変な人は、男でも女でも、30歳を過ぎて独身の人がいると、決まってこう言いました。
「その人は、何か、人間的に欠陥があるのか？」
私の職場は、独身率が高いのです。
年上の独身の同僚と遊んだりすると、
「そんな人と遊んで、お前もそうなるぞ！」と言う。

「結婚して人として一人前」
そう言う考え方もあると思います。
その考え方が、合っている、間違っていると言う以前に、
しているから偉いとか、してないから劣っている、と言う話ではないと思うのです。

変な人にいくら、その人はこんなに素晴らしくて、仕事上でも尊敬する部分があって、
結婚してなくても、こんなに魅力的なんだよ、なんて話しても、
通じる訳がありませんでした。
結婚を何の為にするものだと思っているのでしょうか。
社会的に人として、人格的に、認められたいから？

そんな変な人も今年で、30歳。
自分でそんな事を言っておいて、いざ、自分が30歳になった時に独身であったら、
なんて言うのでしょうか。どんな言い訳をしているのでしょうか。

うちモラは、世間体のために結婚したかったんだし、世間体のために子供も持ちたかったし、世間体のために（以下同文）仕事も出世したかったし、立派な家も車も買いたかったし、犬も飼いたかったんだと思う。
だから、世間体のために離婚したくないのだ。（笑）

自分が無いから、形や形式でしか自分を作れないのであります。
形が立派なら、中身はどうでもいいのでありました。
上っ面だけの人生。

あさひさんのモラはね、きっと「俺様は特別」感で、30で独身でも言い訳するに決まっているよね。
理屈をつけて、人のせいにして「否認」するのでありましょう。（笑）現実は彼にとっては辛すぎるから。

私がしょっぱなに出会った本には、
「そういう意味で、（モラハラの）彼は自分自身の本当の人生を生きていないのです」と書いてありましたが、ほんとそう思いますよ。
中身が見えてこないです。

うちモラは、自分で言うには中学校までは「頭がいい」で通ってきたそうです。
が、高校受験に失敗。
理由は彼曰く、もてまくっていたので、受験の時も恋愛にかまけてしまったから。
で、滑り止めの高校に行って、大学受験も失敗。
結局一年の浪人後、再び受験に失敗して二浪。
予備校に通い、合い間で適度に短期のバイトしながら、その次も受験に失敗したので、とうとう親のツテで専門学校に行きました。
そして、その専門学校の先生のツテでマスコミ業界の一端の会社に就職。

前も書いたんですけど、学歴うんぬんの話じゃなくて、高校を卒業して､ほんとにまだ進学したいと思っていたのか？
じゃあその専門学校も行きたかったのか？
マスコミ業界も、ほんとに興味があるものなのか？
ほんとはどうしたかったのが、よく分からないんですよ（笑）。
彼の「好奇心」なるものが全然見えてこないんです。

私も最初の就職先がマスコミだったことがあって、
モラは最初、そんなとこでも食いついてきたんですけど、じゃあなんか、話をしてて盛り上がったとか、楽しかったとかもないですし。

あと、私は本を読むのが好きなのですが、モラ彼も「俺、読書が趣味やん」って言いながら、私が本を買ったり、図書館に行ったりするのをけなしてましたし、実際彼が本を読むのも、何かの本の話をするのも、本を買ってるところも、ましてや彼の家で本も、ついぞ見たことがありません（笑）。

でも、本人は読書が趣味と思い込んでいて、ファッションとしてたまに会社に忍ばせているらしく（笑）、「え、だってよく会社でも本持って歩いてたら、『モラ男さん、何読んでるんですかー』って女の子たちによく聞かれるし」って言ってました（爆）。

世間体、ファッション、見た目命！だったみたいです。

実際彼は、いい家、いい車、いいスーツの持ち主で、これがある限り自分のことをいい男、と思ってましたから。

いやー、と思えば結婚もしたくてしたくてたまらなかったでしょうに
（実際、そうでしたが）よくぞ払いのけられた自分を自分で誉めてあげたいです（笑）。
もっとも彼は順番飛び越えて「子供が欲しい」「もう作ってまおや」って言って避妊してくれないことは度々でしたが。

子供も、持ち物として欲しいだけ、持ってるって言いたいだけ、というのはありありと見えました。

いやしかし、どっか行ったり、美味しいもの食べたりという目先の楽しさは別として、何かほんとの意味で、自分が主体性を持って「たのしー」と思えることが彼にあったのかどうか、はっきり言って疑問です。
なんか、常時欲求不満、みたいな感じだった。顔もむすっとしてた（笑）。
それこそ美味しいものを食べにいっても、自分が本で見つけて「ここの〇〇は最高級の素材を使い･･･」と書いてあったら、「ほんまやな、ここが一番や」となり、私があっこに行ってみたいと入った店なら、「イマイチやな」となる。
言わば、そんなことに常に無意識ながらも神経をどこかで割いてるわけで（笑）、自分の目で、耳で、舌で、手で感じればそれで済むのに、あさひさんの言葉を借りれば、ほんと「へんな人ー」って感じです（笑）。

　モラのそういう世間体第一主義って、まるで宗教みたい。
妄信してるんだ。だから自分のその価値観には根拠とか中身とか、自分がないもん。
　わたしはある日こう思ったね。「こいつは世間体教の信者だから何を言ってもしょうがない」と。

