残暑お見舞い申し上げます。
不潔恐怖の私は、この盆休みを利用して
恐怖対象の実家に戻りました。
実際帰るまでの日々は、本当に帰省して大丈夫だろうか？自分を保てるだろうか？
手を洗って、また家族に不快な気分を与えないだろうか？すんごくすんごく考えました。
眠りも浅くなって、眠れないなら起きてしまえって、早くから仕事に出かけたりしました。
そうするうちに、何故私は実家とその他に区別をするんだろうか？
私の中で、何を区別しているのか？したいのか？を考えました。
そもそも実家は、過保護すぎる家庭なので、本当は楽なんです。それが重たいと思うこともありますが、我慢できる範囲です。自分の両親だし、妹だし、許容範囲です。そこに強迫の大元である祖母が遊びに来るのが、それが苦痛でした。
汚いのではなく、家族の誰も逆らえない祖母が怖
かったのだと。嫌なものから逃げたかったのだと、わかりました。実家以外は、逃げられる他人とでもいうのでしょうか？
逃げたいなら行動で反抗したら、文句を言ったらよかったのに、私は祖母が触るもの全てを水ぶきすることで、気を紛らわした記憶があります。
智恵遅れのような子がクラスにいて、友達がわざと触ったりたたいたりして汚いっていって、その子をいじめていたことがありました。私も祖母の触るものを汚いといって水ぶきすることで優越感にひたれるんじゃ？変な考えが芽生えました。
小学校６年のとき、祖母がたたんだ洗濯物は使わない。それが、いつしか触れないにかわってしまって、私が見てないうちに触ったかもしれない何とかしてキレイにしなくちゃを繰り返していくことにすすみました。
このタオルは、母がたたんだのか？祖母がたたんだのかと確認するので母とケンカになりました。
祖母がやってくる実家のなかは、祖母の行動をすべて管理できないから、私自身が触れない努力を始めました。苦しかった。外は汚したくないから、汚れを出したくないんです。
このときから自分がコントロ−ルできないものを、何とか思い通りにしたいと頑張る日々が始まったんです。
本当は自分の気持ちをコントロ−ルすることを、覚えていかなくてはならないのにね。
逆をしてきたんです。
自分の思い通りにならないことに意地を張ってきたばかりに、強迫行動をして大切な時間は失われました。
今、青森にてこの文章を書いておりますが
強迫対象のところから帰ってきた自分がすっきりきれいな感覚かといえば、中途半端な感じがします。
まるっきり不快感がないか？大丈夫なのかは、どちらかというと不快感が多少残っているじわじわ感がします。でも、人間、どんなことも慣れてしまうんです。そのうち、普通になるでしょう。
今度は、実家の家族を私の住む青森に来てもらおうと思います。
とことん汚してやるって感じ（笑）
この気力を維持できるよう、次の計画を練ることにします。
１８日のお話会に、せっかく東京に出たから行きたかったのですが・・・
義理の娘が結婚することになりまして、夫になる方を連れてくるというので、昨日こちらに戻ってきました。幸せそうな義娘をみて、いまは私も幸せです。
いつか、管理人さんと実際に会ってお話してみたいです。

その後、安定しています。
青森に戻ってすぐに車を運転し、仕事場へ。
休む暇を強迫に与えず、そのまま動いています。
洗う暇を作りませんでした。
暇は、強迫にとって最高の状態を与えることになる＝自分にとっては、最悪の状況になります。
前回はお土産を持ち帰ることも拒否。
今回は、きちんと持ち帰り紙袋もきちんとたたんで保管しました。
いつもだったら、すぐにゴミ箱ですね。
このまま、続けます。
まぁいいや・・・これを口癖に。
強迫に負けないように、うまく付き合いながら
過ごしています。
客観的に自分を見られる余裕を持ち、生活したいと思っています。
また、よい近況をお知らせできるよう精進します。

ご利用ありがとうございます。

小学校のころから、長い期間、抱えてきた問題の克服に挑戦されたのですね。
その意欲が、読む人に伝わったり、参考になる人もいるのではと思いました。

ただ、このようなことを他の人に勧めるわけではありませんし、MIKIさんがされたことが行動療法になっているかどうかは、掲示板ですのでコメントを控えます。m(__)m