私のコレクションの中から、国産スプリングを中心に、レポートしたいと思います。
先ずは、昨年の続き。昨年末に手に入れた、ネッター69を。
ハードオフの年末バーゲン。1台、2160円で手に入れた、パールUとネッター69です。
1938年ネッター69(515/2)F4,5ノバー、250sコンパー付。オプチカル透視ファインダー付。弓形襷付。
ネッターは、イコンタの普及品、旧型イコンタ部品を使っている。
しかし中には、イコンタ並みの高級品も有る。
37年には、F4,5テッサー、250sコンパー付。波型襷。まるでイコンタと言うものまであった。
イコンタとの違い。イコンタは69,645併用。ネッターは69専用。その為、イコンタは赤窓が2個。ネッターは1個。
ファインダー。イコンタはセミ判ラインの入ったアルバダ。ネッターは素透視。
38年には、テッサー付きが無くなり、私のノバー付きが最高級品と成る。38年から、ファインダーがオプチカル透視になる。
私別に、38年の普及品ネッター69持っている。
此方は、F7,7ネッター、100sクリオ付、オプチカル透視ファインダー付。
此方、今と成っては、手に入るフイルムの関係で使いにくい。
その点、ノバー、コンパー付の、高級品なら、問題ない。
もう一台のノバー付き。51年イコンタV(524/2)
此方は戦後の製品で、最後のイコンタシリーズ。
メスイコンタとも呼ばれる。ドレイカイルではない、普通の単独距離計付。F3,5コート付ノバー、250sプロンターSV付。
ドレイカイル付の69スーパーイコンタを含め、使い比べる。
ファインダーの見易さ、距離計付。この点でメスイコンタも良い。
単独距離計なので、距離移行を忘れやすい。現代のフイルムでは、色が派手になる。この点は注意。
コンパクトさ、使いやすさ。この点を重視するなら、高級品ネッター69と言う所か?

[1345] 投稿者:elmar

投稿日:2018年01月01日 (月) 21時25分

明けまして おめでとう御座います 今年もよろしくお願いします

[1344]春〜♪ 投稿者:elmar

投稿日:2017年04月14日 (金) 21時11分

今週 毎年 恒例の 中学校の入学式の写真を撮って来ました
今年は とても綺麗に 桜が咲いていて 入学式に花を添えて頂き 感謝です 大抵の学校には 桜の木がありますが この時期 咲き終わっていることの方が多いですが 今年はがんばってくれました 
私が 春を感じるのは 中学校の入学式の撮影です
かれこれ 25年ぐらい やってます
毎年 これが 楽しみです 撮影も フィルムから デジタルに変わって 楽になりました
フィルムの頃は 36枚取り10本ぐらい持って 入れ替え作業があり 持って歩くのも かさばっていましたが 今は それもなくなり
撮ったその場で 確認もでき 仕事となれば 断然 デジタルになりますね〜
そんな こんなの 近況です

[1341]スプリングカメラの光漏れ 投稿者:ナースマン

投稿日:2017年01月26日 (木) 13時51分

スプリングカメラの最大の弱点は、蛇腹からの光漏れ。
裏蓋開閉部、赤窓からの光漏れ(これはブローニーカメラ一般)
フイルム室の光漏れは、内部にモルトを貼る。
蛇腹からの光漏れ。暗い所で、内部にLEDライトを入れ、漏れを確認。部位は、蛇腹の、山谷、斜面、本体レンズボードの接着面。
接着面からの漏れ。小さなものは、革用接着剤を、楊枝等に付け注入。大きなものは、接着部を外す。元の接着材をベンジンで取り、
再接着。レンズボード側は割と簡単。本体側は大変(襷など外す必要がある)
蛇腹の斜面。革細工で使う、バックなどの内張用黒革。一番薄いもの。外から、革用接着剤。パンク修理の要領で、貼り付ける。
山谷。小さなもの。中から、黒のコーキング剤を注入。外も、コーキングで仕上げる。
少し大きいもの。土佐和紙などの、強くて薄いものを使う。
中からコーキング。外に和紙を張り付け、表面をコーキング。
和紙を貼るとき、乾くまで開いたままにしておく。コーキング剤も同じ。山側(内部の山も)に、黒革を貼ることもできるが、閉じた時、うまくゆかない事もある。和紙は、とりあえず塞がるが、耐久性は?(常用しない限り問題ない)
以上は、私のやり方。これがベストではない。
蛇腹の張替え。現在ほぼ無理。まず革が無い。手に入っても、山谷折をして、四角に接着するのは、中々。失敗を覚悟で何回か試す努力が必要。見た目が悪くなっても、補修の方が簡単。

