自分は医師に診断されたわけではありませんが、潔癖強迫だと思います。日常生活がかなり辛いです。

先程、ある家を訪問したら玄関に犬のフンがあって、注意深く避けて帰った積りが、後で思い出そうとすると帰り際にちゃんと避けたという記憶が曖昧で、もしかすると踏んだかも知れない、踏んだ際にGパンの裾に触れたかも知れないと気になって仕方がありません。

靴の周囲を消毒用アルコールで噴霧し、履いていた靴下は捨て、Gパンは洗濯機に入れると洗濯機自体が汚染されるのでアルコールスプレーした後でクリーニングに出しました。

おそらく記憶が無いだけで、あれだけ気にしているのだから避けて通った筈ですが、一旦考えに取り憑かれると容易に抜け出せなくなります。勿論、Gパンや靴に目に見える汚れはありません。しかし汚染の感覚が拭い去れません。

貴サイトのなかで強迫性障害は栄養が足りないことが原因の可能性もあるというお話がありますが、具体的にそのような機能のビタミン等に関する研究や事例はありますでしょうか。

というのも、自分は外食が中心でやはり足りていないという自覚もあるのです。

何とかこんな状態から抜け出したいと思っています。

はじめまして。
汚染/洗浄の強迫症状が見られるようですね。

>貴サイトのなかで強迫性障害は栄養が足りないことが原因の可能性もあるというお話がありますが、具体的にそのような機能のビタミン等に関する研究や事例はありますでしょうか。

強迫性障害のページ＞補足＞セロトニンのページですね。誤解をしやすかった内容なので、修正しました。HOMEマーク。
当サイトの内容は、既存の研究・文献に基づいて書いております。

強迫性障害は、特定の栄養が足りないことが原因の可能性は、非常に考えにくいです。
うつ病の人で非常に偏った食事、つまり食事をしない日があるとか、食べてもお菓子だけというように、そのような人たちの中には、栄養療法である程度の効果が見られる人がいます。ただ、外食中心という程度では、影響は考えにくいです。脳内の神経伝達物質は、脳内関門というのものがあり、脳外界の影響を受けにくいようにできていて、そこが胃腸や肝臓などの内臓とは異なります。そういう仕組みがないと、人類も他の動物も、飢餓の度に、OCDを含めた精神異常を発症してしまうという理屈になりますが、実際はそのようなことはないではありませんか。

>何とかこんな状態から抜け出したいと思っています。

一般論として、強迫症状があるということは、それに比例して強迫行為をしているということなので、栄養をいくら変えても、それが変わらないと症状が変化しません。ですので、それを改善したければ、一般に有効性が認められている治療（認知行動療法など）をする必要があります。

管理人様
休日にも関わらずご返事を有難うございました。
注釈の追記につきましても読ませて頂きよく理解致しました。直ぐにサイトに反映されるフットワークにも敬服いたしました。正確な知識が必要だとも痛感いたしました。

余程の偏食などでない限り、食で強迫を治すということは考えにくいと理解致しました。一度、強迫を扱う経験のある病院を探して相談したく思います。