前回のhideの項で『また逢いましょう』なんてタイ
トルにしちゃったもんだから、てっきりこのメルマ
ガもお終いなんて思った人もいるかと思いますが、
どっこい僕は元気です。来年は若干不調気味のPCを
買い替えられたらいいなあ…なんて思っていますが、
どうなることやら、それ以上に引っ越しもしたいし、
車もほしい。物欲は永遠だなと少し実感。来年も物
欲王の道を爆進することは受け合いのようです。

まぁ、自分の近況はともかく、世間はすっかりクリス
マスのようですね。僕のお店でもクリスマス・パーテ
イを開催するわけですが、かつて無い程のバタバタ感
に見舞われて、イベントというものの事前準備は、本
当に必要だなと６年目にして再確認したわけですが、
さてどうしよう。当日は全スタッフ盛装なんですよ。
正装じゃないですよ、盛装。つまりは盛り上がる装い
ですよ。何にも考えてないし、何のイメージも涌かな
い…明日までには何らかのウルトラＣが浮かぶといい
んですが。

さて、話は戻ってクリスマスです。思うんですがクリ
スマス・ソングって減りましたよね？以前のような、
『クリスマス〜』みたいな曲名から、「ああ、これは
クリスマスの曲なんだ」と連想させてくれる曲が減っ
たように思えるのは気のせいでしょうか？これって、
ある意味山下達郎への白旗を宣言しているんでしょう
かねぇ。いや、もちろんクリスマス時期にリリースさ
れ、それがクリスマスに流れると、ああ少し感動的な
ロマンティックなナンバーというのが昨今は増えてき
たように思えます。パッと浮かぶのはMISIAの『EVERY
THING』とかね。まぁ、クリスマスという縛りがなく
なった分、想像は飛躍するとは思うんですが、何か少
し寂しい、そんな事を考える僕は何だかんだ言って、
クリスマスが好きなんでしょうね。たとえ、そこに彼
女がいようが、いまいがね。

というわけで、そんなクリスマス・ソング衰退の中、
いち早くリリースされたクリスマス・ソング、それが
氣志團の『SECRET LOVE STORY』なわけです。こんな
こというと何だけど今年の氣志團はイマイチだったか
なと感じているのは僕だけじゃないでしょう。確かに
満を辞したアルバムも発売、『木更津グローバル・コ
ミュニケーション』も大成功を収めたじゃないかとい
う意見もあると思いますが、今年出されたシングルに
は、なんかこうパンチというか、ドラマティックなも
のが足りないような気にもなるのです。実際、この曲
を聴いた時も「あれ？なんだかなぁ…」ということを
知人に漏らしたわけですが、１２月に入ったある日、
聴いてみると「おや？？」と思うくらいよかったので
ビックリしました。やはり、クリスマス・ソングには
ちょっとした魔法がかけれるんでしょうかね。んでも
って、ガストでPVを見たんですが、なるほど正道のヤ
ンク・ロックなんですね。男子特有の「ケッ！クリス
マスなんぞ」という気持ちとは裏腹に込められた秘密
の思いを綾小路翔は臆面もなくメロディに乗せている。
この甘酸っぱさって、よく考えてみたらザッツ氣志團
というべきのものなんですよね。もしかしたら、この
曲を通して氣志團は足元を見つめ直したのかもしれま
せんね。

いよいよ明日はクリスマス・イブです。皆さんはどん
なクリスマスを過ごすんでしょうね。家族で過ごす人、
仲間うちでパーッとする人、一人でシンミリする人、
そして恋人と過ごす人。色々な物語が描かれることで
しょう。まぁ、でも各々にとって良いクリスマスであ
りますように…そして、それは各自、『SECRET LOVE
STORY』のように素敵な魔法がかけられますように…