<皆様方各位>
どうも、掲示板1号の方で、つい先ほど自己紹介を終えた一匹狼と申す者です。こちら掲示板2号に書き込ませていただくのは久々か、もしくは初めてかも知れません。私とは初対面という方々も多くいらっしゃると思います。そんなわけで、はじめましてです。
すこし自己紹介もかねて書きますが、私が強迫性障害(旧・強迫神経症)を発症したのは大学4年生の時です。かろうじて同大学を卒業はしたものの、それからが大変でした。以後、良くなったり悪くなったりを繰り返して今に至ります。
私の年齢は30代半ば。すでに病気を患って10年以上になります。
ついこの前まで、都内の某総合病院の精神神経科にかかっていましたが、最近になって急遽転院し、千葉県内の精神病院に移りました。
というか、数年前まで通っていたところでもあるので、戻ってきたというのが正しい表現かも知れません。
都内の病院に居た時は、いわゆるSSRI(選択的セロトニン再吸収阻害剤)と呼ばれる薬の一群のうちの一つであるジェイゾロフトという薬を当たり前のように飲んでいましたが、千葉の病院に戻ってきて、それがカットされました。
そしてリントンなど、神経の興奮を抑える薬をメインに出してもらっていましたが、いわゆるSSRIが抜けたためか、ちょっとしたことで気分が落ち込むようになり、「近日中にSSRIを投与するかどうか決める」と言ってきていた主治医に対し、自分から「元気が出るのであればSSRIを出されたい」と言ってしまいました。対する主治医曰く、「じゃぁデプロメール(ルボックス)を出すか」と来たので、「ジェイゾロフトを出して欲しい」と、またまた口出し。
基本的に、患者が薬のメニューについて口出しすることはマイナスな結果をもたらすことがほとんどであるらしいことを、これまでの経験からやっと理解できたつもりなのですが、医師の判断に少しでも落ち度があると思うとつい口を出してしまうのが私の前々からの悪癖です。
ところが、今回は珍しく、その「口出し」が功を奏したのか、ちょっとしたことで気分が落ち込むといったことがあまりなくなりました。それはそれで良かったと思います。
それとは別に、「不安時、不穏時」のとんぷくとしてリスぺりドン(リスパダール)が出ていましたが、私が頻繁に使うため、「とんぷく」から「毎食後」に切り替わりました。
このリスパダールという薬は、不安時、不穏時の薬としてよく効くらしく、かなり気分が落ち着く感じがします。
それに対して、前にほぼ同じ用途で出されていた「セルシン」は、ほとんど効いたという感じがしませんでした。
また、向精神薬は、いわゆる「便秘」を引き起こす可能性があることから、下剤の投与も受けていますが、前の病院で出ていたマグラックスが減らされ、同時にプルゼニドが追加されたのには驚きました。過去に、このプルゼニドを飲んだためか、激しい下痢を経験したことがあるので、個人的には「非常に強力な下剤」というイメージを持っていたのですが、その薬も使い方次第のようです。
また、実際にそうだったのですが、マグラックスは使いすぎると便が下痢状になります。
したがって、マグラックスが減らされ、プルゼニドが追加導入された今は、ほぼ正常なお通じが保たれています。
お薬に関する情報で、有用なものがありましたら是非お寄せください。積極的に意見交換したいと思います。
じつは先日、ちょっとした事件がありました。
診療を終え、父の運転する車で帰宅しようとした際、「何か忘れ物をしたのではないか・・・」との強迫観念にとらわれ、心臓が激しく波打ち、しばらくは我慢しましたが耐え切れなくなり、父に言って車を病院まで戻らせたのです。そして、病院と薬局の職員に、それぞれ私の落し物、忘れ物はないかと問い合わせるも、何もないとの返事。
いちおう急いで荷物を確認し、何とか落ち着くことができ、その場は家路につきました。
上述の出来事は、前回の診療を終えた日の事だったので、また病院の帰りとかに同じことにならないよう、気を付けたいものです。
私の主治医は、今月中に私を良くすると言っていますが、それは難しいと私は思います。４月からはデイケアへの参加も考えていましたが、それも遠のいてしまいそうで残念です。
以上

