昨日、久しぶりにカラオケに行きました。とは言
っても最新ヒットってイマイチちゃんと知らない
し、つーか最近の曲はホント、キーが高いし、か
といって流暢にラップができるわけでもないので、
歌う唄は必然的に過去の唄になるわけですが、そ
れでも新譜から見てしまうのが人間の性というも
ので、パラパラ新譜のページをめくっていました。

しかし、思うんだけどカラオケの機種はDAMに限
るなぁと思う訳ですよ。しかもCYBER-DAMだとな
お最高！音質はムチャいいし結構マニアックに網
羅してあるし。もちろん他機種もマニアックに網
羅してあるんでしょうけど、あのカラオケ独特の
スカスカした音には耐えられないわけです。（も
し、読んでいる方でカラオケ業者の方がいたらゴ
メンナサイ）

さて、話は戻って新譜のページを見てたんですが
思わず連続で入れてしまいました。『私をどパン
ク甲子園に連れてって』シリーズ。要は最近やり
過ぎの感があるカヴァーのメドレーなんですが選
曲・アレンジが最高！外資系のCD屋にしか売って
ないようなので、お近くにお寄りの際は是非。絶
賛すべきは『ウエディング・ベル』（シュガー）
のパンク・バージョン、特に「くたばっちまえ！
アーメン」は笑えます。こういうのを１回歌うと
自分のパンク魂に火がつくわけです。つくづく、
「ボク、パンク・ロックが好きだ〜♪」（BYブル
ハ）と思うんです。こういうのって自分だけかも
しれませんが、あまりに好きすぎると一度距離を
置きたくなる時ってあるんですよ。アイドルとか
もそうでした。でも、こういうキッカケを元にグ
ワッと火がついたら最後、血液がドッカンドッカ
ン爆発を起こして、この日のカラオケはモッシュ
小僧と化してパンク大会に興じてみました。

そんな昨日のカラオケで特に良かったのが、今日
の本題『DIVE INTO DISNEY』に収められているデ
ィズニーソングのパンク・バージョンです。以前
のメルマガで書いていますが、僕はディズニー大
好き♪昔は月に１、２度行く程のヘヴィー・ユー
ザーだったわけで、前からCD屋に行く度にこのCD
には並々ならぬ興味を抱いていたのですが、この
キッカケにカラオケ終了後、すぐさまツタヤで借
りてきました。
まず、ビックリするのがWALT DISNEY RECORD認証
つまり、ディズニー・グループの御墨付きなわけ
です。ただ、歌っているのは邦洋問わず明らかに
ディズニーランドとかにいたら、ミッキーの顔も
強ばりそうな猛者ばかり。あ、でもHUSKING BEE
の磯辺くんとかビート・クルセイダースとかは大
丈夫かも。（大丈夫か？）まぁ、それはともかく、
そんなディズニーの管理下においてディズニー映
画やディズニーランド内、果てはエレクトリカル・
パレードの音までパンクとして見事にカヴァーし
てます。中には、そこまで手を加えると現曲の影
も形もないなぁというものもあるのも事実ですが、
まぁ、それは人それぞれの解釈ということで無問
題。

そんな中で僕のハートをガッチリ掴んだのはH2O
という外国のグループの演奏する『IT'S A SMALL
WORLD』。こういう超名曲をカヴァーするという
のは栄誉な代わりに、大きなプレッシャーに押し
つぶされてもおかしくないある意味、貧乏くじに
も似た感覚があるわけですが、疾走感があるコー
ル＆レスポンスに溢れた良質のパンク・ロックに
なっています。

しかし、自分の中に深く入り込んでいる二つのジ
ャンルが見事に融合しているのを聴くと、ホント
「技あり！」って思ってしまいます。しかも、磁
石でいえばNとSくらいの両極なものの融合ですか
ら、痛快なことこの上ない意味では笑いが止まり
ません。でも、もしかしたら自分にとってはどち
らも同じものなのかも。だって、どっちも何の迷
いもなく童心に戻れるんだもん。もちろん、肉体
は既に衰退の一途を辿っているけれど（苦笑）精
神はいつでも子供に戻れる。僕の中ではどちらも
キラキラしてるんです。それだけは、このCDを聴
いてハッキリわかったのでした。