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[1342]スプリングカメラの保管投稿者:ナースマン
投稿日:2017年01月26日 (木) 17時02分
私の場合、開いたまま保管している。もちろん、ケースも別。
畳んで保管すると、蛇腹がカビると、レンズがカビる可能性が。
開いていると、蛇腹が乾く。私、3か月に1回ほどで、ミンクオイル、又はキウイのレザーローションを塗布している。
蛇腹の表に、綿棒で、全体に薄く塗る。弱っている角(山)には塗り込む。1日ほど乾かし、2,3回開閉。再度、何もつけてない綿棒で磨く。此れだけである。
時々、張革、ケースにも塗布している。
此れも私のやり方。これがベストではない。

[1337]69イコンタ系 投稿者:ナースマン

投稿日:2017年01月25日 (水) 12時18分

29年、520/2最初期型。ノバー105mmF6,3デルバルシャッター(〜100s)先に挙げた、セミ判とほぼ同じ。
30年、テッサー105mmF4,5オートコンパー(〜250)付。後期に続く、イコンタが発売。ノバー、デルバル付も、廉価版として併売。直線型襷、素透視ファインダー。シャッターはレンズ側。
34年。ファインダーが、オプチカル透視に、襷は波型。これは、同年に発売した、スーパーのスペックダウン版。
35年。テッサーF3,8コンパー付が。これも、スーパーのスペックダウン版。
36年。ボデーシャッターに。アルバダ付きオプチカル透視ファインダー(スーパーの物)が付く。
34年。ドレイカイルの付いた、スーパーイコンタT、530/2
テッサーF4,5コンパー付。素透視ファインダー。襷は波型。
テッサー、ドレイカイルを付けると、レンズボードが重くなる。
強いバネが必要。開閉をスムーズにするため、波型襷になった。
35年。テッサー3,8コンパーラビット(〜400s)付が。
ファインダーはアルバダ付きオプチカル透視に。
36年。スーパーイコンタU、531/2。巻き止め装置が付く。アルバダ付き、オプチカルファインダー。F3,5 テッサーが追加。コンパーラビット(〜400s)ボデーシャッターとなる。襷は弓形。スーパーの完成形。

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[1338]その後の69イコンタ系T投稿者:ナースマン
投稿日:2017年01月25日 (水) 14時17分
34年、イコンタの普及品、ネッター515/2発売。
初期型は、シャッターボードが6角形、張革にストライプ模様(アールデコー)ネッターアナスチグマットF6,3、シャッターは、デルバル、テルマ、クリオ等。ファインダーは素透視。レンズ側シャッター。シャッターボードが、普通の丸形。張革も普通の物もあり、此方は110mmF4,5ネッター。本体は初期のイコンタ。襷は直線型。
35年。テッサーF4,5コンパー付。襷も波型(ネッターの最上級品)も。ほぼイコンタの上級品と同じ外観。
37年。ボデーシャッター。38年。オプチカル透視ファインダー付。こちらは本体、襷が、初期型イコンタの物。
私の個体。38年ネッター515/2。ネッター105mmF7,7、デルバル(〜100s)ボデーシャッター、オプチカル透視ファインダーが付いたもの。張革、蛇腹は、イコンタの物に劣る(と言っても、国産品より上)この個体、蛇腹の穴を修理しているが、問題なく使える。軽く、ボデーシャッター、手振れもない。
最高速が、100s。ほぼ開放でF8。開放から、隅でも線はしっかり。古典的画像。距離目盛はm。赤丸の8m、同じく赤丸のF11にしておけは、ほぼ無限まで使える。但し、ASA100フイルムなら問題ないが、400では?F11〜F22しか使えない。
37年。ネッターボブ510/2こちらはネッターの更なる廉価版。ネッターF7,7にオートマット(25s、75s)素透視ファインダー、レンズ側シャッター。

