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grad all over-腐れ縁の音楽達-

うちには自慢じゃないけどCDが1000枚近く(2003.7.31現在)あります。日々音楽を聞き漁る僕の独り言、雑文です。御意見等あったら、よろしく。ちなみに下項よりメルマガGRAD ALL OVERにも登録できます。

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(129) 2002年のベストです。◆◆YUKI--PRISMIC◆◆ 投稿者:nabes MAIL URL
早いもので今年もそろそろ、終わりに近づいてい
ますね。1月からスタートしたGRAD ALL OVERも、
もうすぐ、1年、そしてメルマガもお陰さまで1
00号を超える事が出来ました。ひとえに読んで
頂いている皆様のお陰だと思い、この場を借りて
まずお礼ををば。

さて、年末というと、やはり1年の総括をしたが
るのは、全世界の人間の常というものです。全体
的な事、仕事、恋愛、そして趣味。僕の場合、音
楽に関していうならば、なかなか幅を広げる事が
出来たような気がします。そして、色々な場のBG
MやSEなどにも気にかけるようになり、少しでも
琴線に触れたジャンルを聴こうと心掛けてきまし
た。これ、結構大事で、ふと雑踏の中で「あ、い
い曲」と思ってもその瞬間のハナシに過ぎず、な
かなかその点が線に繋がらない、というか、繋げ
るまでもないというのが本音でしょう。でもそこ
に音楽がある限り、なるべくその出会いを線にし
ていきたいもんだなぁと思っている訳です。そし
てその中でやはり揺るぎないモノを僕はヘヴィ・
ローテーションするわけですが、今年は邦楽に特
に耳を傾けたような気がします。もちろん、日本
人ですから日本語の方がより耳に入り易いし、巷
で流れるのは邦楽が7割は占めているような気が
します。でも、昨今の洋楽化している邦楽のクオ
リティというものに、素直にリスペクトの念を示
し、そして更に邦楽を愛していくという心地よい
循環が顕著に現れた年だったような気がします。

さて、その中で特によく聴いていたものは果たし
て何だろう?と考えたとき、このアルバムは外す
事ができないでしょう。YUKIの『PRISMIC』。こ
とあるごとによく聴き、そしてそれは今年のベス
トといっても過言ではないと思います。
御存知の通り、YUKIはジュディマリの中心人物、
2001年、惜しまれながらジュディマリを解散して
今年2月よりソロ活動を開始しました。もちろん、
その間MEAN MACHINEという部活のようなバンドも
ありますが、前にそちらは書いているので割愛さ
せて頂くとして、純粋なソロ・ワークとしてのYU
KIの話をするとしましょう…と、ここまで堅苦し
く書いてきたけど、勝手ながらここはいつものよ
うにYUKIちゃんと表記し、普段の喋りのような文
体にしときます。そんな冷静に語れるわけないし
ね(苦笑)。

いきなり不思議なジャケットです。中指と薬指を
開けて、何ともいえないアンニュイな顔でこちら
を見つめるYUKIちゃんを見て、ビョークのデビュ
ーアルバムを思い出したのは僕だけか?個人的に
は以後、セカンドが出ようとも、このポーズ、表
情は不変でいてもらいたい気がします。基本的に
はYUKIと愉快な仲間達といった風情でバラエティ
に富んだ作家陣を敷いています。シーガルの愛葉
さん、スピッツ、ズボンズ、果てはラッセル・シ
ミンズ(JSBE)まで・・今までのガールポップか
らの脱却と一シンガーとしての新たな可能性を模
索した感じに仕上がっているものの、そこに広が
る世界こそ、YUKIちゃんそのものといってよいで
しょう。最初に聴いた時はスピッツ作の『愛に生
きて』と『プリズム』の綺麗なメロディにやられ
ましたが、後々聴いていくに従い、軽く突き放し
た感じとか、内省的な部分とかにおいて、JAMと
違うYUKI個人のパーソナルな核を映し出した快作
であると確信しています。特に『66db』のスピ
リチュアルでスペイシーな浮遊感は、多の日本の
トップアーティストには真似の出来ない仕上がり
といっても過言ではないかも(あ、対抗できると
したらCHARA、UA辺りがいるね)。でも戻ってく
るのは、やっぱり『プリズム』になるのかな。と
にかく、今年一番の名バラード。ライブでは他の
作品に遠慮して(?)前半の方にやってしまうけ
ど、個人的にはこれで締めてほしい気のする感涙
できるいい作品です。

とにかくよく聴きました。残念ながらJAMほど売
れたか?といわれたらそうでもなかったかもしれ
ません。がしかし、今後の長いアーティスト活動
の中で、はじめの一歩でとんでもないモノを聴か
せてくれたら、次にも期待が高まるじゃありませ
んか。まさに、

「咲くのは、光の輪。高鳴るは胸の鼓動。」
                 (プリズム)

現在、YUKIちゃんはYO-KINGこと倉持陽一氏との子
供を妊娠しているため、少しお休みといったとこ
ろですが、また近い未来、胸の鼓動が高鳴るくら
いの光の輪を咲かせてくれるでしょう。それまで
この作品を聴き倒すことでしょう。答えは空の上
にしかないのです。

さぁ、来年もいい音楽聴くぞ〜!

2002年12月24日 (火) 08時21分




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