なんか、最近頭が痛い。あまり、薬などに頼りた
く無いので出来るだけ、自然治癒を目指している
のだが、それでも痛い。一人の時は違ったが、最
近は彼女から薬を飲むことを強制づけられている。
理由としては、「心配だから」と「私が妊婦だか
ら薬の類は飲めないので、薬が飲めるのなら飲ん
でおいた方がいい」という、合っているような合
っていないような（苦笑）。

まぁ、あっという間に夏も終わってしまった。一
気に今までの格好じゃ寒くなってしまって、急激
な衣替えを余儀無くされてしまう気候である（関
東地方ではね）。そんな季節の変わり目に対応し
きっていないのだろう。何か、少し歳をとったよ
うな気がするなぁ。

こんな時は優しい音楽に限る。ホントはもっと、
激しい系でも書こうと思ったのだが、それはまた
の機会に譲って、今回はJAKE SHIMABUKUROの『SU
NDAY MORNING』について書こうと思う。この人は、
ハワイ出身の２８歳、知る人ぞ知るウクレレ奏者
である。地元、ホノルルを拠点に、未成年者への
音楽教育や老人介護に尽力する一方、ジャンルを
越えたミュージシャンとの精力的なコラボレーシ
ョンを展開している。このアルバムは一昨年発売
された日本デビュー・ミニ・アルバムである。

といっても、これらの情報は全てネットから知っ
たことで、たまたま、このアルバムはツタヤで直
感とともに借りた物で、「おお、なかなかのめっ
け物」と自分を誉めたい気分になってしまった。
なんだろう、ウクレレっぽくないんだよなぁ。勿
論、響いてくるのはウクレレのプラスチックだけ
ど、暖かみのある音色なんだけど、ウクレレのソ
ロとかが中心で、そこにオーケストラやピアノの
旋律が無国籍なものを提供してくれる。以前、サ
ザン・オールスターズの関口和之のウクレレアル
バムについて書いたことがあったが、それはウク
レレで世界旅行だったが、今回は全く、見たこと
も聴いたこともないところに連れていってくれて、
少しドキドキするものがある。五感の初期衝動を
揺り動かされて、行き着くのは優しい気持ちに他
ならない。まるで、おかゆでも食べているような
気分である。

最近はおかゆ屋さんとかあるらしい。時間のない、
サラリーマンやイマイチ、食欲がすぐれない人達
にも優しくサラッと食べられる、おかゆ屋。おか
ゆをお金を出して食おうとは思わなかったので、
結構「へ〜」と思った。この『SUNDAY MORNING』
を聴いて、それもいいかなと思った。共通項は人
間にとって、必要な優しい時間、こんな当たり前
のことをJAKE SHIMABUKUROのビッグ・スマイルは
教えてくれた。書いてて、少し頭痛がとれたよう
な気がしてきた。今週・来週は仕事が立て込む。
さぁ、あと一踏ん張り、頑張っていくとしよう。