モラ夫の母（モラだと思う）のことで忘れられないこと

未熟児で産まれた子供はアレルギーでも苦しみました。
喘息の大発作、重症のアトピー・・。
ほとんどの食品に陽性を示し、厳しい食事療法をしました。

二才の頃のある晩、長芋の短冊の先ほんの５ミリほどを囓った娘が２、３分もたたないうちにお腹が痛いと泣き出してころげまわり、噴水のように激しく嘔吐し出しました。吐いて吐いて胃液まで絞り出すようにして泣き、私はそれがアレルギー症状だとは知らず、膓重積か何かではないかと、夜の病院を訪ね回りました。

結局それは長芋のアレルゲンによるアナフィラキシーショックというやつでした。（命にかかわることもあるらしい）次の日娘の顔と全身はまるで漆かぶれのように真っ赤にぶつぶつと腫れあがっていました。

さいわい症状は数日で引き、その次の休日家族で夫の実家に泊まりがけで出かけました。そして例の夜の顛末を義母や義父に話したのです。

「ふうん、長芋ねえ、そういえばしばらく食べてないわ。なんだか食べたくなってきた。」

これが義母の言った唯一の反応でした。なんだかイヤな気がしました。

そしてその日の夕食、義母がおつゆを作ってくれました。
さて、いただきます、と私がお椀を手にとって中の実を箸ですくい上げて見ると、なに！！長芋？！

「お義母さん、これ、なんですか？！」
「長芋よ、あんたの話を聞いて、食べたくなったから、あれからスーパーに走って買ってきたの」
としらっと言うではないですか。

はっと子供の方を見るとお椀に口をつけてお汁をすすろうとしている寸前でした。

「○○子！やめなさいっ！！」
私は立ち上がってひったくりました。

「お義母さんなんでですか、だからってなんで○○子にまた長芋食べさせるんですかっ！」
話しっかり聞いてなかったのか、と思いました。

「聞いてましたよ。でも、おつゆくらいなら大丈夫じゃないの？」

たとえアレルギーの知識に疎いとはいえ、わざわざピンポイントでおつゆの実にするか・・・・

さらに怖かったのは、このやり取りの間、義父もそしてあの夜の子供の苦しみ方を目の当たりにしていた夫も、全くそばで無言のまま我関せずで食事を続けていたことです。

あとで、どうしてお母さんのしたことに驚かないの？と問いただしても、「まあ、悪気はないんだろ」で流すのです。

アレルギーのことはあまりご存知ないかも知れませんが、２回目にアレルゲンが入ったとき、これが一番激しい症状を起こすのです。

確かに義母はそんなこと知らなかったでしょう。
しかし、孫にとっては毒に等しい食べ物を、久しぶりに尋ねてきた夕食に、わざわざ買いに走ってまで出す祖母がいるでしょうか。その思考回路の不気味さにに慄然としました。

同じアトピーの子を持つ友人にだけ話したことがあります。
「未遂じゃなきゃ、死んでたね・・」とぽつんと言いました。

「故意の復讐」ってやつじゃないですか？
本人はわざとのつもりはないかもしれないが、わざとやってるとしか思えない。

犬の話といい、すごい姑様でしたね。
つきあわないで良くなって、私までほっとします。

何に対する復讐ですか？
誰への？

心理学用語です。

夏草さんの姑様のような人は、何かを忘れたとすれば、それは最初から頼まれたこともやる気が無く、どうでもいいと思っていて、善意もないんだそうです。

多分誰かからそういうやり方をされ、自分も他の人に向けて、同じことをしてるんだろう、ということです。

詳しいんですね。
私も、夫のことなど、心理学的にどういうことなのかって、素人ながら素朴な関心はあります。もっとも、それ知って、自分の今後になんの意味があるのか、といわれればそうなんですけど。

モラハラの本などまだ三冊ほど読んだだけです。
お薦めのものなどあれば教えてください。

周りの読ませたい人に渡しているので、手元にはほとんどないんですよ。
だから、記憶に残っている断片的な知識でして、お恥ずかしいです。
ですから、夏草さんもご自分で読んで下さい。
知ってなんなんだ、って、読んで自分が感じていた通りのことが書いてあると、これまたスッキリしますしね。（笑）

カウンセリングには通うんですか？
夏草さんなら、そう長く通わなくてもスッキリすると思いますけどね。
下でも言いましたが、私が去年3ヶ月通ったところなんか、すごい効果ありました。