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[1339]その後の69イコンタ系U投稿者:ナースマン
投稿日:2017年01月25日 (水) 18時39分
38年スーパーイコンタV。ナチスドイツの最盛期。張革、蛇腹は本物のモロッコ革。前蓋が深くなり、張革にクロームのトリムが付く。ツアイスマークもメタル製。テッサーF3,5コンパーラビット付の高級品とテッサーF4,5コンパー(〜250s)付の普及品がある。
私の個体は普及品の方。普及品と言っても、仕上げは最高。傷、錆、擦れ、ほぼなく、重厚な存在感。作動感も問題ない。
私このテッサーF4,5お気に入り。開放から使え、線が太く、柔らかさもある。
欠点。流石にドイツ人サイズ。日本人の手には、持て余す。
アルバダ付きファインダー。当時最先端のセルロイド製。これが経年変化で、黄変する。私、百均の下敷きを切り出し、スマホの反射防止シールを張り、代用している。
50年スーパーイコンタW。敗戦、東西分割。戦勝国ソビエトは、ツアイスの技術者、工具、資材を本国に持ち帰る。このとき作ったのが、スーパーイコンタのコピー、モスクワである。
敗戦国ドイツのツアイス。仕方なく、残された技術者と、機材で、Vを再生産これがWである。F3,5コート付オプトンテッサー付。機材の調達も不十分だった様子。張革、蛇腹共、ネッター並。作動感もVに劣る。一方、コピーのモスクワ。、張革、仕上げ、作動感、共にWにも劣る。初期のモスクワ。ファインダーが透視ファインダー。此れだけが取り柄。
私、Vを購入した時、W、モスクワも有ったのだが、比較して、ファインダーが黄変しているVを選んだ。
53年スーパーイコンタX。距離計の基線長を65mmに。レンズは、年式で、オプトンテッサーとツアイステッサーの両方ある。57年に製造終了。最後期のXは何の問題も無い。買うなら、VかX。
50年別系統のイコンタU523/2軍艦部をクロームで覆い、近代化したもの。上級品は、コート付オプトンテッサーF3,5コンパーラビット付。普及品は、コート付ノバーF4,5プロンターSVS(〜250)付。
このタイプはネッターにもある。51年516/2ネッターU69、516/16ネッターU66(517/2,517/16は共に更なる改良型。シグナルネッター)
51年単独距離計を組み込んだ524/2イコンタV69。
524/16イコンタV66。共に別名メスイコンタ69、66。ネッターに、距離計付は無い。
私の個体。524/2メスイコンタ69。コート付ノバーF4,5プロンターSVS付普及品の方。この距離計は、ドレイカイルではない一般的なもの。張革、蛇腹はネッター並み。作動感は良いが、スーパーイコンタより重い。サイズ面の使いにくさは同じ。
欠点。単独距離計の為、ついついレンズ側へ、距離を移すのを忘れる。コート付ノバー。開放から使えるが、少し曲者。カラー対応だが、当時のカラーフイルム対応コート。現代のフイルムでは、少し色が濃くなる。

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[1340]69イコンタ系の珍品投稿者:ナースマン
投稿日:2017年01月25日 (水) 19時29分
<クラシックカメラ専科No80ツアイスイコンカメラ総特集>
30年最初期型の中に、120mmフロンターF9付がある。(18ページ)エバーセットシャッターB,I(25s)と成っている。此れって、ボックステンゴール69のレンズとシャッター。フロンターは単球。ボックステンゴールにはフイルム圧版が無く、単球の収差を減らすため、フイルム面は、湾曲している。私、ボックステンゴールは持っているが、このイコンタは見たこともない。果たしてフイルム室はどうなっているのだろう?
写りはどうなんだろう?と言っても、現代のフイルムには対応しないが。
同じく、最初期のイコンタには、トリオターレンズの付いたものもあったとか。私、此れも見たことが無い。
34年シンプレックス511/2ネッターF6,3デルバル、又はテルマシャッター付。これは、ネッターボブ、発売前の廉価版。
本体がベーグライト、襷もイコンタの物とは異なる。
その意味で、イコンタ一族と言えないかも?
発売数が少ない上に、ベーグライトの本体が割れやすい。生き残っているものは少ない。私、見かけたことあるが、やはり試写できる状態ではなかった。
これで、イコンタ系の解説は、一応終わります。
次は、私の持っている、コニカ、ミノルタ等、国産スプリングの解説を中心に、レポートします。
イコンタ系に、質問があれば、出来る限り返答します。

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[1362]イコンタ フロンター付き投稿者:SP
投稿日:2020年06月10日 (水) 12時58分
はじめまして。
イコンタの分類、大変参考になりました。
手元にあるイコンタ69のフロンター付きを検索してこちらに参りました。
ご指摘あるように、テンゴール同様圧板はありません。
なかなか撮ることは無く、写りは分かりませんが、参考になれば幸いです。

