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ポピュリズムの夜に
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投稿者:iNori
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(2010年07月11日 (日) 23時15分) |
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投票したあと、昼ラーメン屋で読んだ新聞の屑コラムに「今夜は準備万端 ビール片手にテレビの前に陣取って...」とあって記者の民度に腹立てて たらまずい昼食になってしまいました。テレビ番組どこも選挙特番でうんざり三昧。
通勤の合間に新書を読んでる身にとって、本の本/新書の新書『新書がベス ト』小飼弾 著ISBN : 978-4-5841-2284-6は、お説ご尤もな文章で、内容は 実に示唆に富んでます。出たがりの著者、ネット上は勿論テレビや雑誌でよく 見ます。実物も見たこともあります。 法政大で 2005年05月にあった JTPAセミナー CJKV 日中韓越情報処理 http://www.jtpa.org/event/seminor/000284.html で 座った席の数人前に 本人がいて回線で太平洋越しにKen Lunde氏と議論(?)されてました。 その日お題は、AdobeはGB18013を重視してますってぇ程度の内容でしたが。 その西海岸はAdobeのケン氏の『CJKV 日中韓越情報処理』 ISBN : 4-87311-108-0 オライリー・ジャパン、通称 「(ハリセンボンだけど)フグ」本は、文字コード関連ではまずこれです。 ただ読むというより、時々パラパラ眺める電話帳や参考書みたいな存在で、 出てから結構月日が流れてます。 それで、最近矢野啓介 著『プログラマのための文字コード技術入門』 ISBN : 978-4-7741-4164-0 WEB+DB PRESS plusシリーズを買いました。 技術書ですが、ちまちま文字の改定ばかり漢字政策で迷走する醜い日本の姿を 再発見できます。文字の使用制限くらいできないと、漢字は結局中国共産党に 管理される時代になるでしょう。 昔蘭学者に欧州事情を聴かれた洋行帰りが、オランダは斜陽の国ですと答えた そうですが、このままじゃ ジパング斜陽 now です。
[834] ジャンルカ@管理人 > iNoriさん、こんにちは。 今回の投稿のタイトルがあまりにカッコいいタイトルで小説の題 にでもなりそうで、惚れ惚れしてました。
文字コードや漢字関連の書籍の紹介ありがとうございます。 10年くらい前の本は、私も結構買いましたが、最近はあまり 買っていませんでしたので、全部初耳です。 ケンランディっていう人はアジア系ですかね。 日中韓越情報処理なんてすごいタイトル。
幕末ですかね、オランダが斜陽と答えられたのは。 私が、一点意外なことがあって、もっと日本人が中国の簡体字を 生活に取り込むのが早いとみていたのですが。私は高校生のとき 中国物産展で中国語の入門テキストを買って、簡体字に驚き それ以降、授業でノートをとるときとか、メモをとるとき 簡体字を使うようになったのですが。
大陸文化を受け入れ、日本の文化にあうようにアレンジしてきた 日本人が、それそろ簡体字を生活の中に取り入れるときも 遅くないと見ているのですが、どうでしょう。
といっても日本の漢字は美しいと思いますので なくなるとかは思っていませんが。
斜陽はなりたくないですね。アジアの発展の中で、独自の たち位置でがんばって欲しい。キーワードは「信」かな。 (2010年07月14日 (水) 12時08分)
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[836] iNori > > AdobeはGB18013 じゃなくて、GB18030でした。間違えました。
>ケンランディっていう人はアジア系ですかね。 『 Ken Lunde、またの名を小林剣という』などの表現が、 文脈ぶっちぎってよく見受けられるのですが、 先のセミナーで見聞きした限りでは、本人は北欧系だったかで、 チュートニックだかコケイジャンだかのエレメントがどうのこうの 聞き取れたような-ないような、まッこちらの写真のとおりで、 http://lundestudio.com/KenLunde-05102007.jpg コーカソイド♂ 白人男性です。 奥さんが日本人、娘さんにもミドルネームだったかに日本人名つけて、 コバヤシは妻の旧姓だったか、「剣」ハ当て字デスらしくで、 ついでに「銃ヤ狩リガ好キデス」らしいです。 当日のパワーポイントの資料の最後にあった筈でどこあったっけか... フグ本が出たとき、なぜこれを日本人が出せなかったのかと嘆かせたそうで、 研究内容というか見識というか、そこそこの日本人/東洋人/漢字圏住民/ プログラマたちよりは、はるかに桁違いな御仁ではあります。
アメリカにある海外からの資産ではイギリスに次いで2位だったりするらしい、 今回W杯でもなかなかしぶとかったオランダですが、国力低下する日本が見習う べきだとする本が書店にちらほら。明治になって文明開化で海外視察してきた人が、イギリスは ドイツはと彼の地で見てきたことを開陳していたところ、老いた蘭学者にそれじゃあ 阿蘭陀はどうです?と訊ねられて、あーっ、あの国は斜陽の国でして今では大して 重要じゃありませんと言われて、ガックリしたとかしないとか。私塾でも学ぶべきは 英語だとして肩身の狭かったのにトドメ刺された当時オランダ語学習者の悲哀。 (2010年07月15日 (木) 05時55分)
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[837] chiyu@山口県 > 2008年に CJKV Information Processing, Second Edition By Ken Lund が出版されていますが、 これの日本語版もいつか出るのでしょうか?? (2010年07月17日 (土) 00時27分)
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