　夏草さんも、犬のこと、子供さんのアレルギーのショック症状などで、、目の前で苦しむ姿を目の当たりにされ、それにその姑さんのなんと心ない言動、どんなに辛いことだったでしょう・・・。

日本海さんのおっしゃる「故意の復讐」なのかも知れないし、、
姑さんには、人としての想像力が大きく欠けているとともに、異常なほどの人への無関心なんですね。
　長芋での一大事を聞いても、「食べたくなった」なんて、なんでも自分のこと、自分にとって都合のよい思いしか浮かばないし、普通の人ならそんなひどいことがあったなら、アレルギーのことを知らなかったなら、きちんと知って今後備えるはずのこと、ができないし、しようとも思わないのですね。

モラは、とにかく自己中で、自分に関心のないことはいっさい取り入れようとはしない・・それが命に関わることであっても、平気で無知でいる。

私の子供の揺さぶりのこともそうですが、夏草さんのところも、そういう命軽視なモラですね。

おっしゃるとおり、他人の痛みへの想像力欠如、は確かです。（夫もです）それが無知なのか故意なのか、はかりかねます。

姑の行動に対しては「辛い」と言う気持ちより、常に「不可解」「不気味」が先にたちました。そしてそんな母を全く普通で、むしろ優しい、という夫こそ不可解です。

子を亡くすということはこの世では何よりも辛いとされてることです。言い切れないえりささんの思いもお察しします。

夫は大型バイクを持っていたんですが、幼稚園や小学生の自分の子に、「運転しにくいからお父さんにつかまるな」と命令して、足も届かない小さい子にですよ、両手だけで（つかまる棒はあるので）からだをそっくり返らせて後ろに乗せていたんだそうです。

普通、後ろに乗せるなら、怖いだろうからお父さんにしっかりつかまれ、と言いませんか？
怖かったでしょうに（ジェットコースターより怖かったそうです）私は後で知って、呆れました。

結婚してしばらくは、いろんなことを悪気はないんだろうとか、迂闊な人だからと思っていましたが、わざとやってるとしか思えない。

何かをしないことで意地悪をする（消極的攻撃）というんじゃなく、選んでタイミングよくわざと意地悪をやっている。本人はわかっていないのかもしれないけど。
そう感じたことが何度もありました。気味が悪い。

夏草さんの夫は、母親が正しいと信じて成長し、母親の価値観そのままに今も生きているんでしょうね。
うちの夫とその父親みたい。かなり気持ち悪いです。

日本さんちはアメリカ家庭だけあって、ロデオで子供さんを教育ですか！まさに命がけですね。

うちモラは昔から山が好きでしたが、ドライブウェイが山頂まで続いている山ばかり。体重増加で300ｍも無理。昔のハムのコマーシャルのような親父にはなれなかった。
もっとも登るとなれば、登山靴から水筒から食器から、一式買い揃えないと気が済まないので、出費が大変。海外出張の時にも毎回、一式必要でしたけど。

夫の思い出版なのでいつもは読んでいるだけなのですが、初めてレスします。
うちの母もどうしてそんなことするの？と思ってたずねると、「だってわたしが○○したかったから」というのがよくあります。最近ではもう、そういう人なんだと慣れてしまいました。

＞「聞いてましたよ。でも、おつゆくらいなら大丈夫じゃないの？」
アトピーに詳しくないならないで、どうして先に夏草さんに「おつゆくらいなら大丈夫かしら？」と聞けないのでしょう（聞かなくてもダメだと予想できそうなものですが）。
母もそういう所（勝手に判断する）があって、なぜ「相手にたずねること」ができないのか理解に苦しみます。これが「故意の復讐」なんでしょうか。

もしそのおつゆを娘さんが口にしていたらと思うと、ほんとうにぞっとします。そうなってもきっとお姑さんは、「だって知らなかったから」で終わってしまうんでしょうね……

＞「ふうん、長芋ねえ、そういえばしばらく食べてないわ。なんだか食べたくなってきた。」
オエーわかります！
私の知ってるモラもそんなタイプでした。
話をしていて、たまに一瞬固まるんですよね。
エッ？どうして今までの流れでそんな言葉が出るの？
冗談？にしてはタチ悪すぎない？っていつも思ってましたが、本人平気な顔して言ってるんですよね。

