うちモラはよく人さまの金の話をしていた。
「Ａさんちの奥さんは30万はもらっているよなー二人合わせて70万かー大きな家が買えるよな｣「（東京に勤めている）Ｂさんは月給60万だって、10才しか違わないのに｣

この、強欲者めが。

モラは形のあるものしか理解できないんです。数字とか形式とか。
目に見えない心とか感情は理解できないんだわ。

うちモラは、自分はじゃんじゃん小遣いを使うから、お前が貯金しろと言っていました。

再々婚しても優雅に暮している先輩、家を何軒も買い換えている同僚、著名作家の息子、大会社の部長になっている同級生、会社を作って売り上げ何十億かの親友、どの人もうらやましかったらしい。
上を見ればきりがないのに。パートしかしない私はカスだったらしい。あんたの「夢」はかなったじゃないか。でも、本当の夢は楽していい暮らしをすることだったとしか思えない。
人の価値をお金で測る人間は、自分も測られる。養育費を払い続けることでしか、子供たちに存在価値を示せなくなった。哀れです。

　元モラ夫の家は貧しかったせいもあって、気の毒ではあるんだが、モラ母やきょうだいも、やたら他人さまの家の財産が気になってしょうがないようでした。
　人の職業や収入はどんなもんで、という話にはすぐ耳がダンボになり、「誰だれさんはお金持ってるねぇ」ってすぐ言うのが、私はイヤらしくて大嫌いだった。
　また、金持ちの人が災害にあって車や家が大変なことになったと聞いたら、「金持ってる奴なんかいい気味だ！」と本気で心ないことを言った。

　結婚したての頃、まだ新婚旅行にいってなかったので、
「貯めてたお金で夢だった海外旅行に行きたい」
と話したら、『海外旅行なんかいって何になるんだ！俺のうちのような貧乏人はそんな金があるなら車のローンに当てる！』
と本気でキレた。
「だったら、わたしには今まで楽しみにしていたことがなくなってしまうぅ。」
『世の中金だ！』
　（号泣して数日後、私は過敏性大腸炎を発症した。）

たしかにお金がなさ過ぎる生活は想像を絶するものだったと思うが、貧しさは心までも貧しくするのか。

養育費を払い続けることでしか、子供たちに存在価値を示せなくなった。

↑　うちも同じだー。そして、プレゼント。
モラ夫が、なんであんなに家族にお金を使うのが惜しかったのか、わからない。
父親の真似か、家族のことはどうでもよかったのか。

今となってはどうでもいいことですが。

＞モラ夫が、なんであんなに家族にお金を使うのが惜しかったのか、わからない。

私も分からない。家族の為には１０円でもケチるのに、自分は家を買える位の浪費をしている。
誰か分かる人がいてたら、このギャップは何なのか教えて下さい。

変な人はよく言っていました。
「人とのつながりは所詮金だ。」
交際当初にこんな事を言われた為、
「それは私に言う事なのか？そう思う事は勝手だけど、私に対しても思うなら、やっていけない。」
と怒ったら、
「いやいや、それは、他人との関係を言っている訳で・・・、ブツブツ。」
私も他人だ。
この言葉を意味する事が分かったのは、逃げてくる最中に、何回も送られてくるメールでした。
「今までかかったお金を返せ！」
「プレゼントを返せ！」
「おまえのうちまで行ってやった、交通費を返せ！」
などなど。
一緒に逃げるのを手伝ってくれた、友達が、
「本当にしつこい。腹たつ〜。」
と、ぶちっと、携帯の電源を切ってくれ、そのまま、解約をしに店に行きました。

あればあるだけ使う、なくてもどっかから借りて使う。人の分も使う。
どんな思考になると、そうなるのでしょうかね。

うちのモラ男も、
「世の中、金で買えないもんはない。」
とよく言ってました。私が反論すると、
「例外もある！けど、ほとんどのもんは買えるんじゃ！！！。」
と持論を振りかざし威嚇。
「金について来る女だっていっぱいいる。」というように、どっかの週刊誌や一般メディアからの間接的な知識だけで、
「〜は…だ。違いない。」と低俗な安易な考え、言い切る姿勢。