　初めまして、ここに時々お邪魔させて貰ってるにゃんこと申します。
　すみません、お薬について詳しい訳では無いのですが、私はパキをここ数年一日一回２錠を飲んでいます。
　一匹狼さんはお薬のメニューについて患者が
口出しするのは気が引けるとの事ですが、
お薬が自分の体に合ってるかどうかは自分にしか
分からないのである程度は良いのではないかと
思います。
　ところで一匹狼さんは今入院されてるんですか?
　良かったらまたMAIL下さい（＾＾）。

にゃんこ様
にゃんこさん、はじめまして。一匹狼です。
まず、ご質問にお答えします。「今現在、入院しているのか。」とのお問い合わせですが、今は入院していません。ただ、今年の2月下旬から3月上旬にかけて、たった5日間でしたが入院していました。本当は最低でも1か月くらいは入院しているつもりでしたが、いろいろあって、たった5日でスピード退院と相成りました。
退院直後は気分爽快でしたが、それから体調を崩したりして再入院を頼むも主治医が最終的には自宅に戻り、いつまでも病院に居るわけには行かないんだから外来で踏ん張りなさいと言われ、そうすることになりました。したがって、今は自宅に居て、おかげさまで調子はそこそこ良いです。
さて、にゃんこさんは今現在、パキシルを服用中とのこと。じつは私も今はパキシルを服用しております。前回の診療前まではジェイゾロフトだったのですが、前回の診察で主治医がパキシルに変えると言い出したのです。それで今は、にゃんこさんと同様、パキシルを服用しております。主治医によると、ジェイゾロフトよりもパキシルの方が力価(りきか)が強いようです。これは意外でした。ジェイゾロフトの方が新しい薬なので、そのジェイゾロフトの方が効き目が強いと思っていたのです。なお、私はこの「力価」なるものがどういった内容の指標なのかを詳しくは知りませんが、単純に薬の持つパワーだと考えております。
にゃんこさんがご存知かどうか分かりませんが、にゃんこさんや私が今現に服用しているパキシルというお薬は、いわゆる”SSRI(「選択的セロトニン再吸収阻害剤」または「選択的セロトニン再取り込阻害物質」などと和訳される)”と呼ばれる薬剤の一種です。
現在、日本で使用が承認されているSSRIには以下のものがあります。
・ルボックス(デプロメール)
・パキシル
・ジェイゾロフト
・レクサプロ
確か上記の4種類のはずです。
ルボックスやパキシルを服用していた時は、それほど効果を実感できませんでしたが、ジェイゾロフトは、ちょっと違います。なかなか良い薬だという感触を得ています。また、レクサプロは、今現在日本で承認されているSSRIの中では最新の部類に入るもののようですが、いかんせんパワーが強すぎます。少なくとも私が飲んだ時はそうでした。むかしの嫌な思い出が想起された際、必要以上にイライラして大変でした。もともとSSRIというのは抗うつ剤として用いられるものらしく、副次的に強迫性障害の治療にも用いられているみたいです。あまり詳しく書くと、ただでさえ長い文がさらに長くなるので、今回は詳しい説明は割愛しますが、簡単にいってしまうと、うつ病も強迫性障害も、元をたどれば脳の中で「セロトニン」という名の脳内物質がうまく流通していないために起こるので、それで同じ薬が使われるわけですね。
ところで、にゃんこさんから、「薬の効果は服用している本人にしか分からないのだから多少は意見を述べてもいいのではないか。」とのご提案。ごもっともだと思います。これまで私を診てきた医師は何人もいますが、薬の効き目は飲んでいる本人がよく知っているとおっしゃる医師もいました。ただ私の場合、本当に言い過ぎてしまうのです。だから問題だと。
ところでにゃんこさんは、その「にゃんこ」というH.Nからネコ好きですか。もしそうだとしたら私の母と同じです。私の母は、「昔の偉い人にはネコ好きが多い。夏目漱石とか・・・」みたいなことを申しております。でも、必ずしもそうではないと、私は思います。私は犬の方が好きです。犬にだって偉いのがいるんですよね。忠犬ハチ公とか。
ではまた。