まさに その通りですね。
のめり込んで そのうち自分は神様か何かにでもなった気分なんだろう。
「俺さまはエラいんだ言うこと聞け.俺さまのおかげで飯が食えるんだぞ」だもん。
でも その俺さまのおかげで借金も腹一杯なんだよ

うちモラは、付き合いだした当初から、結婚願望が強くって、
よく「俺は２５までに結婚したい。」とか言ってました。

モラの父親が３０で結婚したとのことで、話の中で私が、
「おじさん、３０で結婚したんだね。おばちゃんのことよっぽど
好きになったんだろうね。」って普通に言ったら、

「いや、ただ単にあいつ（モラ父）は焦ったんだろう。いい年こいて、かっこ悪いからな。」
という返事がきたときは、＜へ？＞と思っていました。
（普通の会話が成立しない・・・いつもだけど）

結婚願望も、モラの歪んだ理論だったのですね〜！

そういえば別れ話でも、
「早く結婚しないと、もう結婚できなくなる。
お前、どうしてくれるんだ！！もう、俺は、おっさんとしてしか見られてない。誰にも相手にされない。お前はお気楽なもんだ。俺の時間と金返せ！。」
とか言ってました。
なんでそんな必死なのか、いつも不思議でした。

結局、何もかも、＜世間体＞なんですよね。。。
＜人よりもいい暮らし、いい車、見栄えのする持ち物（モラいわく、誰もが羨ましがるであろうブランド物）、自慢できる彼女（彼女に太ること・病気になること・おしゃれをしないこと　を許さない）、かわいいと注目されるための小細工（キティのストラップを付けたり、読みもしない本を持参したり）、ベッカムが流行れば、ベッカムとお揃いのアクセを私にねだる（だから、私はいつもプレゼントのあるイベント時がきらいだった・・・どうせ不愉快だから）＞
必要以上に、自分を良く見せようとして、現実の自分がついていかない。だから、言うことの聞くお人よしな人間をまるでオプションのように使って、自分の能力をアップさせようとするんでしょうね。。。。
なんて、ちっちゃな人間なんだろ。。

こんにちは。あはは！また、おもしろい言葉が出来ましたね。

変な人は、
「世間的には、普通は、常識的に考えて」
と言う言葉を使って、よく話していました。
怒鳴られる際に、
「お前は普通に出来ないのか！」
「常識的に考えて、お前がやっている事は間違っているんだぞ！」
「それじゃ、世間的におかしいだろう！」
と言われていた為、自分の考え方は、おかしいのかもしれないと思っていたものです。
一番一緒にいる人におかしいと、言われ続けられると、自信がなくなっていくものです。

きっと、変な人は自分が結婚できていない否認の理由については、
「付き合っていた彼女が急にいなくなった。俺は何もしてないのに。
もう女性は信じられない。俺が結婚できないのは、あいつのせいだ。」
みたくなっているのだろうなぁ〜。あはは〜。
もうなんとでも言って〜。

変な人の前の彼女は、急に留学すると言って、渡米したと聞きます。
変な人は夢を追って、と言っていましたが、それももしかしたら、
変な人の頭の中で、変換されているのではないかなぁ、と思い始めてしまいました。

うちの母が父と結婚しようと思った理由。
「ずっと自分らしく生きていけると思ったから。」
聞いた当初は、興味本位であった為、よく分かりませんでしたが、
今なら、とてもよく分かるように思います。
とても、大事な考え方だなぁ、と思います。

こんにちは。
先日は私の勘違いに気づいていただき、ありがとうございました。

なんだか、とんぼ１さんのモラ男さん話を聞いていたら、私も思い出しました。
変な人も中学まで頭が良かったと言っていました。
でも、高校はうちから近いと言う理由から、学区内で偏差値の一番低い高校を選んで入学。
高校でもそれなりの成績を修め、指定校推薦で大学に行けたと聞きます。
でも、経済的理由から大学進学はせず、地元の企業に就職しています。
今は、それから職を転々としていました。

変な人はやりたい事も、なりたいものも、なかったと言っていました。
私は、幼い頃より、なりたい職業があり今はその職業についています。
その為、
「お前には、やりたい事もなりたいものもない奴の、この空しい気持ちが分からないだろう！」
と、よく言われました。
「どうやったら、自分のやりたい事が見つかるかも俺には分からないんだよ！」
と言っていました。

今、思えば私はこの事で責められる意味が分かりません。
なりたい自分があって、そこに邁進しようとしているのに、
どうして引きずりおろされなきゃいけないのか。
だから、交際していた時は、変な人が帰ってから、
なりたい自分になる為の勉強をしていたので、常に寝不足だったなぁ。

自分は何も努力しないくせに、
「会社は俺を評価してくれない。」
「給料が安い。」
と文句は常に言っていました。
給料が安いなら、その仕事で必要な資格をとるとか、
責任あるポジションについた時に評価されるように頑張るとか、
方法はいくらでもあると思うのです。でも、
「仕事は生活の中でそんなにウエイトはない。」
こんな事を言う。
どうしたいのか、自分でも分かっていないのでしょうね。

モラの中身をのぞいても、空っぽ。なーんにもないんであります。

自分が無いから、生きるのも辛いんだと思うよ。
だから、もたれかかる依存するモラハラする期待する当てにする。あー、気持ち悪い。