投稿日:2018年01月11日 (木) 07時16分
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パールと名が付いた写真機。日本でも最古の部類。 何と明治42年の手提げ暗箱が最初である。 戦前のコニカ。六櫻社と呼ばれていた。 1912年コダックがベスト判のVPKを作り出す。25年六櫻社は、同類のパーレットを作る。VPKは、引き出し固定する必要がある。自立起立しないので、厳密にはスプリングカメラではない。 1929年。ツアイスがイコンタを作り出す。33年(昭和8年) 六櫻社は、8年式パール(69)を発売。パールはイコンタとネッターの中間的な物。ピントが前球回転ではなく、全群移動。 100sヂュラックスシャッターF6,3オプターレンズ付き。 34年ベビーイコンタの対抗品、ベビーパール発売。 此方はベビーイコンタ同様、ベスト半切サイズ。此方もピントが全群移動。小型なのによく写る。振袖カメラと呼ばれ、人気が有り、50年まで生産された。 38年セミ判のセミパールが発売。100sヂュラックスシャッター。F4,5オプター又はF4,5ヘキサー付き。 セミ判の方は、最初からほぼ完成していた。 六櫻社のパールは、セミ判セミパールとベスト半切のベビーパールがメインで、戦後まで続く。 |
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