ご利用ありがとうございます。

一匹狼さまのメッセージ[4589] で、

>ジェイゾロフトの方が新しい薬なので、そのジェイゾロフトの方が効き目が強いと思っていたのです。

日本ではジェイゾロフトの方が、パキシルに比べて発売された時期が遅いのですが、・・・実は、海外で発売され始めたのは、セルトラリン（ゾロフトの薬品名）が1991年、パロキセチン（パキシルの薬品名）が1992年で、似たような時期に開発された薬です。
レクサプロは、エスシタロプラム（レクサプロの薬品名）は海外では2001年からなので、比較的新しいとはいえ、10年以上前から販売されています。

>うつ病も強迫性障害も、元をたどれば脳の中で「セロトニン」という名の脳内物質がうまく流通していないために起こるので、

今のところ、これは仮説の範囲でして、「原因」といえるかどうかは科学的にわかっていません。
セロトニンに働きかける薬によって、うつ症状でもOCDでも改善する人がある程度の割合いるという「結果」がわかっている程度です。

掲示板では、どこかで読んだ知識よりも、なるべく自分の体験を書いていただけると、誤解が少なかったりします。
今後も、掲示板をよろしくお願いします。m(__)m

　お返事遅くなってすみません、具合は如何ですか?
　まずご質問にお答えしますと、一匹狼さんの仰る通り、大のネコ好きです（＾＾）!!
　昔ネコを拾って来て飼っていたせいかネコ派一筋です（//▽//）
　一匹狼さんは犬派ですか、犬も可愛いですよね。動物は皆基本的に可愛いと思います。
　ところで一匹狼さんもパキシルを服用されてるとの事ですが、お薬は抜かさず飲んでらっしゃいますか?　
　私は最近きちんと飲んでいるので調子は良いですが、２、３日抜くと布団から起きられなくなる位やる気が起きなくなってしまいます（＞＜）。
　

どうも、一匹狼です。

<にゃんこ様>
そうですか。やはり大のネコ好きでいらっしゃいましたか。こちらの事を申し上げますと、私には二人妹がいるのですが、そのうちの一人はすでに結婚しておりまして、ネコを飼っている模様です。
それから、具合は如何かとのお気遣いをありがとうございます。おかげさまで、今現在、調子はなかなかいいです。それから薬は欠かさず飲んでいるかとのお問い合わせですが、ちゃんと飲んでおります。かなり前のことになりますが、いろいろあって薬をちゃんと飲めない時期があり、医師からお叱りを受けたなんてことも、そういえばありましたね。
今のところ、おたがい、ある程度、薬に頼らなければならないのが現状のようですが、まぁ長い目で見ていきましょう。

<管理人Ari様>
どこかで読んだことよりも極力自身の体験談を書けとのお叱りをお受けしました。
この度は多大なご迷惑とご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。
ただ、少しいいわけをさせていただくとすれば、私の場合、どこかで読んだことというのも自身の体験に含有されるので、もしそういった私固有の事情もご理解いただけると、大変うれしく思います。もっといわせていただくと、私の場合、こういった、とりわけ薬に関する情報は、いろいろなところから積極的に取り入れているので、「どこかで」という言葉が指し示す、具体的にどこだったかは覚えていないというようなニュアンスはあまり含まれないというのが当方の言い分でもあります。
そういったところを分かっていただけると大変助かります。
とはいえ、こちらのサイトは管理人Ari様に所有権が帰属するので、その管理人Ari様の御意思には極力背かない方向でいくよう留意いたします。

以上