[1335]その後のセミ判 投稿者:ナースマン

投稿日:2017年01月23日 (月) 17時45分

コードナンバーは、初期型と同じ520であるが。34年、オプチカル透視ファインダー、赤窓のシャッター。36年、ボデーシャッターが付く。先に述べたように、レンズはノバー、ネッター。シャッターもテルマ、コンパー、コンパーラビット。組み合わせが色々ある。テッサーも、70mmの物と、75mmの物がある。
ドレイカイル距離計付。34年スーパーセミイコンタT530。
レンズは、70mmF3.5又は75mmF4,5テッサー。シャッターはコンパー又はコンパーラビットであるが、切るのはレンズ側。ファインダーは自力起立であるが、素透視。
36年スーパーセミイコンタU531。スーパー6の巻き止め装置が付く。ファインダーもアルバダ付きのオプチカル透視。巻き止め装置が付いた為、フイルム装填が逆になる。赤窓も裏蓋下部(それまでの物は上部)シャッターもボデーレリース。ほぼ完成形。
38年セミイコンタの方も、巻き止め装置が付き521になる。
37年セミネッター515が発売。38年巻き止め装置が付く。
私の個体。36年のスーパーセミU531。テッサー70mmF3,5コンパーラビット(〜500s)付。セミ判の最高級品。
当時から(今も)日本では人気がある。サイズが日本人の手に馴染む。ドレイカイルのギアも右手で動かせる。
欠点は、ギアが小さすぎ、動かしにくい。ドレイカイルの欠点は、ギアの繰り出しが多い事。ギアが小さいと、右手の拇指、人差し指を使う必要があり、右手が本体から離れる(66,69の方は、ギアが大きいので、指1ぽんで動かせる)
70mmテッサーは、この年式のみ。以後の物は、75mm。
57年セミネッター515初期型。先に述べたように、当時97円50銭。100〜120円の、バルダックスに対抗して販売したと思われるもの。75mmF4,5ネッターアナスチグマット。クリオ(〜175s)付。イコンタと違って、ハンドストラップが無い。蛇腹、張革も、イコンタに劣る。
手に入れた時、シャッター粘り。
私、初めてクリオ(プロンターU)シャッターをばらした。
別のサイトで、過程を画像を交え掲示したら<ブレ画像を掲示して〜>とクレームが付いた。問題なく動くようなったが、少し嫌な思い出がある。スーパーセミより軽く、目測機としては使いやすい。
現代のレンズと比べると甘いが、芯はある。絞れば、問題ない。
カラーにも対応。私の好きな画像である。175sがあるので、限定されるが、現代のフイルムでもなんとか使える(ほぼF8以上に絞ることになる)
37年。ネッターボブ510。ネッターの更なる廉価版。ネッターF6,3。デルバル、又はテルマシャッター。最初期セミイコンタの復刻版。とはいえ、自立のオプチカル透視ファインダー付。レンズ側シャッター。ネッター直線襷。
ネッター系。見つければ捨て値だと思う。少し知識が有れば、整備も何とかなる。

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[1336]セミ判珍品投稿者:ナースマン
投稿日:2017年01月23日 (月) 18時41分
私のセミイコンタ520。36年頃の物。販売は37年かも?
テッサー75mmF4,5コンパーラビット付。自立起立のオプチカル透視ファインダー付。巻き止め装置は付いてない。当時日本国内価格が202円の物。張革は擦れ、あばた(内側に錆)前玉に拭き傷、状態は良くない。
なぜ珍品か?裏蓋を開くと、満州国販売品の記載がある。その為、発売年、発売価格は不明。
当時、日本のツアイス代理店は、満州国販売品の整備を拒否している。<満州国は砂ぼこりが多く、機材に影響がある>との理由。
なるほどなあと思える状態。どういう経過で、日本国内に持ち込まれたのだろう?感慨深い個体である。
テッサー75mmF4,5。いかにもテッサーという写り。太いが柔らかさもある画像。
コンパーラビットは問題ない(私、調整できないコンパーに出会ったことない)500s迄使えるので、現代のフイルムにも十分対応する。テッサーF4,5コンパー付は、どのサイズでも、私お勧めのイコンタ。
Kan様形見のセミネッター。たぶん私のセミネッターと同じ物と思う(Kan様のサイトに整備記録がある。Kan様は35年頃と記載しているが、私と個体と同じ、37年の物と思う)
この個体には、底面に、簡易型の巻き止め装置が付いている。
38年の、巻き止め、二重露出防止装置とは、全く違うもの。
此れも、国内販売品ではないかも?(あるいは、日本ツアイスの特注品かも?)
Kan様は、<当時のブローニーは現代の物と裏紙の厚さが違うので、使えない>と判断。ギアを外して整備している。(興味ある方は、Kan様のサイトを参照)




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