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たのしい電気教室

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[2699] たまには質問;同期発電機 投稿者:てら 投稿日:2010年07月29日 (木) 11時34分
まっちゃん先生、こんにちは!

実務ばかりやっておりますと、電験時代の事が頭から飛んでいます。。
最近当所の常用発電機640kWが壊れました。現在もダウン中、東電頼りの状態です。。
原因;原動機(ガス炊き12気筒エンジン)と同期発電機のカップリングがクラックが入って、「エンジン過速度」となり発電機トリップとなりました。

そこでたまには、原動機→同期発電機の、機械エネルギー→電気エネルギーの変換はどうなっていたっけ?特に発電機内は?などと考えた訳です。。

1相あたりの発電機出力=(V・E/X)Sinδでしたね。
従い内部相差角Sinδで出力が増減。これは具体的には、負荷電流が流れている状態で磁束分布は回転と逆方向に偏っている。例えば原動機で増速する場合、この磁束の偏りを元に戻す(無負荷状態へ)べく、増速トルクが発生する。。。だったですかね?或いは逆でしたか?
■[2700] RE:たまには質問;同期発電機 まっちゃん(2010年07月31日 (土) 21時34分)
てらさん、どうもです。

 忘却とは忘れ去ることなりどころでなく、頭がさびついて来ました。
言い按配に、質問メールいただきありがとうございます。
(久しぶりに、参考書を引っ張り出し、いろいろ読み直して・・)

 私は、同期発電機を身近においたことはなく、実感としてもよくわからないのですが、同期発電機はその名のとおり、電圧、周波数、位相を固定しての固定運転の発電機であろうかと思ってます。
 その意味で、発電機出力の制御についても、
「1相あたりの発電機出力=(V・E/X)Sinδ」
が、公式になっていますが、この式の意味するところは、これによって任意に発電機の出力を制御するという積極的なことでなく、発電機運転中にじょう乱が発生した場合にSinδあたりを調整できるシステムにして逃げようということではないかと思ってます。
 その際、磁束分布などが、第一に関わってくるのでしょうが、そういう基本的理論より各メーカーの制御システム如何で何とも言い難い気がします。
もう少し、勉強してみます。




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