モラにとっては、自分の聞きたい情報しか入らないし共感性が無いから、自分の孫が七転八倒しようが「長芋食べたい」という自分の欲求にしかならない。

そして周囲も自分に被害が及ばない限り「天然だから」とか可愛い免罪符でかたづけちゃうんですよね。
悪意の在不在じゃなくて、やっている事は鬼ですから！って思います。

これで、万一お子さんが口にしても「大げさに騒いでるだけと思ってた」とか「そんなことになるなんて、聞いてなかった」とか言うんだろうな･･･。

自分が芋食えても、バイク乗れても、他人はそうじゃないって境界が無いんですね。

アレルギーって、お箸の先に付いたひとしずくでさえ大ごとになるものなんです。
ほんとぞっとします。

夫は子供の頃にんじんがきらいで、なかなか食べられなかったそうです。にんじんのお皿だけを食卓に来る日も来る日も出してやると仕方なく泣きながら食べた、というエピソードを姑からよく聞きました。なんだか、いやな話でしょう？

けれど、こちらがやめてほしい、ということをわざとのようにするという行動パターンは夫の得意なハラスメントで
うちでは「長芋症候群」と名づけて、夫への抗議に使ってましたけど。（苦笑泣）

ももさんの「母」って姑さんのこと？

＞そして周囲も自分に被害が及ばない限り「天然だから」とか可愛い免罪符でかたづけちゃうんですよね

「可愛い免罪符」・・・いい表現。以後使わせてもらお。

＞「大げさに騒いでるだけと思ってた」とか「そんなことになるなんて、聞いてなかった」とか言うんだろうな･･･

もしなんかあっても、まわりの非難をかわせる安全圏に身をおいといてやるんでしょう。言い訳さえたつなら、孫の躰のことなんてさあ知らない・・なのかしらねえ。

誰にだって、多少はあるかも知れません。

しかし、しかし、度の過ぎた麻痺。　

乳児期に失われた神経回路に、修復はあり得るのでしょうか・・・

姑からお子さんの命を守るのに、母親も命がけになるかも知れません。

夫は小学生の頃、あの父親と暮らさないでくれと母親に頼んだ。
母親が、自分よりあの父親を選んだ、あの酷い父親の方が子供より大事なんだ、と思って恨んでいる。

夫は私に母親を見て結婚した。
私に愛される自分の子供達を妬んだ。
母親に愛されなかったと思っている分を、私に無茶な要求をして埋めようとした。

夫は「子供にやきもちを焼くな」と言ったけど、嫉妬していたのは夫の方なんですけど。
手作りおやつを与えられる子供達に「俺はそんなことはしてもらっていない」いつでも「俺はお袋にそんなことはしてもらわなかった」
だからって、私が我が子にしてはいけないということはないでしょう。
姑は、共働きだったし、怖い義両親と同居で大変だったんです。

自分の子供達にいじめのように厳しかったのも、父親の真似。あれもこれも父親の真似。
大嫌いな父親そっくりになって、自分が育った家庭と同じような家庭を作って満足したんでしょうか？
子供の頃の夫が言ったように、夫の子供も、お母さん離婚しなよ、と言ったし、私たち母子は逃げましたから、ますます我が子が羨ましいのでしょうか？

日本海さんを母親がわりにするということは、自分＝父　日本海さん＝母として、育った家のコピーを自分の家庭に持ち込みたかったんでしょうか。それは当人も意識せず、そうなってしまうんでしょうね。それしか見てないから。

ただ、子供さんに対する嫉妬は「自覚」的ですね。自分がしてもらってないから悔しくなる。

不思議とうちモラ夫は娘に嫉妬は見せません。異性だからかも知れないですが、はた目には子煩悩でした。しかし、大事なところでも決して叱らない、病気にも無頓着、など、底の冷たい部分は見えてました。

彼が嫉妬の対象にしたのは私のみ。
それも、私と両親の関係に。友人（男の友人でさえ）には全くそんな気配も見せたことないのに。実家へいくといつも大変。いつも決まって一緒に着いてきて、これみよがしの不機嫌。挨拶だけしたらあと父や母が何言おうと、うつむたまま話もしない。「お茶にでもしましょうか」となると、「いらない」とぷいっと立ってみんなのいるリビングから出て一人隣の部屋で何するでもなく日がな一日坐ってる・・私が再三声かけても無言。間に立って、うっとぉしいったらなかったですよ。お盆やお正月の風物詩になってましたわ。あの姿。
外での好感度まるだしの態度とは大違い。
年賀状には「○○さんの笑顔にいつも和みます」なんて文面がどれほどあったか。

