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[23] ワルでタフなヒーロー ＡＳＡ MAIL URL

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現代のアクションヒーローはごく当り前に「ワルでタフ」な面を持っていますが、そういうヒーローが広まったきっかけってマカロニだと思うのですね。
『用心棒』の三船と『荒野の用心棒』のイーストウッドを比べると、三船がやりたかったのはやくざつぶしで、イーストウッドは明らかに金目当てだったりして、シチュエーションはイタダキでも、ヒーロー像はオリジナルなのです。
（続編『椿三十郎』でだいぶ丸くなった三船に比べて、イーストウッドは『夕陽のガンマン』で賞金稼ぎ、『続夕陽』で賞金泥棒と、どんどん荒んで行くし(^^;)）

まあ、アメリカ西部劇でも近年の作品は、古き良き西部劇とはもはや別物ですが。
『クイック・アンド・デッド』とか『デスペラード』とかは、むしろマカロニを目指した映画だし。

古き良き西部劇では、『リオ・ブラボー』が好きです。それもどちらかといえば、日本語吹替版。
あれはあれで、ほのぼのさ加減が良い。

p.s.ほんのさわりですが、ワタシのサイトにもマカロニウエスタンの紹介を書きました。よければ見てってください。レデリボのTOPページへも、勝手にリンク張ってしまいました(^^;)

2002年06月04日 (火) 03時18分