それに、金に汚い、というか、恩着せがましい。
あさひさんとよく似ていますが、
「金の切れ目が縁の切れ目」
「お前に今までかけてきた金返せ！」
「いつ別れてもいいけど、この間の○○に使った金返せ！」
「お前にやったモン、全部返せ！」

とよく言ってました。「あれにいくらかかったと思ってるんな！。」という具合に。

そして、しし座さんのおっしゃるごとく、金・収入の話もよくしていました。そして、私にもある職種に就くようにずっと執拗に言っていて（俺は夢も叶わなかったからお前には夢を諦めて欲しくない！とカコツケ・・・努力をしないモラ）、その理由も
「俺は、貧乏はいやだ。人よりも裕福に暮らしたい。じゃないと、子どももかわいそうだ。だから、お前には安定してもらう必要がある。いまどき、家でなんにもしてない専業主婦なんて、あんなの甘えてるだけやしな。うちはおかんが働いて家を建てて俺を育ててくれてようなもんだから、子どもには、お金がないことでいやな思いをさせたくないし。」
とか言ってました。・・・・・・・
・・・・というか、おかんに苦労かけたと思うなら、同じ苦労を私にさせようとする？！それに、うちのお母さんが専業主婦だということをことあるごとに間接的に馬鹿にして。それに子どもを引き合いに出して（けど一方で、「子どもは一人でじゅうぶん。だってそれ以上だと、金くってしゃあない。贅沢できなくなる。」だって。）。
「俺は亭主関白やからな。」と言うわりに、いろんな要求を突きつける。
そんなモラ男に、

いつも「私は、そんなスーパーウーマンになれない。」
と思ってました。。。。

今思うと、何もかもあほらしい。

私の母は専業主婦なのですが、変な人はかなり馬鹿にしていました。
「旦那が稼いでくるのを待ってるだけ。」
「旦那が稼いでこなくなったら、離婚、とかいうんだろ。」
「へそくりばっかりしやがって。」とか。
本当に失礼です。会った事もないのに。

父と母は、ずっと仲がよく、今は特に、私達子供が家を出て、自活しているので、
二人で暮らしているのですが、
「楽しい〜嬉しい〜。」
と、二人ともそう言って、二人暮らしを満喫しているようです。
そういうのも、変な人は気持ちが悪かったらしく、
「いい年こいて、二人で出かけるなんて、気持ちが悪い。」
と言っていました。

でも、とても嬉しかった事がありました。
逃げてきてから、女性相談に行った時の事。
今までの経過を記入した用紙を持って、相談に行ったのですが、
それを読み終わって、まず、相談員の方が言った言葉は、
「あさひさんのおうちのご両親は、仲がいいでしょう？」
今回の事と何か関係があるのかな、と思いつつ、
「はい、とても仲がいいです。今もよく二人で出かけています。」
と言うと、
「だから、こんなに早く、自分達の関係はおかしいって気付けたのだと思いますよ。
信頼関係というものを、きちんとつくっている関係が身近にあったから、
こうして、辛かったでしょうけど、ここにいる事が出来たのだと思います。
とても頑張りましたね。」
と言ってもらえました。

話がそれましたが、家族や友達も悪く言われない今は、とても幸せです。

夫の兄弟は、揃って父親に影で「お袋が楽になるように早く」とまで言っている。
母親が、実は父親を見下しながら暮らしているのも、知っている。

それなのに、自分は父親そっくりになって、自分の家族には俺を尊敬しろと望む。
自分だけは特別か。
それは無理。
同じように軽蔑される。

マカロンさん、うちモラは妻を「魔法使い」だと思っていたようでした。
何でも簡単に叶えてもらえると信じていた。
馬鹿だ。

冷蔵庫にいつもビールが（自分の好きな銘柄の）冷えてて、生ハムとかエイひれとかがさっと出てきて、コシヒカリが炊けてて。風呂はなみなみと入浴剤入りで…飲み会も欠かさず、季節ごとに服を買って。ＰＣはデスクトップが3台、ノートが5台ありました。3000ccの車も現金払い。それなのに、いつの間にか貯金が増えてる。
そう、奥様は魔女だったのです☆…亭主だけが気づかなかったらしい。