投稿日:2017年01月23日 (月) 17時45分
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コードナンバーは、初期型と同じ520であるが。34年、オプチカル透視ファインダー、赤窓のシャッター。36年、ボデーシャッターが付く。先に述べたように、レンズはノバー、ネッター。シャッターもテルマ、コンパー、コンパーラビット。組み合わせが色々ある。テッサーも、70mmの物と、75mmの物がある。 ドレイカイル距離計付。34年スーパーセミイコンタT530。 レンズは、70mmF3.5又は75mmF4,5テッサー。シャッターはコンパー又はコンパーラビットであるが、切るのはレンズ側。ファインダーは自力起立であるが、素透視。 36年スーパーセミイコンタU531。スーパー6の巻き止め装置が付く。ファインダーもアルバダ付きのオプチカル透視。巻き止め装置が付いた為、フイルム装填が逆になる。赤窓も裏蓋下部(それまでの物は上部)シャッターもボデーレリース。ほぼ完成形。 38年セミイコンタの方も、巻き止め装置が付き521になる。 37年セミネッター515が発売。38年巻き止め装置が付く。 私の個体。36年のスーパーセミU531。テッサー70mmF3,5コンパーラビット(〜500s)付。セミ判の最高級品。 当時から(今も)日本では人気がある。サイズが日本人の手に馴染む。ドレイカイルのギアも右手で動かせる。 欠点は、ギアが小さすぎ、動かしにくい。ドレイカイルの欠点は、ギアの繰り出しが多い事。ギアが小さいと、右手の拇指、人差し指を使う必要があり、右手が本体から離れる(66,69の方は、ギアが大きいので、指1ぽんで動かせる) 70mmテッサーは、この年式のみ。以後の物は、75mm。 57年セミネッター515初期型。先に述べたように、当時97円50銭。100〜120円の、バルダックスに対抗して販売したと思われるもの。75mmF4,5ネッターアナスチグマット。クリオ(〜175s)付。イコンタと違って、ハンドストラップが無い。蛇腹、張革も、イコンタに劣る。 手に入れた時、シャッター粘り。 私、初めてクリオ(プロンターU)シャッターをばらした。 別のサイトで、過程を画像を交え掲示したら<ブレ画像を掲示して〜>とクレームが付いた。問題なく動くようなったが、少し嫌な思い出がある。スーパーセミより軽く、目測機としては使いやすい。 現代のレンズと比べると甘いが、芯はある。絞れば、問題ない。 カラーにも対応。私の好きな画像である。175sがあるので、限定されるが、現代のフイルムでもなんとか使える(ほぼF8以上に絞ることになる) 37年。ネッターボブ510。ネッターの更なる廉価版。ネッターF6,3。デルバル、又はテルマシャッター。最初期セミイコンタの復刻版。とはいえ、自立のオプチカル透視ファインダー付。レンズ側シャッター。ネッター直線襷。 ネッター系。見つければ捨て値だと思う。少し知識が有れば、整備も何とかなる。 |
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