思えば「普通の家庭」への嫉みもあったのかも。
自分の妄想の中の「母からの愛」をくつがえされそうになる場が
「よそのおうちの団らん」だったんでしょうね。

そういや、産後実家で寝てたとき、「いいかげん親離れしろ」という電話をかけてきたっけ・・・アンタのほうやろーーー！！
（日本海さん、この棚上げ発言もモラの特徴かな？）

「投影」かもしれないし「嫉妬」かもしれないし、モラは自分は高みに置いて、他者は見下しますからねえ。

うちモラも、妻のことも妬んでいたし、妻の実家も見下していました。
私の両親を見下していたのに、私の母親（専業主婦で愛情深い）が婿殿に優しくするもんだから、妻に「お前もあのくらいしろ」ですよ。
私の両親も彼の従属物であったらしいので（彼の脳内構造）義理の親に何かしようとか思ったこともないくせに（自分の親に気に入られることだけに頭いっぱいだった）捨てられそうになると付け届け。（笑）

うちの場合、モラにとっての「外側の人」になった方が気が楽でありました。
私も私の両親も、モラに少しは気配りしてもらえるもの。（笑）

笑い話にしかなりませんが、夫は「お袋は親父より人気もあって人柄も良くて、親父は俺の方が頭が良いとお袋を見下してるけどお袋の方が良いぞ、なんであんなくだらない親父と添い遂げるんだろう」と言っていたんですが、うちの子供たちもそっくり同じことを言いましたよ。
夫は「自分だけは特別」だから、捨てられないと思っていたのでしょうかね。

＞ももさんの「母」って姑さんのこと？
　いえいえ、実の母です。普段はそんなことないのですが、時々何でそんなことを？と思う言動を取ってくれます（中には結構ひどいのもあります）。
　皆さんのモラ夫に比べれば、たいしたものではないのですけど、ここを読んでいるとやっぱりモラ母かなと思ったりします。

夏草さん
モラ義母さんは周りが見えないのですね。
そして何が大切なのか（人の命を含めて）何をすればいいか、何をするといけないのかが全く分からない人ですよね。
その被害から夏草さんやお子さんを守るために、絶えず周囲に神経を尖らせておかなければばらないのはとても苦しい事と思います。
夏草さんのとっさの判断が無かったら・・と思うとぞーとします。


横レスですみません。
日本海さんが書かれた
＞手作りおやつを与えられる子供達に「俺はそんなことはしてもらっていない」

はうちの夫も私にいいました。運動会などの時の特別なお弁当の時も・・。
運動会や遠足の時は近くの仕出屋さんのお弁当だったらしい。
豪華であっても愛情が無い、辛い幼少期だったのでしょうね。
でもそれを自分の作る家庭にまで持ち込むからこんな事になるのだとは思いもしていないからややこしくなる。
モラは持って生まれた資質より、育ってきた環境の影響が大きいのでしょうか。

モラの特徴に他人に無関心（人によっては違うでしょうが）もあると思います。

夏草さん、みなさん、はじめまして、
いつもロムして勉強させてもらっている者です。
思い切って書かせていただきますが、
夏草さんのモラ姑さん（義家族も）、アスペルガー症候群では？
かばうつもりは決してありませんが、いかなモラといえども、
そこまで悪気なくしてひどいことをしてるのに？家族も無反応というのは、
やっぱり相手の気持ちが皆目わからないのではと思います。
ちなみに私は、今から思えばそういう気のある人ばかりに囲まれていたので体験豊富です。
（たいしたことではありませんが、積もると今でもトラウマに・・）
夏草さんの書き込みを拝見して、目に浮かぶようでした。
基本的に会話がまったくかみあわないんですよね、そういう人達って。
こっちの話題もすぐに自分のほうへ引っ張って行くだけだし。

ずっと以前もどなたがか発言されてましたが、調べれば発達障害モラも多いだろうということでした。
家族への愛がないそうですから・・・（しみじみ）。
アスペルガーが大人になって、人格障害の2次障害を併発するというの、
この方面からの研究も、モラ撲滅、予防、克服に役立つのではと思うんですが・・・。

で、この機会に申し上げたいんですが、ここに書かれている方々、みんな大好き！立派、勇敢、ご尊敬申し上げています。私にも元気ください！！！
皆さんに幸せがやって来ないはずがないと思って、陰ながら応援しています！！！

今後も書き込んでください。よかったら。

そういえば、これまで何人もの人が、うちモラはアスペルガーみたい、と言っていましたよね。

夏草さん、ほら勉強することが増えましたよ。

ここの人達って、親切な上に勉強家だわあ。（笑）
だって、知識を得ると納得できることも多く、スッキリするし自信も出るんですもんねえ。