はじめまして。
最近やっと別居を始め、前後して「モラハラ」の事を知りました。長い結婚生活でしたので遠い昔のことになりますが。

切迫流産二回、妊娠中毒症　優生保護法による八ヶ月の堕胎措置（子供は奇跡的に助かり無事に育ちましたが）

それらはもともと夫の冷たい態度による心労、過労からでしたが、何より、そういう非常事態になったときの夫の冷たさはさらに輪がかかっていました。

流産しかかった朝、私がいくら頼んでも一緒に病院に着いて行ってくれず「仕事がある」の一点張り。それで勝手に出て行くのかと思うと、「私のことはいいからあなたは仕事に出かけて下さい」という言葉を私から聞くまで、鞄を提げて玄関に立ちつくしました。

そのまま実家で安静治療することになり、たまの日曜に尋ねてくれたので、色々話もできると喜んでいたら、自分の実家（近くだった）へ行く途中に寄っただけだと言い、精神不安定になっていた私が泣いてもうすこし一緒にいて欲しいと頼むと、ますます頑なに、拒否の態度を示しました。

「仕事だからすまん」とか「一緒にいてやりたいけどそうもいかないから」とかいうわけではないのです。

「おまえの要求にうんというと思ったらまちがいだぞ」という態度でした。切迫流産の妻を泣かせて振りほどいて自分の実家へ行きました。何のためにきたんだ、流産させたかったのか・・・とさえ思いましたね。

出産も「今回子供さんはあきらめてください、母体の命も心配です」と医者に言われて朝からその処置を受ける日も、付き添うこともなく、定時まで仕事をして病院にやってきたのは夜の九時でした。心配もしていないのですから、子供が助かったことにも、さほど喜んだふうもありませんでした。

夫の母も明らかにモラです。奇跡的に初孫が助かったというのに
夫も姑も赤ん坊が生まれたことを親族に一切知らせていませんでした。

私がいたわられるべき状況にいる、ということがとにかく悔しくてならないという人で、妻に嫉妬するんですね。俺のほうがいたわられるべきだ、といわんばかりに。

その通りなんです。
子供に目が向いたり、あなたが（非常時に）夫より自分に目が向いたりすることが許せないのです。
自分が一番大事だから。
うちモラも３人の子供中心に家庭が回っていくので、寂しい→私が冷たい→浮気したのは（そのせいで苦境に立たされたのは）私のせい、となりました。
自分から出て行くと言ったけど、「追い出された」と言って回っていることでしょう。
財産分与でも、「盗られた」と思っているようです。子供名義の貯金も半分分けろと言いました。
夏草さん、命がけで子供さんを出産されて、いちばん祝福されるべきときに辛い思いをなさいましたね。ＨＮ通り、生命力強く、心を回復されますように。

こちらを知って、夫婦の悩みを初めて「癒される」という経験をしました。

思い出（そんないいものではないけど）編ということで昔の話を書かせてもらいましたが、これは皮切りというか、その後の辛さからいえば、こんなのは序の口だったのです。

子供もいることだし「前向きに生きる」つもりで、夫に、こちらへ理解を求めて切々と訴えたり、治してくれる、と信じて待って、挙げ句の果てにはパニック状態に陥る、という生活を繰り返してきた、自分の態度も間違ってったんだ、自分を本当に大事に出来る健全な人間なら、もっと早くこんな男を見限っていたはず、

と、「モラ」のサイトを知って、いろんな方の話をうかがっているうちに、やっと今頃その当たり前の考えにたどりつきました。

やはり夫は「ヘン」だったんだ、と知ったところで、そして相手を糾弾したところでどうにもならない。できるのは「ＮＯ」ということだけ。つまり「離れる」ことだけ。
それがもっともフツーの対応なんですよね。
それが出来なかった自分・・２７年です。おバカです。

とにかく、今更過去を見ても始まらないけれど、長年の傷を癒したい意味で、また書き込ませてもらうかもしれません。

浮気がなかったら、気づかずにもっと行っていたかも。変な奴の世話をできるのは私だけなんて思いこんで。本人は世話してもらっている意識がなくて、稼いでやってるのに無駄遣いとしか思ってなかったにもかかわらず。

また貴重な体験、聞かせてくださいね。

　ここでお話をされる方で、病気でつらい時、妊娠や出産で身重の時までも、モラやその親に酷いことをされている方がとても多いって･･こんな時にもモラハラをして追い詰めるなんて、人間とは思えない言動ですよね。

妊娠・出産と関わるモラハラの話、いちばん心が痛みます。

今までお話しませんでしたが、実は私にも少しの間だけ子供がいました。
　妊娠中ももちろんモラハラはひどく、出産後も酷いことを言われ･･
私自身、モラ夫が嫌で嫌でたまらなくなった時に妊娠がわかったので、「こんな男の子どもいらない」と、思ったこと、それ以前にこんな男と結婚してしまったことを後悔ばかりし、こんな母親には子を持つ資格はない！と、まるで天罰が下ったかのように、天国にかえってしまいました。
　妊娠のこと、出産のこと、そして子供が死んでしまった理由に推定される、あってはいけないような恐ろしいこと、また、ぜひ今後ここでお話させてください。。

えりささん

＞子供が死んでしまった理由に推定される、あってはいけないような恐ろしいこと

そう聞いただけで、心が締め付けられる思いです・・。
私は幸いにも、子供が無事に生まれて育ちましたけれど、亡くなってしまった子供のことは、一生消えない悔恨として心の底に凝ったままになりますよね。黙ってらした気持ちもわかるように思います。